コメントについて・・・

GoogleブラウザのChrome推奨。
旧ホームページよりの再録記事について・・・山口県の滝情報は「【蔵出し】滝コンテンツ」、他県の滝情報は「【蔵出し】滝アーカイブ全国編」または「滝巡り(エリア別)」から、 日本一周記は「【2003年日本一周記】まとめページ」を右サイドcategoryより選んでください。
コメント投稿は失敗しやすいので うまく投稿できない場合は「匿名」を選び コメント文に名前を記入していただければ幸せます(=゚ω゚)

2025年2月28日

菊池温泉 城乃井温泉

どんぐり村を出発し道の駅「水辺プラザかもと」にてしばしトイレタイムで休憩した後は わしのマップルに何時付けたかも忘れてしまったがチェックの赤丸がしてあった「城乃井温泉」とやらを訪問することに。

ここは旅館併設の公衆浴場で 朝6時から営業しているんだが、やはり6時過ぎの時間帯では朝風呂を目指してやって来る人が多いのか 結構広めの駐車場は満車状態・・・

まあ、そんなに急いで入る必要もないし せっかくだからすぐ近くの菊池神社を散策して 軽く汗を流してから温泉を堪能することに。

菊池公園は桜の名所として有名らしいが 公園の奥の丘に鎮座するのが菊池神社
南北朝時代に南朝側について戦った菊地氏3代を祀る神社で建武中興十五社の一つ。「建武中興十五社」なんて括りがあったんだな・・・

本殿に向かう長い石段の途中に祖霊社なる小さい社があるんで こちらも拝んでいこう。

子供の虫気、とか言われてもわしにはあまり関係ないけどな・・・

で、いよいよこちらが菊池神社。

むぅ~、早朝過ぎてお参り客など居ないが なかなか立派な本殿じゃ。

こちらが菊池武時公の像。けっこうお年を召したお姿とお見受けしたが、

下段左側の紫の衣をまとったのが美化した武時公らしい・・・ふ~ん。。。

***********************

2025年2月27日

山鹿温泉 / 温泉の郷 山鹿どんぐり村

道の駅「おおむた」にて車中泊を決行したわし・・・

昔使っていたポータブルカーナビのワンセグ機能で「SAKAMOTO DAYS」を観ようと思ったが 電波の弱いエリアらしくTVは全く映らず。仕方なしに11時過ぎに睡眠活動に入ったんだが・・・

夜中の2時にあまりの寒さで起床。

わしは車中泊の時はせめてものマイルールとして「寒かろうが暑かろうがエンジンはかけない」という事にしているんだが、さすが外気温が-4℃の寒波襲来の中では毛布一枚では眠りにつくことはできないか。

寒さのあまり目がすっかり冴えてしまったが ネットで見ると大牟田のジョイフルは24時間営業らしいんで ひとまずそちらに避難することに。

通常のモーニングは朝5時から10時までなんだが、「まんぞくモーニング」なるメニューは24時間提供可能らしい。これで早めの朝食、というか どちらかと言えば「夜食」になるんだろうけど朝食を済ませることに。
・・・モーニングの概念が判んないな。

ジョイカフェでコーヒーを何杯かおかわりしてもこのまま朝までここで過ごすのもどうかと思うし、そういえば山鹿の不動岩に向かう途中で深夜から朝にかけて営業している「どんぐり村」なる施設があることを思い出したんで いい機会だから行ってみることに。

************************

2025年2月25日

小天温泉 草枕温泉てんすい

 

この日のラストを飾るのは玉名市の草枕温泉てんすいさんとやら。

玉名も温泉地としては有名なんだが わしも過去入ったことのある玉名温泉と もう一つ双璧の存在となるのがコチラの草枕温泉。

温泉地としてはエリア的に「小天温泉」と呼ばれるようだが 2件ある温泉宿のうちもう一つの「那古井館」は宿泊専用。今回やって来た「てんすい」は立ち寄り湯の他にロッジ宿泊所やレストラン、土産物屋、グラウンドゴルフ、キャンプ場、バーベキュー施設などを持つ総合観光施設となっている。

小天地区は夏目漱石の小説「草枕」の舞台となっていて「小天」と言う地名より「草枕」を前面に押しているようじゃ。わしは当然、「草枕」なる小説を読んだことがないんだが わし的には草枕より笠智衆のほうがインパクトがあるかな・・・

ここのアピールポイントはいくつもあるんだが まずは有明海と対面の雲仙普賢岳の素晴らしい展望。建物の奥には無料の展望所があって まさに大絶景を堪能できるんだが ガラス窓に破損防止の針金が入っているから写真を撮るにはちょっとアレかな。

で、こちらがその夕景。ここにくるなら日暮れ時、というのは事前調査で判っていたが なんとも素晴らしい絶景じゃ!

