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2017年2月13日

萩人形展「夢遊び~和の世界」@伊藤博文別邸

さて、土曜日の雪もおちついて日曜日は朝から大変良い天気だったが・・・

寒いことには違いないが どこかネタ探しにお出かけしなければ、という義務感も多少あったが 遠出をするのも峠越えのルートが気になるし 近場では適当な場所も思いつかないわけだ。

そういえば笠山で椿祭りがそろそろ始まることは判っていたが この天気だと人出も多そうだし 正直マンネリ化して目新しいものもなさそうなんで どうしたものかと思っていたんだが、萩市の観光HPを覗いたら 伊藤博文別邸萩人形展をやっている、という情報を掴んだんで ちょっと見学に行ってきたぞ。



萩に生まれ育って51年、そういえば「伊藤博文別邸」って行ったことがあるかもしれないが記憶が全くないし、萩の城下町エリアでは雛人形展もやっていると思うが 「萩人形」と言うのも趣向が変わってて面白いかもな。入場料も100円で済むし♪



松陰神社から徒歩圏内にある こちらが初代内閣総理大臣・伊藤博文旧宅。



で、こちらがその旧宅の隣にある「別邸」。
元々は明治40年に伊藤博文が東京に建てたもので 当時の面影を良く残す玄関、大広間、離れ座敷の3棟を移築したものなんだそうな。
平成10年に市の指定文化財となっているが わしが全く来た記憶が無いし技術的に考えても移築されたのは最近のことじゃなかろうか?

今回の萩人形展はこちらの別邸で行われているぞ。(と、いうか国指定文化財の「旧宅」のほうの茅葺屋根の傷みが気になったが・・・)



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萩では「小萩人形」というものが昭和の初期に考案され、女性のたしなみの一つ あるいは趣味として盛んに作られていたんだが 戦後 観光土産として多く作られるようになったんだそうな。今は後継者もほとんど居ないらしいが そういえばわしの子供の頃は小萩人形は土産物屋の店頭に良く飾っていた記憶があるが 最近はとんと見ないなあ・・・



針金で骨格を造り 主に着物などの時代衣装を着せて舞踊の格好をさせる「衣装人形」というジャンルの作品で 顔まで布で作られた人形は世界的に見ても珍しいんだとか。



辻村寿三郎が広島に住んでいた子供の頃にこの人形に出会い 造り方を覚えたことが後の人形創作活動のきっかけになった、とかネットで見たが この「萩人形」も「小萩人形」と同一あるいは後継機(機?)と考えて良いんだろうか?





お武家さんのご婦人だけでなく 庶民の人形も作られている。



あんまり現代風の衣装をまとったものが作られても評価に困ってしまうが 明治維新の頃の衣装であれば味もあるし この場で展示する意味もあろうかと思うわけだ(´ー`)







今週のビックリドッキリメカ~

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いちおう別宅のほうの内部も撮影しておいたが 比較的時代があたらしいから なんか「懐かしい」という印象も受けるなあ。







天井は吉野杉の一枚板で作られた「鏡天井」で この大きさで節も傷も無い 非常に価値のあるものなんだそうな。
・・・ホームセンターで売ってるコンパネとは一味違うぞ(-_-;)

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そういえば松陰神社の裏を回って東光寺に抜ける通称「維新ロード」の 陶芸の村公園では河津桜がポツポツと咲き始めていたな。



雪は降ったが季節は確実に春に向かっているわけだ・・・そろそろ桜見学の計画も考え始めなきゃならんかのぅ・・・(´ー`)

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