2023年6月28日

【過去に拝んだ滝アーカイブ】福岡県の滝 / 糸島市の滝(白糸の滝・清賀の滝・二段の滝・アンの滝・不動の滝)

 白糸の滝 


福岡県糸島市白糸460-1
落差 24M 

福岡県指定の名勝である「白糸の滝」は、標高900mの羽金山の中腹に位置し、高さ約24mから真っ白な飛沫を上げて美しく流れ落ちる様は圧巻。周囲には樹齢約300年といわれる県指定天然記念物「萬龍楓」が自生し、7月初めにはアジサイが咲き乱れます。糸島市HPより引用)

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「白糸の滝ふれあいの里」なる この滝をメインに据えた自然公園内に流れ落ちているため 誰でもアクセスは簡単で完全に観光地化されている。ただ 滝が公園の最上部に位置するため 景観はそれほど損なわれていない。

複雑な岩を落下する過程でいくつもの水しぶきをあげている様子が「白糸の滝」のネーミングの由来だが、想像以上に規模・形が良く 傍に鎮座する不動明王や楓の古木の雰囲気もよく、さすが名勝と呼ぶにふさわしい一品だと思うぞ。

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清賀の滝 


福岡県糸島市雷山
落差 15M


雷山自然歩道の途中にあり休憩地として利用されている。名前は、インドより来朝したと伝えられる高僧
で、聖武天皇の勅願により雷山千如寺をはじめとする怡土7ヶ寺を開基した、清賀上人に由来する。(糸島市HPより引用)

雷山登山道の雷山観音コースを歩くこと約20分で現れる滝。 すぐ傍まで林道が通っているが 車でのアプローチが可能かどうかは不明。(登山案内図を見る限りでは一般車の乗り入れは無理っぽいが・・・)

登山ルート最初のビューポイントで 林道の終点でもあるんで ベンチなども設置している憩いスポットとなっている。

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二段の滝

落差 15m


雷山登山ルートの上級者向けコース、「洗谷コース」に流れ落ちる滝。


「洗谷コース」は基本的に沢登りとなるため 危険度も他のファミリー向けコースとは別物になっているが、この「二段の滝」へ向かうには 洗谷登山口から登ってアプローチするには1時間40分、井原山と雷山の稜線を歩く縦走路の分岐から下って行くルートでも30分ほど掛かる。


雷山・井原山周辺ではアンの滝や不動滝などに比べても ワンランク高いアクセス難易度を誇っている。 さすがに万人向けとは言えないが、それだけにお目にかかったときの感動は大きかったな。

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アンの滝
落差  13M

井原山登山道 瑞梅寺山ルートの井原山登山道バス停より 沢(ダルメキ浴)に沿って続く遊歩道を歩くこと40分でたどり着く滝。


巨大な岩盤をやや傾斜をつけて流れ落ちる なかなか趣のある滝で、一説には昔ここに庵があったから その名がついた、という話もあるようだ。

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不動の滝
落差 23m(2段)

雷山周回自然道路を歩くこと2キロちょいのところに流れ落ちる滝。
古代の山城といわれている「雷山神籠石」へ向かうルートで 「不動池」の水がここで滝となって流れ落ちているようだ。

滝の傍に祈願所のようなお堂があり、「不動滝」という名前の通り 不動明王が祭られていて滝そのものがご神体のように信仰の対象になっているようだ。 

雷山・井原山の滝はどれも車でのアクセスは不可能で 自分の足だけを頼りにアプローチするしかないんだが、アンの滝といいこの不動滝といい、もう少しアプローチが容易であれば けっこう集客力のある観光スポットになるんじゃないかと思うと 少し残念かな?まあ、観光客が簡単に来れないような場所だからこそ 俗されずにこの荘厳な雰囲気が残っている、ともいえるんだが。


※記事は散策当時(平成20年頃?)に当時のホームページにUPしたものをそのままコピペしています。ゆえに経年変化があったとしても対応していません・・・

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