この絶景を生かした「貸し切り絶景露天サウナ」が最近オープンして それがなかなか素晴らしくて評判が良い、というのも事前情報で知ってはいたが 海パンを持ってなかったし そもそもフラッとやって来たんで予約などしているわけもなく それはまたの機会があれば、ということにして、と。

では早速、温泉を頂くとするかのぅ。

*************************

2025年2月24日

山鹿温泉 千代湯

 さて、トレッキングの後はすみやかに温泉にでも入って体を癒すことが賢明なんだが、山鹿と言えばやはり温泉・・・

わしも過去何度か入ったことがあるが 山鹿とか平山とか菊池とか泗水とか この辺一帯は良質な温泉と豊富な湯量を誇る土地柄なんで温泉施設も多く とてもじゃないけど数回程度の訪問では回りきれるわけもなく まだまだ未入湯の施設が残されているわけだ。

で、今回やって来たのは山鹿の中心街の幹線道路沿いの少し入ったところにある「千代湯」さん。
後ろは住宅街になっているが 地元の銭湯的な使われ方をしている施設、ということじゃ。

*************************

山鹿温泉 千代湯

山鹿市古閑1075-12
泉質 :アルカリ性単純放射能温泉 PH 44.1℃
効能 :神経痛、疲労回復、筋肉痛、関節痛、痔疾、慢性消化器病、リューマチ、冷え性など
営業時間 :10:00~24:00
料金 :300円

*************************

画像は山鹿観光なびからの無断借用。PHについては記述が見つからなかったので書いてないけど 山鹿の代表的な施設「さくら湯」さんのサイトでは山鹿温泉の源泉をPH9.62と書いているので おおむねそのくらいのアルカリ度なんだと思う。

写真に撮り損ねたがフロントには何故か総菜やら刺身やら地元の農作物なんかが売られている。これがけっこう安くて 不知火が5つで350円とかで売られていたんでホイホイと購入してしまったぞ・・・

大浴場のメインの浴槽は 源泉口から上がり湯として利用する熱い湯、メインの浴槽には適温の湯が当然のようにかけ流しで使われている。
露天の温度はややヌルめらしいが わしの訪問時には地元のオッサン集団がずっと居座っていたんで入れず。

山鹿温泉の泉質の良さは間違いないのは判っているが 肌にまとわりつく感じのしっとりスベスベ感はさすが。判っていても入れば「ああ、良い湯だなあ」と再確認してしまう。
ちなみにここは銭湯スタイルの施設なんで石鹸・シャンプー類の備え付けは無し。

今回は「サウナイキタイ」のサイトでも下調べしていたが ココには小さいながらもサウナがあって 詰めれば6人座れるくらいの狭さだが オッサン連中が露天でずっとダベっていたこともあって 待つほど混みあうことも無くしっかり3セット堪能。
室温は95℃くらいで普通なんだが、狭いんで熱源の近くに座ると肌がチリチリする感じで結構ハードに感じたぞ。

…そんな感じで千代湯さんを後にしたが あらためて思うがこのエリアの施設でハズレって経験ないなあ。温泉については目の肥えている人が多いだろうから そんな施設がもしあったとしてもすぐに淘汰されてしまうんだとは思うが、この内容、この泉質で300円はやはりすごいと思う。

地の利なんで仕方ない話だと思うが ほんとにこんなエリアに住む人が羨ましいぞ・・・
ふぅ・・・。

蒲生山・不動岩

さて、3連休・・・

3日も休みがあると思えば何処かに出かけたいところだが 週末はまた寒気がやって来るという話だし 2週間前の難所ヶ滝トレッキングのダメージもまだ引きずっている状態だし・・・

それに何より 中国地方は雪が怖ろしいから避けた方が良いと思うが そうなるとターゲットは九州になるんだが 南部九州は3日程度の休みで動くのはキツイんだが 北部九州で目ぼしいそうなスポットは正直 行き尽くした感があるんだよなあ・・・

と、いうわけで今回は日帰りでもなんとかなりそうな福岡県と熊本県の境あたりを散策することにしたんだが そのメインとなるのが今迄気になっていたがなかなか散策のチャンスのなかった山鹿市蒲生の「不動岩(ふどうがん)じゃ!


