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2016年3月3日

阿字雄の滝&三明戸湧水



日本海にポツンと立っている四角形が印象的な「立岩」
これが阿武町と萩市・大井との境を示しているんだが、週末の暇つぶし地元散策は 久しぶりに大井地区の「阿字雄の滝」「三明戸湧水」じゃ。

ココも旧ブログでは何度か取り上げたんだが なんだかんだで3年くらい訪問してないような・・・

両方とも平成20年に「平成の名水百選」に選ばれて 案内板が設置されているんで以前よりは行きやすくなっている。

まずは191号から大井馬場、ローソンのある交差点から内陸の方へ。そこから大井中学を超えて大井川を右手に見えると 市橋を渡って本郷エリアへ。



橋のたもとには このように犬を従えたヒロアキ君の像が。(←ZIP?)



その先にこのような六地蔵の立派な祠があるが ここから阿字雄の滝までは道がたいへん狭く、停めるところもないんで 車はココに置いていくのがベスト。



ここからお城のような阿字雄さん宅が見えるが、その裏に流れ落ちているのが「阿字雄の滝」というわけじゃ。



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ここは昔 弘誓寺という寺があって 寺は幕末七卿落ちの時、澤宣嘉卿を匿ったなどの言い伝えが有るんだとか。今は観音堂のみ残っているが 昔はココに毛利の殿様なんかも鑑賞にやって来たらしい。

平成の名水に選ばれてからは萩市のオープンガーデンの1つとしてエントリーされているが、阿字雄邸の庭園は雪舟の影響も受けているらしいぞ。



やっぱこういう雰囲気なんで 趣のある石仏も点在しているぞ。



大岩には和智東郊なる人物の漢詩が彫られている。(よく読めないけど)


日上林巒入画図

  畳成素練掛崎嶇

  請看石上題詩處

  字々與流飛作珠

  宝暦十三壬牛閏孟夏 東郊

 ・・・よくわからんが そんなことが書かれているんだとか。


で、こちらが「阿字雄の滝」

規模はそんなに大きくないが なにより柱状節理の岩肌が見事じゃ♪


三明戸湧水も阿字雄の滝も 阿武火山帯の羽賀台を水源としているんで セットで名水登録されているんだが、「平成の名水百選」は透明度や飲用の成分・味などは考慮しておらず 「土地の人たちとの文化的接点」を重視しているんで 飲用不可のものもあるんだとか。


この阿字雄の滝も上流がどうなっているか判んないんで飲用不可じゃ。

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再び六地蔵のところまで戻って 今度は直進して三明戸湧水をチェックしておこう。


こちらは地元の飲料水 さらに農業用水として利用されている。 
一見 ただの溝の水だがこのようなパイプであっちこっちに運ばれているぞ。


途中、このようにパイプが立ち上がって 水源まで行かずとも水を汲むことができるが 溝から立ち上がったパイプから得た水も飲みにくいよなあ・・・



飲めないことはないと思うが 水源のすぐ傍に浄水場があって そこから各地に飲用水として配給されているようじゃ。水汲み場も上水施設の入り口に水道の蛇口が汲みやすい位置に設置されているんで やはり湧水をそのまま汲むより そちらの蛇口から汲むことをお勧めしておこう。


単なる溝に見えて 流れる水は湧水からそのまま流れているんで 透明度はさすが。
これは水辺に生えてる苔じゃなくて水中の水草を写したものだが、いかほどの透明度か判るだろう。

夏になるとバイカモのような小さな花も見受けられたと思うが 転がっている石に根付いている水草を持って帰って水槽に入れてみたい衝動に駆られるが・・・おそらくそんなことをしても水温と水質が熱帯魚向けにセッテティングしてあるから すぐに枯らせてしまうんだろうなあ・・・。


で、こちらが三明戸湧水の水源地。


先ほども書いたように 水源から直に水を汲むのはちょっと危険を伴うと思うから すぐ後ろの水汲み用蛇口を使うのがベストじゃ。
「飲用」と書かれているから 殺菌か濾過か何かの手心を加えているかもしれないしな。


これが先ほどの溝を通って広大な田んぼや畑に注がれているわけだ・・・

大井という地域は古墳もあって歴史は相当古いんだが 萩にいるとどうしても歴史と言えば明治維新、あるいは毛利氏城下町中心で このような周辺地域の文化財に対してはおざなりにされている印象じゃ。

前回 紹介した鵜山のグロとか 元寇の碇石、七重エリアとか 夏ミカン畑の中にある「神の道」石塔とか 大井には何気にマニアックなものもあるんで また機会があればおいおい取り上げていきたいと思っているぞッ!!

くはっ!!

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