さて、そんなこんなで1月も第二週末・・・
TARO先生が出雲方面の神社巡りをする、というんで 暇を持て余しているわしもついでに憑いていくことにしたぞ。やはり新年には格式の高い神社がゴロゴロしている出雲エリアも拝んでおきたいからな。
年始から始まってこれで何回目の初詣になるのか・・・まあ2回目からは「初詣」と言わないような気もするけど。
朝6時頃に萩を出発し まずは大田市の温泉津温泉へ。
ここには「龍」の字が付く神社がある、というのは記憶にあったんだが それがこの龍御前神社。
後ろにそびえる大岩が竜が口を開けた形をしている、ということで 石見銀山が栄えたころに温泉津港とそこに出入りしていた銀を運ぶ北前船を守る神様として祀られた、という神社なんだとか。
ココには社務所とかがないんで海に面した「ゆうゆう館」にて御朱印がいただけるんだが 今回の出雲ツアーの目的はTARO先生の御朱印帳コレクションを集めるためだったりするぞ。
とりあえず元湯の48℃の激アツ湯で眠気を吹き飛ばして・・・
ゆうゆう館にて御朱印をゲット。
わしは「キリがないから」という理由で御朱印には手を出してないんだが、この「温泉むすめ」シリーズもコレクターになるとコンプリートへの道は果てしなさそうじゃのぅ・・・
************************
温泉津を後にして 次は本命の出雲大社へ。
子供たちが行列を作って なにやら行事があったようだが、何の行事なのかは不明・・・
隣接の出雲教の本殿では結婚式が挙げられていたぞ。おめでたいのぅ・・・
とりあえずぜんざいなどを頂いて、
ちゃんと「博士ちゃん」を見て出雲大社の参り方を予習していたから 当然 本殿裏のスサノオを祀る素鵞社もお参りじゃ。(稲佐の浜の砂は持ち込んでないけどな・・・)
大社におわす神さまが視線を向けているという西側の参拝所も 知っている人は知っているのか あるいは「博士ちゃん」効果なのか それなりに参拝者がいらっしゃったぞ。
**************************
出雲大社を離れやってきたのは島根半島の西端、日御碕神社。
日の昇る東の伊勢神宮に対して 日の沈む西側に位置するのがこの日御碕神社なんだが、この神社に来るのも久しぶりだな~
ちょっと小高い丘の上にあるのがスサノオを祀る「神の宮」で 楼門の正面にある「下の宮」はスサノオの姉である天照大神が祀られているぞ。
お参りした後はすぐ近くの日御碕ドライブインにて昼飯の海鮮ラーメン(950円)など。
こういうドライブインなんで たぶん観光客相手の高めの価格だろう、と大して期待もしてなかったんだが 海鮮丼も1500円くらいで普通の価格だったし、海鮮ラーメンもおそらくは普通のスープの素を使っているんだろうけど 具が価格の割にゴージャスでいろんな出汁がでて わけわかんなく美味かったぞ。
いや~ なにげに満足だな♪
***************************
お次は出雲國二ノ宮の佐太神社。
こちらも猿田彦大神を祀り、旧暦10月の神在月には神様が集う「神在の社」として知られる 格式の高い神社じゃ。
わし的には当然、コノハナサクヤヒメがお姉さんのイワナガヒメとともに祀られている田中神社も外せないぞッ!
***************************
続いて 神社ではないが天台宗の寺院、普門院。
ここは2年前に元三大師のお札を頂くためにやって来たんだが それ以来TARO先生のルーティンになっているらしい・・・
わしは未使用のお札を持っているんで今回は買わなかったが 代わりに別のお札を購入。
**************************
ふたたび島根半島に入って端っこの美保神社へ。ここは言わずと知れた恵比須様の総本宮じゃ。
さすがの格式だな・・・
謎の丸い石と
本殿裏の溝に置かれている亀はしっかりチェック。
いわくありげな・・・と、いうか 形がそのものの夫婦岩を眺めて再び松江市街地へ
イザナミ・イザナギ
を祀り、日本最古の六社造りで国宝の本殿がおごそかで 出雲有数のパワースポットとして知られる神魂神社。
今回は御朱印集めが主目的なんだが と、いうことは 社務所の営業している時間内に参拝できる神社はすべて回らなくてはならない、というタイムリミットがあるんだが、この神魂神社にやって来たのが4時半頃・・・
カーナビが「営業時間に間に合わない可能性があります」と親切に、冷酷に告げる最後の目的地、八重垣神社は4キロ先じゃ!
TARO先生がなんとか御朱印を手に入れたと同時に社務所のドアがクローズされた こちらが八重垣神社。
「八雲立つ・・と、スサノオノミコトとイナタヒメノミコトが日本初の結婚式を挙げた神社として知られる由緒正しき神社で 当然わしも何度かお参りしたことがあるぞ。
ここは奥之院にある「鏡の池」の占いが有名なんだが 社務所が閉まって水に浮かべるお札が購入できなかったんで 今回はお参りのみ。
本殿はもちろんだが 神々しいご神体が奉納されている山上神社もマニアには必須の一品。
当然 樹の洞に祀られた神様のお参りも忘れるべからず、じゃ!!
しかし今回は事前に財布がパンパンになるくらいの小銭を持ち込んだつもりだったが さすがに末社・摂社を数多く従えた神社を回ると あっという間になくなってしまうよなあ・・・
社務所で言えば両替なんかもしてくれるんだとは思うが さすがに言い出しにくいし 出雲くらいの神社メインの都市ならばキャッシュレスに対応した賽銭システムを早く構築したほうが良いと思うぞ。
賽銭箱をひっくり返せば小銭は山のように出てくると思うんで もっと大っぴらに「両替処」とか看板を出して 積極的に両替を社務所の業務として取り入れたほうが良いんじゃないかな?
小銭が気軽にできれば参拝者は摂社・末社にも気軽にお賽銭が投入できる・・・というか 「小銭はできるだけ持ちたくない」という心理が働いて 両替した分は大部分が再び賽銭箱に戻ってくるような気がするし 神社側にとっては5円、10円が100円、あるいは500円玉、うまくいけば千円札に 銀行の手数料がかからずに逆両替できると思うんだがなあ・・・
***********************
一日の〆は久しぶりの湯の川温泉・四季荘にてサ活。
2年前に来たときは入浴600円、サウナを付けると900円だったが いつのまにかシステムが変わっていて サウナのみで平日1180円、土日祝日は1680円、温泉を付けるとプラス300円・・・サウナなしで入浴だけでも700円、と大幅な価格改定が・・・
確かに「サウナイキタイ」サイトでも島根県のトップに位置する人気の施設だが、サウナと一般入浴を明確に分けてしまって ちょっと利用方法が判りにくいと思ったな。
今回はサウナだけの利用にしたが 温泉に入らないのなら別に湯の川に存在する意味がないような気もするし、水風呂が15℃くらいとガンガン冷えているが この時期は外気浴もそんなに時間が掛けられるわけでもないし、サウナブームが落ち着いたらどうなるんだろう?と少し心配になってしまったぞ。
温泉は地の利が大きな要素になると思うが サウナの場合は経営者のセンスとか情熱が第一に来ると思う。この四季荘もサウナを担当したスタッフが変わって今の形態になった、という話を聞いたが・・・サウナーにとってはもちろんいい施設だとは思うが なんとなく以前のように手放しで絶賛するような感じでもなくなった、という あくまで個人的な印象だな。
しかし やっぱり出雲まで日帰りで強行スケジュールを組むには ちょっとキツイ内容だったよなあ・・・ふぅ・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