鳥居の向こう側に小さく見える 聳え立っている大岩が不動岩なんだが、実はこの不動岩までは車道が付いているんでラクラクでアプローチ可能。


根廻り100M、高さ80Mという巨大な岩なんだが 名前の通り不動明王が祀られている。

福岡県八女の霊巌寺の珍宝岩や英彦山の男魂岩など 似たような岩があるんだが、そそり立つ姿からどうしても男性器をイメージしたネーミングになりがちだが この巨岩にはそのようなイメージは付いてないようじゃ。それほど他の2つの造形がソレに似せて見事だという事なんだろうが もう少し細長さとかカリの造形とか・・・惜しいのぅ。(←何が?)


一番目立つこの不動岩の後ろには中不動、後不動と 合わせて3つの巨岩が聳え立っていて、中不動と後不動は上に立つことができるように自然探求路が整備されている。
だいたい1時間から2時間のコースらしいが そのくらいなら体力が著しく低下したわしでも そんなに難しくはないだろう・・・

では早速、レッツトライッ!

***************************

2025年2月19日

ヴィエハッタヴァ VIEHÄttÄVÄ

 山口市徳地、大原湖のすく近くにあるプライベートサウナ専門の施設「VIEHÄttÄVÄ 」

「ヴィエハッタヴァ」と読むんだが、フィンランド語で「趣」という意味なんだそうな。
なかなか名前が覚えられないこの施設、重源の郷のなかで営業していたころから気になってはいたんだが 貸切プライベートサウナということで予約必須、4人までのグループでテントサウナ15000円、VIEサウナが20000円 というシステムが壁となってなかなか利用する機会がなかったのじゃ。わしは基本 サウナは気の向いたときにフラッと行く主義だからなあ。

SNSの情報で 月イチのペースで予約不要・1名から3000円で利用できる「パブリックディ」なるイベントがあるらしく 2月は15日(土曜)がその日だということを知って 前週までの雪が解けきれずに残っている中 ほいほいと行ってきたぞッ!

今回は一人で来ようと思っていたが 会社を休んでTARO先生も参加。60間近のオッサン二人が管理棟で受付を済ませることに。

ここにはカフェもあって ケーキなどパブリックディだけの特別メニューがあるらしいが 徳地なんて周辺に他に飲食店が思いつかないし サウナも営業開始からぽつぽつ参加者がやって来たんで先に食事を済ませようか、と考えたが 「今日は問い合わせが多かった」ということらしいんで やっぱり先にサウナで汗を流すことに。

2025年2月17日

城井ノ上城址(散策断念・撤退編)

 

2月11日建国記念日

別府のカプセルホテルで一晩過ごし 朝からサ活を済ませてこの日の予定なんだが・・・

前々から気になっていた福岡県築上町の「城井ノ上城址(きいのこじょうし)」の散策を考えていたのじゃ。
山城なんでちょっとした登山はあるかもしれないが 前日の難所が滝のトレッキングのダメージが残っているものの たぶん大したことないんじゃなかろうか?(←根拠ない予想・・・)
幸い絶好の行楽日和だし とりあえずレッツゴゥじゃ!!

*************************

別府から東九州道を走って約一時間、築上町に到着。

正直 築上町って航空自衛隊基地があるくらいの認識しかなかったんで今まで散策したことがなかったな・・・しかし今回紹介する「城井ノ上城址」のある寒田エリアは黒田官兵衛の物語の舞台になったりして 意外と濃いエリアだったりするぞ。

名所やマニアックなスポットが点在しているから それぞれ紹介していこうッ!!

まずは「本庄の大楠」

むぅ、確かにでかいな・・・(←素直な感想・・・)

幹回りが20.78Mで なんでも鹿児島の「蒲生の大楠」、熱海の「来宮神社の大楠」、青森の北金ヶ沢のイチョウに次いで 佐賀県武雄市の「川古のクス」とともに全国第4位の巨樹、ということなんだそうな。

************************


お次にやって来たのは「飯盛神社」とやら。
本庄の大楠の駐車場にあった観光案内版にその記載があって 見るからに山岳宗教系の神社だなと思ってやって来たんだが・・・


砂防ダムにでっかく「神社」の文字が書かれているが たぶん砂防ダムの上に聳える大岩が御神体なんだろう。
砂防ダムには出入り口に施錠がされていて どうやって進むのかわかんなかったし、とりあえず険しそうなんで今回は断念。

