さて、紅葉巡りで津和野町までやって来たが ふと思い立って久しぶりに日原町の「雄滝・雌滝」を鑑賞してきたぞ。
この滝を訪問するのも何年振りだろうな~・・・
過去の滝アーカイブ(全国版)も 広島県まで終了していよいよ島根県の滝になるんだが 島根県の滝については無くしたデータも多いから山口県みたいにリスト化はしないけど まとめて紹介じゃなくて一つずつアップしていこうと思っている。
で、今回は「雄滝・雌滝」の過去のデータと 今回取ってきた写真を組み合わせてご紹介しよう。
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鹿足郡日原町滝元小直落差 20M?
国道9号を日原の駅から津和野方面に1キロほど進み、レストランが見えたところで橋を渡り川の対岸へ。
少し進むと「御前水」という湧き水があるんだが ここで2つに分かれる道の奥のほうをチョイス。そこから山道を延々と進むと 急カーブのところに「雄滝・雌滝」の案内板があって 車も2~3台停められるスペースがある。ここが遊歩道の入り口だ。
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この遊歩道はアップダウンがそれほどないんで 特に労することはないんだが、落ち葉も多いし、ときたま木製の歩道になっていて そこにコケが生えていることもあって 天気の悪い日なんかは滑りやすいから注意されたし。
約250M進むと 左側にでっかい崖が現れるのだが そこに落ちているのが雌滝だ。
この崖は高さが30M くらいはあるだろうか?こういう断崖絶壁から落ちる滝というのは中国地方では珍しいと思うのだが 残念ながら水量は非常に少なく チョロチョロと流れている程度。これで水量があればかなり立派な滝になると思うのだがなあ・・・・
この雌滝のそばには小さな祠が祭られていて 何らかの信仰の対象にはなっていたみたいだな。
(今回確認したら「熊野神社跡」の碑があったんで この散策ルートは元々はこの滝を神様に見立てた神社の参道だったんだろうな.
それを踏まえて この滝のある集落が「滝元」という地名なのもうなづける訳だ・・・)
先ほど「雨の日は注意されたし」と書いたが 渇水時期には「単なる湿った岩肌」となるみたいだから この雌滝に水の流れている姿を求めるのなら 雨の直後に来るしかないみたいだ。
そこからさらに100Mほど進むと 遊歩道の終点になって そこにこの渓谷のメインで上の写真にある「雄滝」が流れている。
そこそこ水量はあるが なだらかに岩を滑り落ちる滝で なんとなく物静かな感じがする優雅な滝だ。 解説板が無いんで正確な高低差は不明だが 3段構造で上のほうにも流れがかすかに見えるから もしかしたら30Mくらいの流れはあるのかもしれない。
ココの遊歩道は歩きやすい割りに自然がいっぱいで やってくる人も少ないから 紅葉の季節なんかは結構穴場になるんじゃないかと思うぞ。
お疲れ様です。
返信削除雌滝はいつも流れているんじゃ無いんですね。
私は9月の台風通過時に行きましたが、結構な水量で流れる雌滝を見れました。
足元はトレッキングシューズでも滑りやすい感じで歩くのには苦労しました。
次回また行くならまた雨後にしたいと思います。
風待人さん>雄滝・雌滝の遊歩道は落ち葉で滑りやすいんで雨後の訪問は注意してくださいね~(* ^ー゚)ノ
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