2022年5月25日

【自主的島流し・隠岐の旅】⑮島後 海苔田ノ鼻~白島海岸~伊勢命神社~ローソク島遊歩道(5/2)

 さて、「自然回帰の森」から離脱した後は島後北部の海岸線をぐるっと回ってみよう。

まずは「海苔田ノ鼻」

ここには特徴的な柱状節理の奇岩、「よろい岩」と「かぶと岩」が観察できる遊歩道があるんだが、

災害のため遊歩道が通行禁止・・・(つД`)

自己責任で行けないかな?とも考えたんだが 遊歩道は90分ほど歩く必要があるみたいで どこまで行けるのか判らない状態で無理やり進むのもアレなんで今回は却下じゃ。

岩がゴロゴロしとるのぅ・・・(´▽`)

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次にやって来たのは「白島海岸」。こちらもジオサイトスポットの一つで国指定名勝。

岩石に白いものが多いんでこう呼ばれているんだとか。

前日に「車中泊適地じゃないか?」と思ってやって来たが あまりの静けさに怖くなって撤退した場所じゃ。でも明るい時に見るとそんなに怖い感じもしないんだけどな。

ここには下に見える白島の直前まで行けるルートと 崖の上の展望台まで行けるルート2つの展望台がある。

竹島まで161キロか・・・尖閣や国後までの距離を書かれてもアレだけど。

下に向かう遊歩道は結構距離があるんで今回は展望台までのルートを歩いてみよう。

・・・実は翌日、時間が余ったんで白島ルートは歩いていたりするが そのレポはまた今度、ということで・・・

イカリソウは山口県や九州ではピンク色ばかりだが 隠岐のものは「トキワイカリソウ」という種類で白いんだな。

てな感じで白島崎展望台に到着~♪
アップダウンがないんでこちらは簡単に来れるぞ。

あの白い島と半島が白島なんだろうな。

ズームイン!!

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白島海岸を離れ さらに進んでいくと「ローソク島展望台」と書かれた看板が目についたんで進んでいくと・・・

今回の見学ターゲットにもちろん「ローソク島」もリストアップしているんだが、本来ローソク島は遊覧船に乗って海から見ないと岩のてっぺんに太陽がローソクの如く灯っているようには見えない。

ただ 遊覧船に乗ってまで、とは思ってなかったんで 遊歩道から眺めるだけの予定にしていたんだが、それにしてもこの光景、事前調査と随分違うような・・・駐車スペースは4台ほどあるが釣り客に分捕られて停めるところが無いぞ。

仕方ないから漁港に車を適当に置くしかなかったが、、、確か「ローソク島見学ルート」って高台の上からアプローチするんじゃなかったっけ?

・・・結論から言えば こちらは久見という漁港からローソク島を眺める展望台で ローソク島が間近に拝める遊歩道は「代(しろ)海域公園」で 別物という事が判明。

こちらの特徴は白い「アルカリ流紋岩」の絶壁なんだが、

これを「遊歩道」と言っていいのか?さすがのわしも登ろうとは思わなかったぞ。なぜなら

肝心のローソク島があまりにも遠すぎるんで 危険を冒してまでロープで岩をよじ登る気力がなかったのじゃ!!

コンデジの望遠でなんとかそれらしく写すことはできたけど・・・せめて「ココからだったらローソクに夕日が灯る姿を拝める」とかのメリットがあれば良かったんだけどな。

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その久見の漁港のすぐ近くにあるのが「伊勢命神社」とやら。

「隠岐造」という建築様式で歴史も古く、文化財にも指定されているらしいんだが 特になんか珍しいものがあるとか そういうものでもないらしい。格式は立派なんだけどな。

じゃ、次行きますか・・・

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さて、やって来たのは代海域公園地区の尾白鼻公園とやら。

ここがいわゆる「ローソク島」を俯瞰できる展望台になるわけじゃ。

駐車場傍の東屋の奥の展望台に行ってみると・・・

おお、確かに展望台があるぞ。

日本海の素晴らしい絶景が広がるが 見下ろすとローソク島が、

遠い...( = =) 

コンデジの最大望遠で写した画像がコチラ。高さは20Mほどらしいが
これでも良いっちゃ良いんだけど やはりせっかくここまで来たなら遊歩道を使ってもっと間近で見てみようかの。

ちなみに駐車場からローソク島の観察所までのルートは約900M。行きは下りだから問題ないが 帰りは下った分だけ登らなきゃならんので往復で1時間弱かかるらしい・・・

途中にこんな風景を愛でながら、

ようやっと展望台に到着~~~。

・・・荒れとるのぅ(-゛-;)

ヒーヒー言いながらやって来たが 上から見るのと横から見るのとの違いだけで 距離感はそんなに変わらないような気が・・・

「ローソク岩」じゃなくて「ローソク島」が正式名称なんだが 全国にはこういう形をした岩は探せばある程度出てくるんじゃないかな?
ただ、先っぽが灯がともるローソクの芯のようになっている、というところがミソなんだろうな。先っぽの形状がちょっと違った形に風化が進んでいたら「男岩」とかネーミングされて遊覧船も運営されなかったかもしれんし。

ま、海蝕洞と組み合わせて別のアピールができる、といえば そうなんだけどな・・・

名前の如く芯に夕日が灯っているように見るには遊覧船に乗るしかないんだが、この日は風と波が強くて欠航になっていたぞ。
知床の遊覧船事故のニュースで世間が騒いでいる時期だから GWと言えども欠航の判断は早かったぞ。まあ、そうなるわなあ・・・

こういう風景はココからじゃないと拝めないから いちおうココまで歩いてくる価値はある、と言っておこうかの。まあ「体力次第で」ということと 後は自己判断にお任せするが・・・

見た感じだと ちょっと大きな地震でもあればいつ倒れてもおかしくないような雰囲気なんで 見れるときに見ておいた方が良いんだろうな・・・

むぅ~・・・

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