2025年4月7日

25年春・還暦前に伊勢参り⑭ 神内神社~引作の大楠~湯元山荘湯ノ口温泉

 

神内神社(子安神社)・・・子安神社は、三重県南牟婁郡紀宝町神内にある神社であり、神内神社とも呼ばれている。 大小多数の水触洞窟をもった粗面岩の岩窟を神体とする神社で、神殿は無い。樹叢は三重県の天然記念物に指定されている。杉や檜・欅などが生い茂り、神秘的な雰囲気がある。その名の通り、安産祈願で有名。(Wikiより丸写し)

と、いうわけで 旅行2日目もそろそろ終盤なんだが、やって来たのは紀宝町にある「神内神社」。わしの所有するツーリングマップルに「パワースポット」と書かれていたから、というのが訪問の理由じゃ!

む~、夕方なんで雰囲気は倍増しているな・・・

ここは巨大な岩窟をご神体としてまつる神社で祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)、天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、鵜草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)

こちらは神武天皇御社。

そばには「佐倉宗吾宮」なる石室のようなものがあるんだが 足場が悪く近づかなかった。
ちなみに佐倉宗吾とは江戸時代、藩主の悪政を将軍徳川家綱に直訴して百姓を救ったが自身と息子は磔になった、という人らしい。

いかにも集落の人が祈りをささげるための神社、という感じで まだあまり知られてないのか他の神社に比べて観光地化や俗されてないのが魅力でもある。

安産祈願の「子安の宮」

おべべがいっぱい・・・

格子越しに覗いたご神体

蘇りの木。
手前の倒木がどうしても目に行ってしまうが 右上のクスノキの巨木がそうらしい。

他に鳥居近くに「ホルトの樹」なる 岩を抱え込んで成長した個体が「安産樹」としてあるそうだが 気づかなかった・・・

夫婦杉

社叢は天然記念物。

実はこの神社から100Mくらい離れたところに「古神殿」なる元々の神内神社の本宮とされる巨岩があるらしいんだが 訪問時は調査不足で存在を知らなかったぞ。

ま、どんなところかわかっただけでも収穫としておこう。

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次にやって来たのは「引作の大楠」とやら。



幹周りの太さは紀伊半島最大で新日本名木百選にも指定されている。
高さ約40m、周囲15.7m。

かつては旧町名から「阿田和の大クス」と呼ばれていたそうだが 平成になって引作の大楠に改められたんだそうな。

さて、2日目の散策もこんな感じで終了かな。

じゃ、一日の〆で温泉でも行って汗を流しますか・・・

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2025年4月6日

津和野流鏑馬神事@鷲原八幡宮

と、いうわけで萩市 松陰神社隣の「郡司鋳造所遺構広場」の枝垂れ桜の様子じゃ。
この遺構広場も萩市の松陰神社なんかが世界遺産に登録されたときに 何の前触れもなく突如この場所に出現したんで「そういうのはアリなのか?」とか思ったものだが・・・

そんなことはどうでもいいとして、季節はまさに桜一色だな。
今日 日曜日は天気も行楽日和で何処かに桜見物でも行きたいと思っていたんだが、思いつくだけでも山口市の湯田温泉白狐まつり、阿東町の徳佐八幡宮の桜まつり、美祢市役所前の桜まつり、と色々さくら絡みの催しが各地で行われるわけだが どこに行っても人が多そうなのがちょっとな・・・

で、寝起きにスマホでなにか催しがないか探していたが 津和野の鷲原八幡宮で流鏑馬神事がある、という情報をゲット。
11時から始まるようだが1時間半くらい前に現地に着くようにすれば そんなに混むこともないんじゃなかろうか・・・?

とか考えていたが 全然甘かったな。

鷲原八幡宮の周囲には駐車場がなく、津和野の道の駅が今回のイベントの駐車場になっていて そこから500Mくらい歩いて現場に行くようになる。

わしがやって来た9時半頃には道の駅のメインの駐車場、第二駐車場、臨時駐車場のすべてが満車で入れない状態で 2キロくらい離れた津和野高校まで強制移動。そこから無料シャトルバスで連れて言いてくれるらしい。

で、鷲原八幡宮
初代の津和野城主吉見頼行が鎌倉の鶴岡八幡宮から勧請したもの、ということじゃ。

正直言えば 津和野は鷺舞が有名なんで ココの名称も「鷺宮八幡宮」だと勘違いしていたフシが・・・鷺舞は太鼓谷稲成下の弥栄神社の神事で こっちは「サギ」じゃなくて「ワシ」なんだな・・・

