いやいや、木曜日から悪天候の中、ずっと出張しながら作業というか雑務というか そういう状態だったんだが、昨日の夕方に開放されたときはさすがに辛かったな・・・(´□`)
昨日は夕方、「みちしお」に出向いて貝汁と温泉を堪能したんだが、今日一日の休みでは萩の実家に戻るのもメンドくさかったんで遠出はしないことに。ホントは大寒波の後だったんで福岡の宝満山の大ツララでも観にトレッキングでも・・・とか考えていたが そんな体力が残ってなかったんで断念じゃ。
で、今日は宇部の「カッタの湯」で日長一日 湯治をしながら過ごそうと考えていたんだが そういえば宇部のスクエア7で「マジンガーZ」を上映していることを思い出したんで せっかくだから鑑賞しておくことに。
「マジンガー」は下関では公開してないし、見ようと思えば小倉か宇部に出向くしかないんだが、そうなると会社帰りにフラッと、というわけにはいかないからなあ。
やはり「マジンガー」といえば 巨大ロボットアニメの原点にして頂点というか わしら世代にはドンピシャだし、なんだかんだで外せない作品だしなあ・・・
まあ、ネタバレというほど詳しくは書かないつもりだが これから見ようという人は以下はスルーしてくだされ。
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物語はDr.ヘルから地球を守って10年後が舞台だが、何の脈絡もなくDr.ヘルが復活して襲ってくる、という展開。結局なんで復活できたのかがイマイチわかんなかったが、、、
マジンガーZってイマドキのロボットアニメのような小難しい設定はどうでもよくて 結局は派手なアクションがあればOK、という作品だと思うんだが、今回はターゲットが我々世代から今の子供まで、と幅が広いんで 話が「宇宙消滅」とか「平行世界」とか広げすぎちゃった感じもするかな。そこまで広げるならグレンダイザーも出せばよかったのに・・・
やはりターゲットを子供なら子供、大人なら大人と割り切ったほうが もう少し話がまとまったんじゃないかと思う。個人的にはDr.ヘル側の人間模様というか設定をもう少し突っ込んで欲しかったな。
「ZIP」の朝アニメでも判るように なんだかんだでキャラ的に一番判り易いのは あしゅら男爵とブロッケン伯爵なんだけどな・・・
剣鉄也と炎ジュンが下町の長屋に住んでいるのは違和感バリバリだが あしゅら男爵やブロッケン伯爵だとなんとなく似合ってしまうというか・・・まあ 今回の登場キャラの中では ボスの扱いが一番マトモだったかもなあ。
あと、綾波レイとかヤシマ作戦とかのエヴァ的な流れとか マジンガーの量産型がガンダムのジムっぽいところとか 光子力エネルギーがジャイアントロボのシズマドライブ的みたいな存在だったり、、、マジンガーがロボットアニメの原点のはずなんだが 後発の作品のレールに乗っかっているところも気になったな・・・
悪の天才科学者、Dr.ヘルも精神状態がマトモとは思えないデザインの機械獣をバンバン投入するし、それに対してマジンガーの武器の破壊力もハンパ無いし 出し惜しみということがないところは昔のアニメ「マジンガー」そのままか。
一番懸念していたのは あしゅら男爵の声に雨上がり決死隊の宮迫氏を起用しているところだったが 正直あまり気にはならなかったな。と、いうか声の主が誰なのか事前に知ってないとわかんないと思う。あしゅら男爵の出番そのものもそんなに多くなかったし・・・だったらわざわざ芸人をキャスティングする意味もなかったんではなかろうか?
マジンガールズのゲスト声優は「おかずクラブ」だったが、こちらも別に違和感はなかったが マジンガールズの存在自体が蛇足以外の何物でもなかったような・・・
この映画の見どころは 異形の敵ロボットを痛快にぶっ壊すマジンガーのアクションだと思う。それは確かにそうなんだが、一番作画が簡単そうなボスボロットが一番CGっぽかったのは何故なんだろう?
わしが特に引っかかったのは 街と一緒に破壊されたマジンガーZを復活させるために 光子力を実体化させる3Dプリンターであっという間に作ってしまうところなんだが、あの理論を生かせば Dr.ヘルが気が狂ったようなデザインの機械獣をあれほど量産できたのもわかるような気がするな・・・たしかにああゆう造り方であれば ロボットに愛情を注ぐことはできないと思うぞ。
で、今回の劇場版マジンガーZの評価なんだが、☆5つを満点として、マジンガーZが好きな人には☆4つ、映画の出来としては☆2つ、ってところかな・・・
正直、ストーリーよりオープニングの水木アニキの熱唱のほうが感動するかも。
やっぱ昭和のリメイクものであれば「ジャイアントロボ・地球が静止する日」を越える作品は なかなか出てこないだろうな・・・(-_-)
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