2021年9月24日

小倉サウナ・TOTONOI

 23日(木)秋分の日・・・

北九州市小倉はネットスラングでは「修羅の国」と呼ばれているらしいが、下関市から狭い海峡を挟んだ対岸に存在しているとはいえ、緊急事態宣言が発令されている福岡県に越境して足を踏み入れる、ということは まるでケンシロウが海を渡って修羅の国に入って来た時のような 何かマズイ背徳感というか、そういうものを感じるわけだが・・・

で、やって来たのは小倉駅から少しばかり離れた鍛治町なるエリア。まあ いわゆる飲み屋街じゃ。ここに今回のターゲットがあるんだが・・・

ここか・・・

あったあった♪

と、いうわけで今回やって来たのは 「小倉サウナ TOTONOI」
もともと昔ながらのサウナ店だったらしいが この7月にオシャレな今風のサウナ店としてリニューアルオープンしたらしい。

「サウナ―」を名乗っているわしだが、いつも利用しているのはスーパー銭湯の中のサウナ室で このような専門店を利用したことはないからなあ・・・正直 何か作法があるのか どういうシステムなのか 一度は経験しなくてはサウナーは語れまい、と思っていたのじゃ。

ホントは前々から「福岡のサウナーの定番」と噂の「ウェルビー福岡」へのライドオンを狙っていたんだが コロナのせいでなかなか機会を作れず そうこうしているうちにこちらのオープンを知ってしまったんだけどな。

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小倉サウナ TOTONOI

福岡県北九州市小倉北区鍛冶町1丁目6−17

泉質 :光明石温泉(人工温泉)

営業時間 :10:00~23:00

料金 :900~2500円

※男性専用

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まずは受け付けでチェックイン。ロッカーのカギを受け取って中に入って居るサウナパンツとガウンを着用。ちなみに滞在時間によって料金は変わるから後払い制じゃ。

ここは浴室以外で店内をうろつくときはガウン着用、あとサウナ室ではサウナパンツの着用が義務付けられているぞ。サウナパンツというのは今まで使ったことがなかったんだが サウナに入ったり水風呂に入ったりするたびに脱いだり履いたりしないといけないのがメンドクサイかな・・・まあサウナパンツもタオルも棚に常時置かれているから使い放題なんだけど。

ここからの浴室内部の画像は当然 撮影不可のエリアなんで「TOTONOI」さん公式サイトよりの無断借用じゃ。

まずは入浴前に全身を洗おう。当然シャンプー類は完備されているし 剃刀、ナイロンタオル、歯ブラシなんかも置かれているから手ぶらでも問題ナッシングじゃ。

シャワーの水圧が結構高かったのも いかにも「男性専用の店」という感じだったな。

奥の浴槽は「高温」「低温」の2つに区切られている。温度差はあるがそんなに熱いわけでも低いわけでもないんで 好みで選べばいいだろう。

ちなみに温泉は「光明石温泉」という人工温泉。ミネラルたっぷりで効能も下手な温泉よりあるんだろうが ここではサウナがメインなんで詳細は置いといて・・・

まずは通常のサウナ室へ。こちらはTV付き、中央にでっかいサウナストーブが置かれていて温度は訪問時で95℃くらいの設定だったな。

通常わしが通っているスパ銭サウナだと90℃超えだと高いほうだと思うが サウナパンツをはいていると股間を隠す必要がないんで タオルを頭に巻くことができるから10分くらいだと余裕で過ごすことができたな。やっぱなんだかんだで熱の影響を一番受けるのは頭なんだよなあ・・・

汗をたっぷり流した後は水風呂へ。

大体4人くらい収容できる広さで チラーで16℃くらいに冷やされている。こちらも入りやすい温度だと思う。

浴室のととのい椅子で休憩した後は 10名くらい収容のやや狭いメディテーションサウナへ。

「メディテーション」とは「瞑想」を意味するらしいが サウナでは一般的にロウリュができるサウナ室のことを言うようじゃ。先日のテントサウナをメディテーションサウナと言っていいのかどうかはわからないが こういう施設でセルフロウリュを楽しめる施設って山口県には皆無だし わしが体験するのも熊本の「湯らっくす」以来かな。

ここの温度は訪問時で105℃。やはり頭にタオルを巻くと10分くらいは平気で過ごせるんだが 思いっきり汗をかきたければセルフロウリュをした後に 入口に置かれているウレタンのサウナマットで空をかき混ぜれば大丈夫じゃ。他の人がサウナ室に居る場合はそんなに自由気ままなこともできないけどな・・・

結局 普通のサウナとメディテーションサウナをそれぞれ10分×2回ずつ、そのあと水風呂、休憩で4セット。いやいや、やっぱ専門店はガキんちょもいないし 夕方以降は判らないが日中なら休日でも混まずにゆっくり入れるし 堪能できたな~♪

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サウナをじっくり堪能した後は 休憩室へ。

ハンモックに揺られながらしばし放心状態になっていたが 一日フリーコースを選択してなかったし駐車場も30分100円のコインパーキングを利用している関係で やっぱり心の底からはゆっくりできず・・・


こちらは飲食スペース。兼 休憩スペースでもあるようじゃ。

今回サウナ飯としてチョイスしたのは「津田ちゃんカレー(600円)」&「オロポ(300円)」。

「津田ちゃんカレー」はどんなものか分かんなかったんだが、簡単に言えば牛スジ入りのカレーだな。
カレーの特徴はともかく、気になったのは「津田ちゃんって誰?」ということなんだが・・・有名なサウナーか、もしくはこちらのオーナーなのか?とか思ったんだが 尋ねてみると「ココの従業員のおばちゃん」という回答だったぞ。ああ、そう・・・

ちなみにオロポはオロナミンCをポカリスウェットで割ったサウナー定番のドリンク。自分で作れないことはない一品だが飲むのは初めてじゃ。味はまあ 想像通りだったけどな。

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と、いうわけで「TOTONOI」についてはこんな感じじゃ。やっぱ専門店は専門店なりにいいところがあるもんだ、と確認できただけでも成果があったといえよう。いつかはウェルビーなんかも行ってみたいし ここは宿泊はできないがカプセルホテル併設のサウナ施設も多いから 安旅行をするときにはこういう施設を候補に入れても面白いかもな。

ここの最大のネックは駐車場がない、ということ。周辺のコインパーキングは30分100円とか50分200円とか 値付けがバラバラなんで できれば小倉に来る機会があれば駅から歩いてくるのが時間を気にしなくていいかも・・・

ま、100円200円をケチってやって来るような施設でもないんだろうけどな・・・

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