毎年言ってるような気もするが オオイヌノフグリの花を見ると春を感じる今日この頃、秋吉台でも山焼きが行なわれたようだし、着実に春は近づいているんだが わしは生憎 午前中は休日出勤で黙々と作業を・・・(´□`)
まあ、作業は予定通り午前中で終わったんだが、昼から動くにしても遠出も出来るわけもなく、かといってこの天気で何もしないというのも もはや犯罪に近い無駄な行為としか思えんし。
秋吉台の山焼きは早々に終わったという情報もあったし 北九州方面はマラソン大会があることも判っていたんで近場を攻めるしかなかろう・・・
そういえば豊浦町に「白滝」という滝があるんだが、何年か前に一度探しに行って拝んだことがあるんだが それっきりになっていることを思い出したんで 今日は暇つぶしに散策することに。
「白滝」といっても まあまあ名の知れた豊北の白滝山に流れている白滝ではなく 豊浦の白滝地区に流れている白滝じゃ。こちらはなかなかマイナーなんで知ってる人はあまりいないんじゃないかな?
下関の名山・竜王山から鬼ヶ城、狩音山、笠が岳を通って川棚温泉へと続く「北浦スカイライン」という縦走コースがあるんだが、その途中に「白滝乃頭」というピークがある。この直下に流れ落ちているのが「白滝」じゃ。
下関球場から吉見温泉を経て川棚温泉方面に進み、石印寺(ここの禊用の「鳴滝」もショボイが知ってる人は知ってる・・・)を過ぎ、重本病院を過ぎると「白滝」という集落が存在する。
白滝集落から見る鬼ヶ城と狩音山。(ちょっとアプリの表示がずれているけど・・・)
この山並みの左側に目指す「白滝」はあるのじゃ!
第一チェックポイントの「白滝集会場」。
これをさらにまっすぐ進むと・・・
舗装道路がなくなって畑エリアに。ここから先は軽四駆なら進めるが 駐車場や車へのダメージを考えると 適当に車を停めて歩いていくのが吉じゃ。
道は二手に分かれていて どっちに進んでも合流するが今回は右をチョイス。
いよいよ山の中に入っていくが
意外と道はしっかりしている。
ここで道は二手に分かれるが、前回来たときは沢を何回か越えたり登ったりした記憶があるんでまっすぐ進むことに。
帰りのルートでわかったんだが、実はここで左に進めばそのまま「白滝」の参道になっているんで迷わずに行けるぞ。
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前回もけっこう迷った記憶があるが 今回も道が途中で消滅してて やっぱり山の中に入ったり沢を登ったりしてヒーヒー言いながら上流を目指すと・・・
巨大な岩盤が出てきてチョロチョロと水の流れる それらしい雰囲気が。
実は白滝は2段滝になっていて こちらは10M程度の下の流れとなっている。まあ、滝というより岩清水程度の沢なんだけどな。
岩を登ると左手に滑落防止用のロープが見える。
山の中に入る前に集落の人に聞き取り調査をしたところ、今でも年に一度は集落の人が滝の手入れをするためにやってくるそうだが、そのためのロープだろうな。
で、こちらが噂の「白滝」。
見た感じは「黒滝」だが、滝というより表面が濡れている巨大な岩盤で 上の滝の落差はおよそ10M程度か。
周囲を自然林に囲まれた一種独特の雰囲気のある まさに魔空空間に引きずりこまれた感覚じゃ♪
白滝@下関市豊浦町 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
滝の下にはこのような石の祠が祀られていて、集落の人にとっては大切な存在らしい。まあ、集落の名前にもなっているくらいだからな・・・
祠の中には梵字のようなものが見えるが ネットで調べても何を意味するものかわかんないぞ。あと緑色の部分にもなにか彫られているような気もしたが よくわかんなかったな。
久しぶりに白滝を拝んで満足したわけだが、張られたロープを辿っていくと 来たルートの反対側に歩き易そうなルートを発見。
年に一回、祠の手入れをするために集落の人がやってくる、ということだが 先ほど「参道」と書いたのは滝が信仰の対象になっている雰囲気が感じられるからじゃ。たしかに滝の前に焚き火のあとがあったんで なにかしらの神事でもやっているのかもしれん。
道はハッキリしているから迷うことはないと思う。
ところどころで山に入るようなルートもあったから もしかしたら石畑峠に向かう古道だったのかもしれないな。
沢に入る前に直進か左かで迷った合流地点に到着。
そうだと判っていれば最初からこっちを進んでいたが 滝は沢の上流にある、と普通は思うから 二者択一なら直進しちゃうよなあ・・・
結果的にどっちでも目的地には着くんだろうけど 直進したらまず迷うか悩むだろうし 冬の時期以外はマムシの危険もありそうなんで ここは左をチョイスすることをオススメしておこうっ!
山から脱出して再び白滝集落に戻り、黒井方面の玄界灘を望む。
なかなかマイナーなスポットだとは思うが こーゆー知られざる集落だけのお宝スポットって 探せばけっこうあるような気もするし、貴重な資料、史跡として後世に残していきたいものよ・・・
とは言いつつ 集落の高齢化なんかで放置させて埋もれたものも これまたたくさんあるんだろうなあ・・・
ふぅ・・・
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