2022年2月14日

湯の川温泉 天然温泉の湯 四季荘

 

さて、今回の山陰ツアーのもう一つの目的、それこそ出雲市の「日本三美人湯」の一つとされている湯の川温泉に去年「本場フィンランドサウナ」「究極のととのいサウナ」としてリニューアルオープンした「天然温泉の湯 四季荘」のサウナを体験することだったりするぞ。

正直 山口県を含む島根、鳥取の山陰エリアでサウナの施設ってそんなに多くないように思う。大概はスーパー銭湯併設という形になるんだが 昔ながらのサウナ施設って やっぱりトラックの運ちゃんとか肉体労働者とかサラリーマンが仕事帰りや出張の途中で汗を流すための施設、というイメージがあるからなあ。

最近のサウナブームで福岡や広島にはロウリュやアウフグースなんかの趣向のあるサウナ施設もぽつぽつ増えてきたが 既存のサウナ施設を今風のブームに乗った形で改装するのも資本が必要だが 逆にそういう施設のない地方だったら自然を生かした形で今風のサウナ施設を作り 観光の目玉にする、という発想もアリではないかと思う。

そんなこんなで実は島根を筆頭に 山陰地区のサウナは意外と熱いというか これから面白くなりそうな予感もするわけだ。
今回訪問した「四季荘」はサウナ紹介サイト「サウナイキタイ」では島根のサウナ施設で第一位にランキングされている。その実力やいかに・・・

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湯の川温泉 天然温泉の湯 四季荘

島根県 出雲市 斐川町学頭1369

泉質 :ナトリウム・カルシウム・硝酸塩塩化物泉 PH8.4 50.5℃
効能 :美肌・腰痛・冷え性・リュウマチ・神経痛・打ち身など
営業時間 :6:00~9:00(朝風呂はサウナ無)10:00~21:30
料金 :一般入浴600円 サウナ900円(第三木曜日のみサウナは女性専用)

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サウナ料金を払うとサウナエリアに進入可能なリストバンドがあてがわれる。
こーゆーシステムは初めてだな。

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ここからの設備の写真は 当然 浴室の撮影などできるわけもないんで「四季荘」さん公式サイトよりの無断借用じゃ。

サウナ付きの男性浴槽だけかもしれないが 数名入れる程度の狭い内湯と洗い場で 露天がメインとなっている造り。露天の方は広めの造りで森を借景にくつろげるようになっているが 正直サウナがなければ他の旅館との差別化は難しいだろうな・・・

湯の川温泉は「日本三美人湯」という謳い文句だが 特徴は肌に柔らか、というくらいで正直 個性には乏しいと思う。まあ あまりに個性的だったら「美人の湯」という風には言われなかった可能性もあるんだろうけど。
ただ この肌触りのいいお湯をチラーで16℃に冷やして水風呂として提供しているところが「究極のととのいサウナ」の要素の一つになっていることは間違いなかろう。

サウナエリアは露天エリアからドアを開けて進むようになっている。

サウナ室は上段、下段に分かれていて12名ほどのスペースがある。上段は仕切りのついたセパレート式でこれは日本初のシステムらしい。

仄かな明かりで落ち着いた雰囲気、正面にはテレビが置かれていて 焚火や清流などのヒーリングビデオが流されている。(たまに四季荘のCM有)

フィンランドのiki社製サウナストーブはロウリュ、アウフグース用に設計されている。
普段は数分おきにポタポタと水滴が上から落ちてくる程度だが 毎時0分になるとオートロウリュが設定されている。わしが入っている時に運よくシステムが作動して 1分だか2分だか景気よくストーブの上に水が噴射されて 一気に汗が噴き出してきたぞ。

この日はアウフグースは行われなかったが 月に1~2度の割合で熱波師によるイベントも開催されているんだとか。

サウナーマスク氏とか熱翔カケル氏とか・・・ほんの2~3年前まで わしは「熱波師」なんて職業があることを意識してなかったが 最近のサウナブームはいろんな派生職業を生んでいるんだな・・・

サウナの本場はフィンランド、ロシア、ドイツとかだと思うが 最近はフィンランドだけでなくロシア式のサウナの話も耳にしたりする。その本場の作法というか文化を追求するだけでは いろんな国のサウナの特徴をどん欲に取り入れたり サウナハットなどのアイテムの開発が一気に進んだり、さらには芸人のようにエンターテイメントを追求する熱波師が登場したり、と 他国の良いところを取り入れて独自に進化をさせるところが日本の凄いところだよなあ・・・

サウナ室を出た後の汗を流すかけ湯と 水深160センチを誇る水風呂は湯の川温泉の源泉を利用している。「サウナの本質は水風呂」とはよく言うが 本格的なサウナ設備と贅沢な水風呂をして、なるほど島根県・・・いや 山陰一の本格的サウナと言わしめるだけのことはあるわけだ。

サウナ室は90℃くらいの温度設定で 汗はよく出るが苦しさは全く感じず過ごすことができる。
今回はTARO先生の運転なんで 睡魔に襲われることを気にせずにサウナ12分、水風呂1分、外気浴数分のローテーションを3セット きっちり堪能させていただいたぞ♪

いや~、ととのったな・・・(´▽`)

やっぱサウナをゆっくり堪能するには 良い施設に宿泊して腰を据えて楽しむのが一番なんだが もう少し近くにこういう施設があればいいのになあ。

サ活後は定番のオロポで一服。

「サウナイキタイ」サイトにレビューを投稿すれば半額で提供されるようだが あまり簡単な文章を投稿してもアレなんで 今回はめんどくさいし定価を払って購入したぞ。

ふぅ・・・

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