11月3日 文化の日・・・
週の中日の休日で天気も降水確率0%の快晴・・・と、いうわけで 今回は福岡県添田町と東峰村境に聳える「大日ヶ岳」と「釈迦ヶ岳」などを歩いてきたんで そのレポをお送りしよう。
・・・なぜ今回 この山を選んだかと言えば、すぐそばの英彦山はどう考えても登山客でごった返しているだろうし、ネットの情報では今年の英彦山の紅葉は どうもハズレらしい、ということも小耳に挟んでいたからじゃ。
釈迦ヶ岳あたりなら人もそんなに居ないだろうし 標高も少し低いからもしかしたら紅葉も期待できるのでは?という期待もあったしな。
**************************
前日の夜に下関を出発して 下道で添田の町へ。
夜間の英彦山周辺の県道は 至る所で鹿が出没するんで 轢かないように注意しながら道の駅小石川にて朝まで車中泊を決行。
朝7時に目を覚まし 8時前にスタート地点となる斫石峠に到着~♪
大日ヶ岳と釈迦ヶ岳は 山伏が英彦山から宝満山へ向かう修験道の「峰入ルート」の一部。隣の岳滅鬼山なんかにもココから縦走で行けるようだが 今回は時間が無いんでパスじゃ。
で、トンネル傍のこちらが登山道入り口。
ルート図を見ると 大日ヶ岳、釈迦ヶ岳ともに大した距離ではないんだが「健脚コース」ということになっている。
まあ、大体想像は付くが 修験道ルートなんで鎖場なんかの難所が多い、ということだろう・・・
********************
まずは植林地帯の急坂を登って斫石峠の分岐へ向かう。
目印のテープが見つからなくて ちょっと道がわかりにくい・・・というか 普通こーゆールートの場合、ジグザグに進むものだと思っていたが 基本 この2つの山は坂を真っ直ぐ登っていくのがコースとなっているようじゃ。
早くも心臓がバックンバックン言い出したんで休み休み登ったが それでも15分くらいで分岐点に到着。
これを右に取れば釈迦ヶ岳へ、そして左に取れば大日ヶ岳へ向かうわけだが、分県ガイドによれば最初に大日ヶ岳の左コースを推奨している。
目の前に聳えるピラミダルなカッチョ良い山が大日ヶ岳なんだが、5つのピークが並んでいて 頂上は一番奥のピーク。
峠から頂上まで0.9キロの表示があって 「それなら簡単じゃ」とか思ったが・・・
トンネルの上は いかにも行者道のような馬の背の上を歩くようになっている。注意は必要だがココはそんなに大したことはなくて・・・
このルートの最大の難所は 最初のピークに登る一直線の急坂に尽きる。
コースの半分はヤブツバキの雑木林をひたすら登るコースだが 腐葉土で足がズルズル滑るし景色は見えないしで けっこう辛いぞ。
まさかこれほどしごかれるとは思っていなかったが、途中で上から降りてきた人とすれ違った時に 「いや~、このコースはしんどいですね~」と、話しかけたら 「釈迦ヶ岳のほうがもっと厳しいですよ♪」などという有り難い言葉を頂いたぞ(-_-;) さすが修験道ルート・・・
ヒーコラ言いながら ようやく第一ピークの頂上に到着したが・・・景色は全く無し。
実はこの大日ヶ岳のルートは終始 展望を得られる場所はない。ゆえに分県ガイドでは最初にこの山を登ることを推奨しているわけだな。
第一ピークを越えれば あとは尾根を登ったり降りたりしながら進むコース。
峰入コースらしく巨岩なんかもあるが 三点支持で気をつけて進めばなんとかなると思う。危険な箇所もあるが 最初の急登に比べれば全然ラクだな。
あとでネットで調べて初めて知ったんだが、この巨岩群のなかに「男岩」と「女岩」があったらしいが 意識してなかったんで気付かずに過ごしてしまったぞ。
不覚ッ!!
植林帯を抜けて いよいよ頂上に向かう最後のアップダウンをノンビリ歩いて・・・
こちらが大日ヶ岳山頂(826M)。
景色は雑木に阻まれて 対面の釈迦ヶ岳の山頂がわずかに見える程度。
腰を下ろして休憩するような雰囲気でもないんで 来た道をそのまま戻ってサッサと釈迦ヶ岳を目指すぞッ!!
足を滑らせないようにゆっくり降りてきたが これから登る釈迦が岳の勇姿がこちら。
では長くなるから次回に続くぞッ!!
0 件のコメント:
コメントを投稿