さて、11月最初の三連休。
やはり休みが三日もあれば 何処かに行かなければ勿体なかろう。
と、いうわけで今回は 前々からちょっと気になっていた「意宇六社」。
「意宇」と書いて「おう」と読むのだが、意宇六社とは出雲國意宇郡(島根県松江周辺)に存在する八重垣神社・熊野神社・神魂神社・眞名井神社・六社神社・揖夜神社の六社で、 「六社さん」と称され崇敬されている神社のことを指す。
この意宇六社を巡拝する「六社まいり」と称する行事が明治以前から続いているそうだが この六社を回って御朱印をゲットしよう、というのが今回の旅の目的というわけじゃ。
・・・正直、山口から1泊2泊程度で行ける範囲でめぼしいところは行きつくした感もあって 中国地方と九州北部での旅ネタもそろそろ限界かな・・・わしは都市圏は苦手だしグルメや今風の流行には疎いし 足腰もめっきり弱くなってきたから山歩きとか滝探しも思うようにできないし、素直に言えば神社巡りくらいしか動けないのじゃ。
神社でも長い石段とか「奥の院」的なルートは正直しんどいんだが、まあそのくらいのリハビリはしておかないと将来ほんとに動けなくなりそうだしなあ。
出雲とか松江のエリアは何度も来ているが まだまだお参りしてない神社は数多くあるし、今年の「神在月」にあたる11月12月の月末月初も動けるかどうかわからないし とりあえず思い立ったが吉日ということにしておこう。ちょうど朝ドラ「ばけばけ」の影響もあって盛り上がっている時期だしな。
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10月31日(金)、仕事が終わって簡単に食事と風呂をすましチコちゃんだけチェックして9時に下関を出発。
10時半に萩にてガソリンを満タンにして国道191号と9号を延々と北上して島根県に突入。
山陰道もだんだん整備されてきて一昔前ほど時間もかからなくなったが 夜中の2時半頃に「宍道PA」に到着して そこで車中泊を決行。



と、いうことで 目を覚ましてまず最初にやってきたのは八重垣神社。
なぜ最初にこの神社を選んだかといえば・・・ここは前回来た時にすでに御朱印をいただいていたんで社務所の営業時間を気にしてなかったからじゃ。
八重垣神社は素盞嗚尊と櫛稲田姫の故事から縁結びの神社として知られている。朝ドラの「ばけばけ」でも主人公が自分の婚期を占うために鏡の池占いをやっていたんで 若い女性の参拝客が増えたようじゃ。
早朝で社務所も開いてないから参拝客は皆無だったな。ゆっくり拝ませていただいたが わしはすでに婚期がどうのこうのいう身分でもないんで特に意味はないな・・・
そんなわしだが 山の神様だけは熱心に拝ませていただいたぞ。(何故?)
それはともかく、先も書いた通りこの八重垣神社の御朱印は今回の意宇六社の中で唯一 すでにゲットしていたんで目的ではなかったんだが、「やはり折角だから六社まとめてもらうようにしよう」と 4社ほど回った後にもう一度来て改めて御朱印をいただくことになるのだ。
社務所が開いて参拝客が来るようになった時間帯。さすが意宇六社の中でも一番知名度がある神社だけあって多くの人でにぎわっているぞ。
七五三で着飾ったお嬢ちゃんの姿もあるが いいのぅ。わしも娘か孫の一人でもいれば人生また違ったかもな。
こりゃ山の神のちんこ木造なんかを熱心に拝んでいる場合じゃ!!( ゚д゚ )クワッ!! (←否定はしないのか・・・)
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