2023年12月9日

【旅行記】2023晩秋 宮崎を彷徨う④ ままこ滝~すきむらんど温泉かじかの湯

 宮崎ツアー初日最後のスポットは「遊ぶ・食べる・ととのう」をコンセプトにしたレジャー施設、「すきむらんど」

施設としてはずいぶん前から存在していたように感じたんだが コンセプトに「ととのう」なんて最近のサウナ用語が組み込まれているのはどういうことなんだろう?・・・と、思っていたが 2022年にリニューアルオープンという事で その際にサウナと食事処、キャンプ場を前面に押し出すようにしたんだろうな。

そもそも「すきむらんど」とはどういう意味なのかがわかんなくて「スキムミルクと語源的に何か関係があるのか?」とか勝手に想像していたが このエリアが小林市と合併する前は須木村というところで その名残らしいな。

ココに到着したのがお日様も沈みかけている時間帯だったが とりあえず敷地内の湖に流れ落ちているという「ままこ滝」だけはチェックしておかねば・・・

うっ、金をとるのか・・・

スタッフがいるわけでも無いし任意という気がしないでもないが 後でバレて200円をケチるような大人だと思われても嫌だし やはり清々しいものを拝むからには清々しい気持ちじゃないと意味がないんで ここは料金箱にちゃんと200円を投入しておこう。

こういう大きな吊橋を一人で寂しげに渡る中年男性の姿を誰かが観たら 自殺志願者とでも思われるんじゃなかろうか?なんて思いながら進む。

綾南ダムによって作られたこの湖は「小野湖」というらしいが ココの水上アクティビティもすきむらんどのウリのひとつ。

この橋の上から眺められるのが「ままこ滝」
正式名称は「須木の滝」というらしいが、「継子をここから突き落とした」という伝説から「ままこ滝」と呼ばれるようになった・・・という言い伝えがあるらしい。

画像はネットの拾い物

ちなみにこの滝、元々は落差41Mほどあって宮崎県指定の名勝とされていたが ダム湖の完成で今では落差が半分の20Mになったらしい。

橋を渡って近くまで行けば 滝の概要やままこ滝の由来なんかの解説板が拝めるようだが 今回は時間がないんでココから眺めるだけじゃ。今回の旅で唯一の滝のような気もするが まあ仕方あるまい・・・

*************************

さて、駐車場に戻って 今回のメインの目的である温泉とサウナを堪能させていただくかのぅ。

***************************

すきむらんど温泉 かじかの湯

宮崎県小林市須木下田356-1
泉質 :単純温泉 PH8.2 29.5℃
効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、抹消循環障害など
営業時間 :10:00~21:00
料金 :400円

***************************

ネットは例によってすきむらんど公式、その他もろもろのネットからの拾い物。
すきむらんどと言えば 検索してもすぐわかると思うがどうしてもサウナの話題が目立って温泉の泉質とかが後回しになっているパターンが多いが 温泉もアルカリ性のツルツル感の残るなかなかのものだと思う。このエリアって案外とアルカリ湯が特徴となっているんだな・・・。

むろん 源泉温度が低いから沸かし湯だし循環殺菌利用だろうが 総ヒノキの内風呂は森林浴効果もあるし、敷居も低く満足度は高いと思うんだが・・・
やはり火山由来の個性的な霧島山系周辺の温泉に比べれば そんなに目立たないのも事実かな?「あきしげゆ」みたいな唯一無二の個性があれば話は別なんだろうけど。

で、やっぱり興味としては 九州最古のフィンランド式サウナとして「サウナイキタイ」サイトでも宮崎県№1人気の評価されているサウナになるだろうな。

2つあるストーンサウナのうち一つはロウリュ禁止だが もう一つはロウリュ可能。
と、言っても 常連さんらしきオッサンが定期的に水をかけるんで 他の人がロウリュをすることもなかったんだが・・・ちょっとロウリュの間隔が短すぎるんじゃないかと思ったが 郷に入れば郷に従え、じゃないけど 余所者のわしは黙って従うことに。

平成11年に先代オーナーがシベリアからアカマツの木材を輸入して作り上げたというサウナ室は何度か手直しで一部 国産木材も使われているらしいが アカマツの香り漂う風格の一品。

温度は約90℃。客層はジモティのオッサンがメインで こういう施設の割にあまり観光客はいない感じだな・・・夕方の時間帯だったんで大相撲をTVでみなさん熱中して観賞しておられたぞ。

ここのサウナの真骨頂は地の利を生かした水風呂と外気浴スペースであろう。

水風呂は天然水の水風呂(17℃)と源泉水風呂(30℃)の2種。今の季節 地元のオッサンたちに人気なのは源泉のヌル水風呂の方だが どちらもなかなかの一品。

そして「森林浴の森100選」にも選ばれている照葉原生林を眺めながらの外気浴・・・いやいや、贅沢すぎる環境で3セット、きっちり堪能させていただいたぞ。

満足満足♪

**************************

初日のディナーは小林市の中心部で スマホで検索して出てきた「ラーメンとんぷう」さんにてチャーシュー麺など。

スタンダードなとんこつラーメンという印象だが店の雰囲気がいかにも「昔ながら」で良いな。
ごちそうさまでした♪

****************************

ラーメンを食った後は車中泊適地を求めて道の駅「ゆーぱるのじり」へ。
こんな感じで宮崎県散策の初日は終了。翌日は都城方面を散策する計画じゃ!

続くッ!!
♪バドジズ デジドダー♪ 

0 件のコメント:

コメントを投稿