と、いうわけで 稲積水中鍾乳洞のテントサウナ → カプセルホテルの普通の遠赤外線ドライサウナ → 鉄輪むし湯 と、三種類のサウナを堪能し 今回のツアー最後にやって来たのは・・・
夏季限定の冷水風呂として なんだかんだで毎年のようにやって来ている寒の地獄霊泉じゃ!
サウナ=水風呂と考えるなら まぎれもなくサウナの一種として認めても良さそうだが、ここは体を冷やすことがメインだからなあ・・・
すでに何回もレポートしているから詳細は書かないが 要は病を克服することを目的とした 湯治旅館なんだが、源泉の温度は14℃。温泉成分のおかげで体感温度は10度を切るという一品じゃ。下手に健康な人が入れば体を壊してしまうんではないか? 病気の人が入ると悪化するんではないのか?という疑問も正直あったりして・・・
この画像はネットの拾い物なんだが この冷泉行進曲を熟読しながら寒さに耐え・・・
離れのストーブ部屋で暖を取る、という動作を繰り返すことで寒暖の交互浴を行う。そのことによって温泉成分+抵抗力、免疫力がアップするわけじゃ。
ちなみにこのダルマストーブは 体の表面を乾かして温泉成分を肌の上で凝縮させることが目的なんで 普通のサウナのように汗をダラダラ流す、ということはない。冷やした体では尚更だな。
噂によればこの寒の地獄温泉にサウナを導入する計画もあるとかないとか・・・わし的にはここに普通の遠赤外線サウナがあれば 源泉の冷水に耐えることも体を簡単に温めることも可能なんで 有難いとは思うんだが、ここの湯治作法の趣旨から考えると 汗で温泉成分を流してしまうことになるから それは無いんじゃないかなあ・・・
普通のサウナを導入すれば敷居は低くなるかもしれんが やはりココは「苦行の場」というイメージがあるから存在価値があるような気もするぞ。たしかにダルマストーブもストーブ小屋もいい加減古くてリニューアルが必要な時期かもしれないが 壁一面に落書きされたメッセージは古くは昭和30年代のものからあるんで 落書きとは言えどそれなりに念というか 先人の湯治客たちの魂の叫びは 古くなったから簡単にリニューアルできるものでもないと思うんだが。
と、いうわけで 今年も2時間くらい指先にじんじんとしびれが取れないほど堪能させていただきました。
年に一回程度しか来ない、とはいえ やはりサウナで水風呂に入ることに慣れているせいか 昔ほど引きつった顔をしなくても過ごせる程度には進化しているなあ( ´ ▽ ` )
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寒の地獄での苦行を終えたあとは そのまま下関に戻ってとんかつのファミレスで早めの夕食をとって、2日間にわたって堪能した 今回の大分サウナツアーもこれにて終了。
温泉、サウナもそうなんだが やっぱそろそろ車中泊かキャンプ、あるいは安い宿でもいいけど 何日かかけて遠出の旅行をする計画でも考えないと ちょっと週末にサウナ目的に出かけたくらいじゃ 溜まりに溜まったストレスはなかなか解消できないよなあ・・・
ふぅ・・・
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