宗像王丸・天然温泉 やまつばさ VOL.2

 さて、宗像大社参拝のため大島から本土に戻ったあとは　高速に乗って萩の実家に戻るだけなんだが　その前にやはり一日の汗を流さないとなるまい。

で、立ち寄ったのが宗像市王丸エリアにある立ち寄り温泉施設「やまつばさ」。
ここは2014年に立ち寄ってから約8年ぶりの訪問になるわけだが、前回訪問した時は温泉がメインだったんで　「都会的でちょっとオシャレ、かつリッチな立ち寄り施設」という感想で終わっていて　たぶん機会がないと再び来ることもないんだろうなあ・・・なんて思っていたんだが・・・

サウナスポットの情報に特化したサイト「サウナイキタイ」によれば　コチラの施設はサウナー目線で見ればかなり評判のいい施設、ということで　今回は温泉ももちろんだがサウナー目線で楽しむために再訪した、ということじゃ。

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浴室内の画像は当然　撮影などできないんで「やまつばき」さんの公式サイトよりの無断借用なんだが、メインの「十間風呂」をはじめとして「ぬる湯」「あつ湯」「電気風呂」「壺湯」「露天風呂」「ローズマリー風呂」など多種多様。

清潔感もあって落ち着ける　なかなかリッチな空間だと思う。

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宗像王丸　天然温泉やまつばさ

福岡県宗像市王丸474

【王丸温泉】

泉質　：アルカリ性単純温泉　PH9.9　31.1℃
効能　：自律神経不安定症、不眠症・うつ状態　など

【白兎温泉】

泉質　：ナトリウム・カルシウム硫酸塩温泉　PH9.5　45.6℃
効能　：きりきず・抹消循環障害・冷え性・うつ症状・皮膚乾燥症など

営業時間　：10：00～23：00（金土・祝日前24：00）　第三水曜休み（3月・8月は無休）
料金　：1150円　/　土日祝　1350円

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泉質は「王丸温泉」がメインだが　「白兎温泉」と合わせて2種類の源泉が掛け流しで使われている。「王丸温泉」のほうはアルカリ泉らしいツルツルすべすべで「白兎温泉」のほうは同じ高アルカリ性だがツルツル感はほとんど感じないがよく温まる良いお湯だと思う。

これが掛け流しで使われているんだから贅沢なんだが　施設そのものも一日ゆったりできる充実度で満足度はかなり高い。

で、今回のチェックポイントのサウナなんだが　ドライサウナは95℃くらいの設定でしっかり蒸されるタイプ。
小奇麗な室内は20名くらいは入れそうな広さだが　現在は感染対策のため14名程度に入室制限されていたな。

湿式サウナのほうは珍しく高温設定で　こちらも思いのほかしっかり汗の出せるタイプ。室内にTV付きのミストサウナというのも珍しいんだが、前回（8年前）はサウナにさほど執着もなかったんでチェックも甘かったんだろうが　これほど充実した施設でありながら記憶に全く残ってない、というのはいかがなものか・・・

コチラの施設がサウナーに絶大な支持を集めているのは　サウナ設備だけでなく、しっかりと冷える2種類の深さの水風呂もそうだが　やはり外気浴を中心とした「充実したととのいスペース」だと思う。チェアは当然だがリクライニングデッキチェアが5脚ほど用意されていて　周囲の樹木に囲まれた雰囲気もナイス。すぐ近くに国道が走っているとは思えない演出に感動すら覚えたぞ。

唯一　残念なのは　さすがにこれだけの充実した施設なんで　今のサウナブームで今回のような週末の訪問だとサウナ室はやはり入室に競争が発生してしまう点かな・・・1000円オーバーの料金を払っているなら　やっぱりしっかりサウナに入ってととのいたいものだが　ドアの前に入室の順番待ちができるのを見ると　なかなか何度も時間をかけてじっくりサウナを楽しむ、というのは難しいと思う。

それでもドライサウナ×2回、ミストサウナ×1回　各12分と水風呂、外気浴は計3セットしっかり楽しませてもらったけどな。

湯上り後のリラクゼーションのスペースも充実してて　写真には見えないが左側は床の上に寝ころぶことが出来るスペースになっていて　こちらもかなり広い。

もちろん入浴後に食事ができるレストランのコーナーや家族風呂も用意されていて　逆にこの充実度で都会のオシャレな施設だと思えば　1350円という価格は納得してしまうぞ。
以前はけっこうそこをブツブツ言ってたけど・・・サウナ目線で語ると　施設が充実してれば価格の許容範囲もずいぶん広がった感があるなあ。

ここは宿泊施設もあるようだが　やっぱりサウナを心から楽しもうと思えば　泊りで利用したいものよのぅ。

「あぁ、このままここで溶けてしまえば　どんなに楽になるか・・・帰りたくないのぅ」
などと思ってしまう　56のオッサンの姿がそこにあったぞ。

ふぅ・・・