後でネットで調べたら砂防ダムを迂回して大岩直下の中宮に行くルートがあるらしく、ちょっと趣があるんで また次回に機会があればチャレンジしてみたいと思うぞ。

******************************

2025年2月16日

ホテルルートイン グランティア大宰府 健康ランド「みかさの湯」

「ブンブンジャー」は戦隊シリーズにしては珍しく なんとなくわしの趣味に合わなくて初回を見ただけでリタイアしてしまったんだが、今日から始まった「ゴジュウジャー」は・・・

初回を見ただけでは正直なんとも評価は難しいが 50回目の記念作品なんだろうけど過去戦隊が出てくるパターンは一種の「おまつり」みたいなもんだと考えているんで 個人的には「何回もそのパターンで行くのはどうなんだろう?」という感じかな?
ま、わしとしては写真集も持っているまるぴが出演しているから しばらくは観るつもりでいるけどな。

仮面ライダーシリーズは 再び観続けたいと思わせるような作品は 今後出てくるのかのぅ・・・

**********************+

【前回までのあらすじ】
難所ヶ滝では長時間 雪山の中をさまよっていたんで 口はマヒして呂律が回らないし なにより指先の感覚マヒがなかなか回復しないし これは凍傷の一歩手前といっても差し支えない状況であろう。一刻も早く体を温めなくては・・・

と、いうわけでやって来たのは「大宰府唯一の天然温泉」と銘打った「ホテルグランティア大宰府」。「サウナイキタイ」サイトで検索した結果、一番近かったというのがココをチョイスした理由じゃ。
ここはビジネスホテルだが大浴場「みかさの湯」は立ち寄り湯も提供しているのじゃ。

ではさっそく お湯を頂くとするかのぅ。

*************************

大宰府天然温泉 グランティア大宰府 「みかさの湯」

福岡県太宰府市連歌屋3丁目8−1
泉質 :アルカリ性単純温泉 PH9.8 28℃
効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復、きりきず、慢性消化器病など
営業時間 :10:00~22:00(繁忙期要問合せ)
料金 :700円

**************************


浴室の画像は例によって公式サイト他から勝手に引っ張ってきたものだが メインの内湯と露天風呂、かまくらのような洞窟風呂、2人くらいが入れる水風呂と8名くらい収納可能なサウナ室、という内容。

ホテルなんで施設は小奇麗で印象は悪くない。と、いうか大宰府という都市部にありながら700円(JAF提示で100円引き)という価格設定は立派だと思う。

お湯はアルカリ性単純温泉でPHの割に特徴は薄いと思うがツルツル系でクセもなく万人受けするタイプ。

わしがやって来たのは夕方時だったんでサウナ室の混み具合が気になったが 常に数名が入っている程度でそんなに狭苦しい感じはしなかったな。


温泉もサウナもそんなに高温ではないから長居はできそう。特に洞窟風呂はややヌルめだったし雰囲気はあって面白かったが・・・まあ人工物だからなあ。

太宰府天満宮の近くだが ちょっと離れた丘の上にあって隔離感というか穴場感はある。まあ 覚えておいて損はない施設だと言っておこう。

************************

さて、翌日11日の建国記念日は いちおう大分県 豊前エリアでの散策を考えていたんだが、一度下関に戻って出直すか、それともこのまま大分を目指すか・・・

下関まで戻って再び大分に出向くパターンの高速料金を考えると そのまま大分道を使って別府まで行った方が翌日は経済的にも体力的にもラクなんだが さすがにこの季節 車中泊をする勇気もなかったな・・・温泉とサウナに入り浸っても結局 指先のマヒ感は解消しなかったし・・・
で、別府のいつも利用するカプセルホテルを調べると どうやら部屋は空いている模様。

と、いうわけで久しぶりに別府のカプセルホテルの利用が決定じゃ!
あそこは「てんぐの湯」とサウナをたっぷり堪能して そのまま寝床でバタンQできるから魅力的なんだよなあ・・・

今宵のディナーは「中る」なるラーメンチェーンで豚骨ラーメンのセット。

初めて聞くチェーン店だが久留米と筑紫野に店舗があるらしい。幹線道路沿いのファミレス的なラーメン店だし 味も値段も特に文句は無いんだが ラーメンもなかなか気軽に安く、というわけにはいかない価格になったものよのぅ・・・

2025年2月15日

難所ヶ滝・2025!