いやしかし ものすごい人だな・・・インバウンドの恩恵なのか外人さんもチラホラいらっしゃって 会場のアナウンスも日本語と英語の2パターンじゃ。

11時からなんだが少し早めに到着したんで 準備の様子もパチリ。

11時から始まるのかと思ったが その前に色んな神事があるから 実際に流鏑馬らしき行事が始まったのは15分くらい過ぎてからだったな。

役職名は覚えてないが 総監督みたいな役どころで観客に愛想を振りまく島根県知事。

で、いよいよ流鏑馬神事が始まったが 目の前を一瞬で通り過ぎるし 人ごみをかいくぐっての撮影なんで結構難しいぞ。

こういう場合はGoProを自撮り棒に付けて撮影するのが良いと思うが こんな行事があることは今朝知ったんで下関に置いたままじゃ。
と、いうかデジイチとかも持って帰らなかったんでスマホだけが頼り・・・

スマホで動画なんかも撮影したが 10秒くらいの尺の短さだし観客が多くて対象が小さいしで YOUTUBEにアップするほどの価値もないから どんなものか知りたい人は過去の映像をYOUTUBEでご覧になったほうが良いと思うぞ。

午前の部の終了後の馬場の様子。

ま、せっかくココまで来たんだから神社のお参りでもして帰るかのぅ。

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2025年4月5日

近場の桜巡り 2025春!

 むぅ~、今日のTVでは「ブラタモリ」も「SHOWチャンネル 大人の社会見学」も伊勢神宮を取り扱っていたけど もしかして今ブームなのかな?

わしは還暦を迎えるのをキッカケに先月伊勢に出向いたんだが もしかしてこのブログも便乗でアクセス数が増えるのかな?今のところそんな気配は全くないけど・・・

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さて、長々とその伊勢めぐりのネタを続けているが 今日は一休みして季節ネタ・・・今日 下関から萩に戻って来た際に見てきた今年の桜の様子をお送りしよう。

ちょうど昨日だか一昨日あたりに下関でも桜の満開が発表されたが ほんとはこの週末は桜の拝めるところで桜キャンプなどを考えていたんだが、土曜日が雨予報だったんで結局中止することに。

保険屋さんが契約内容の確認作業に午前中に実家にやってくる手筈になっていたんで早朝から下関~萩間を移動していたんだが、途中の菊川町で小山の斜面一面に桜が咲いているのを発見。

田部川堤防の桜並木もなにげに立派なんだよなあ・・・

田部高校の裏の丘に公園があるのは知ってたが 「多武の峰公園」というらしい。そういえば今まで散策したことはなかったか。
菊川の桜といえば歌野川ダムの千本桜が有名だが やはり違う名所もチェックしたいんで いい機会だからちょっと見ていこうかの。

交通安全観音像が建てられている多武の峰公園の山頂広場。ここにくると当然といえば当然だが山頂付近以外の傾斜の桜の群生はそんなに拝めないんだな・・・

ちなみにこの観音様は国道491沿いに置かれている観音像と向かい合うように置かれていて 親子観音という位置づけなんだそうな。
昔 このあたりで交通事故やため池の入水自殺者が多発して その霊を慰めるために設置されたんだそうな。
そういえば 地元では結構有名な話だが「タクシーの運転手が女性客を乗せて溜め池まで行って 振り返って後部席を見たら女性客はおらずシートは濡れていた、、、」なんて怪談をきいたことがあるな。

なにやら祭壇のようなものがあるが なにを祀っているんだろう?

「宮城神宮 遥拝所」とあるが良くわからんな。

とりあえずドローンを飛ばして桜の様子と菊川の風景を空撮してみたぞ。


相変わらず撮りっぱなしの無編集で YOUTUBEのフリーBGMを付けただけの動画だが 少しでも様子が判れば良しとしよう。

山頂駐車場の車道は狭くて軽自動車でも対向車が来たら動けなくなるんで 他の花見客が来る前に早々と撤収じゃ!!

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2025年4月4日

25年春・還暦前に伊勢参り⑬ 浮島の森・阿須賀神社

 

「浮島の森」は新宮市の町中にある 文字通り島が浮いている状態で存在し その上に森が形成されている、というスポット。

全体の画像が撮れなかったんで 上の写真は和歌山県公式観光サイトからの無断借用だが、その正体は沼地に浮かぶ泥炭層で正式名称は新宮藺沢浮島植物群落(しんぐういのそうきしましょくぶつぐんらく)。

天然記念物に指定されている日本最大の浮島、ということなんで せっかくなんで見学してきたぞ。見学料として110円ほど徴収されたが「賽銭用の小銭ができた」と喜んでしまう一人の中年がそこに・・・

この島が珍しいのは「単に浮いている」だけでなくて森を形成する植物群が温帯のものと寒冷地のものが共生している、という点なんだと。

植物の前には 温帯性の植物は赤い字で、寒冷地のものは青い字で名前が書かれた札が。

確かに聞いたことも無い木の名前がいろいろあるな・・・

底なし沼か・・・

スタスタと歩けば十分足らずで散策も終わってしまうが、まあそんな変わったスポットもある、ということじゃ。

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