さて、現在位置は上の観光MAPの赤矢印部分、御嶽神社にいるわけだが ここから「九州オルレ 宗像・大島コース」パンフレットに書かれている”島の要所を半日で巡るオススメルート”に従って 島の北側にある風車展望台と沖ノ島遥拝所を巡るとしよう。
山の裏側まで来ると車道が頂上の御嶽神社まで通じていることが判って少しショックだったが・・・まあ どっちみち歩くしかないから悔やんでも仕方あるまい。
島一番の標高の御嶽山頂上からも沖ノ島はしっかり確認できたんだが 写真はやはり遥拝所で撮影しないとあまり有難味もないからなあ。
九州オルレコースは最近になって整備されたんで 案内板などは要所要所にしっかり整備されているぞ。
この青と赤の矢印がオルレの目印。青がパンフレット記載の正方向で赤が逆方向。そしてオルレルートには赤と青のリボンがところどころに付けられている。
看板の前に置かれている謎のオブジェは馬の形を模した「カンセ」と呼ばれるもの。馬の頭が向いている方向が進行方向なんだと。
牧場を通り過ぎて・・・
海が見えてくると目の前に風車展望所と砲台跡が現れる。
古墳かと思ったが これが砲台跡なんだな。
中に入るとこんな感じ。
むーん・・・
トイレのある広場の前には海に向かって地面に地図が書かれているが 沖ノ島とか津島じゃなくてソ連が記されていたぞ。「ずいぶん遠くを描いてるなあ」とか思ったんだが 玄界灘でロシアと戦った日露戦争を偲んでのものらしい。でも砲台は昭和に入って日本軍の手で完成されたものらしいんだけどな。
ここからは沖ノ島はもちろん、たぶん壱岐だろうと思われる島影も確認出来たぞ。
やっぱりドローンを持ってこなかったことが悔やまれるな・・・
先ほどのオルレコース分岐まで戻って いよいよ今回のメイン、「沖ノ島遥拝所」を目指すとしよう。
山道を歩いて裏まで来ると・・・
再び海岸が現れて 世界遺産、「沖ノ島遥拝所」が!
沖ノ島は神職以外は上陸が許されない場所なんで ここは一般人向けが参拝するために作られた場所、ということじゃ。
この神殿(になるのかな?)の賽銭箱の上の小窓を開くと正面に沖ノ島が拝めるようになっているらしい。今回は閉まっているんで裏に回って参拝じゃ。
おぉ・・・(・∀・)
今回はデジイチじゃなくて望遠倍率の高いコンデジを持ち込んできたが スマホじゃここまで拡大できなかったかもな・・・
さて、とりあえず最大の目的はクリアしたんで 1.8キロほど歩いて南側の集落エリアに戻るぞッ!!
**********************
大島港のある南東側海岸エリアはほとんどの住居が集まっているエリア。
砂浜の近くにちょこんとある岩というか小島というか 鳥居で祀られているのは「夢の小夜島」とやら。
特に解説もなかったんだが 大島交流館の解説スタッフの話によれば宮城県の日本三景・松島の神社から勧請したものなんだとか。
このエリアでは観光情報を仕入れるために「大島交流館」に立ち寄ったんだが そこのスタッフのおっちゃんに「是非行ってほしい」と言われた安昌院とやらを見学することに。
漁村の狭い街並みを200Mほど奥に入ると・・・
「安昌院」というお寺そのものは特に見どころもなさそうなんだが、ここには安倍宗任なる人物の墓がまつられているのだ。
・・・それはパンフレットに書かれていたんだが 安倍宗任なる人物は聞いたことがなかったし 単に墓があるだけなんで別にスルーしても良いと思ってたんだけどな。
結局どういう人物なのかはよくわかんないままなんだが 交流館の解説のおっちゃんの話だと 安倍元総理の先祖に当たる人なんだそうな。へぇ・・・
・・・と、まあ こんな感じで大島散策も終了じゃ。予定より少し早く回ることが出来たんで13:00発のフェリーで本土に帰還することもできそうだな。
それにしても3時間ちょいの滞在だったが 7~8キロは歩きっぱなしだったんじゃないかな?
やっぱ山道もあったから それなりに疲れたが 思い付きでフラッとやってきた割には中身の濃い散策だったと思うぞ♪
おまけ・・・漁村で見かけた祠に祀られた仏像たち。
不動明王と役行者がなかなか気合の入った造形なのは判るんだが、左端の銀色の謎の物体が妙に気になるぞ・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