 飛び石連休半ばの2月10日。

この日は有休消化で平日休みだったんだが、折角の平日休み 何かしないと勿体ない、ということで 何年かぶりに難所ヶ滝の大つららを拝みに出かけてきたぞ。

もう少し早く来たかったんだが もう歳なのかな・・・イベントを考えていても朝の冷え込みに逆らえずになかなか寝床から這い出すことができなかったぞ。

スタート地点の「昭和の森公園」に到着した頃には既に駐車場は満車状態・・・やっぱ平日とはいえ考えが甘かったな。

では さっそくスタートしますか・・・

2025年2月14日

原鶴温泉 泰泉閣

 さて、この日の最後を締めくくるのはやっぱりサ活となるんだが、「サウナイキタイ」サイトで最寄りの施設を検索してやって来たのは 原鶴温泉街の「泰泉閣」さんとやら。

原鶴温泉はだいぶ昔に「愛泉一」さんにお邪魔したことがあるんだが それ以来だな。

原鶴温泉の特徴はアルカリ単純泉のトロトロ湯、ということなんだが 筑後川の河原でツルが湯浴びをしていたことから発見されたという何気に歴史のある温泉街だったりするぞ。

泰泉閣さん玄関の前に鎮座する河童のモニュメント。
筑後川は阿蘇外輪山から有明海に向けて流れる九州で最長を誇る一級河川。関東・利根川の「坂東太郎」、四国・吉野川の「四国三郎」と並び「筑紫次郎」とも呼ばれている。
これほどのスケールの川なんで 当然のようにカッパ伝説があるわけだが・・・

************************

原鶴温泉 泰泉閣

福岡県朝倉市杷木志波20
泉質 :アルカリ性単純温泉・単純硫黄泉 PH
効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性皮膚病、冷え性、疲労回復など
営業時間 :11:00(火曜は14:00)~20:00(日帰り利用)
料金 :1000円

*************************

筑後川一部を支配していたカッパの豪族に 一人娘のポンポコという絶世の美女がいた。
だがこのポンポコは男勝りな勝気な性格で血の気も多く 年頃になっても男性には全く興味を示さず、あろうことか手下を引き連れては近隣の集落に戦いをしかけ 徐々に支配地を広げていった。

一方 田主丸エリアでは球磨川からやって来たカッパの九千坊が支配をひろげ 筑後川流域の最大勢力となっていたが 侵攻を続けていたポンポコとついに激突することに。
その争いは一進一退を繰り返し 戦死者や怪我人も続出する長期消耗戦となってしまった。

ある時 敵の偵察しようと久千坊の領地に忍び込んだポンポコだったが 偶然にも敵の大将が山の頂上で放尿する姿を目撃すると その天を突くようにそそり立つイチモツに衝撃を受け 突如 彼女の中に閉ざされていた「女の性」が目覚めて あっという間に戦意消失。

その後ふたりは結婚して長らく続いた不毛な戦争も終わり 傷ついた兵士たちも温泉の効力によってすっかり回復し この地域も平和を取り戻すことができたんだそうだ。めでたしめでたし・・・


・・・と、いうのが筑後川カッパ伝説のあらましなんだが、今回利用した際、男湯の露天は「かっぱの湯」で そのカッパ伝説のストーリーが看板に書かれていたな。(男女日替わりのもう一方は「ジャングル風呂」で、どちらかといえばそちらのほうが名物らしい感じ・・・)

まず気になるのは 狸でもないのに一人娘に「ポンポコ」というキラキラネームを授けてしまうセンスは親としてどうなんだろう?ということかな。そして敵大将のイチモツを見ただけで女に目覚めてしまってめでたしめでたし、というのも 今の時代では炎上必至という結末だな。
そんなことで戦争が終わってしまっては 戦いで命を落とした兵士たちも浮かばれないと思うんだが なんだかんだで昔はおおらかだった、ということか。(単にカッパが畜生なだけ、という気もするが・・・)

そんな話はどうでも良いとして 肝心の温泉はやっぱり原鶴温泉の特徴であるスベスベ系の美肌の湯。サウナも数名が入れる大きさで 時間帯が良かったのかそんなに利用客も居らず ゆっくりと汗をかかせていただいたぞ。

とりあえず温泉がどうのこうの、というより 河童のイチモツ伝説の方がインパクトが強くて思い出に残る存在になってしまったかな・・・