2021年9月25日

寺迫ラジウム温泉

 さて、せっかく海峡を越えて小倉までやってきたんで 山口に戻る前にどこか温泉など・・・

北九州は大都会なんで 入浴施設はスーパー銭湯、普通の銭湯など新旧いろいろあるんだが あまり「温泉」というイメージは正直思い浮かばなかったりする。

今回訪問した「寺迫ラジウム温泉」はそんな北九州の温泉の中でも未入湯の一品。歴史はあるんだろうがネットでググってもそんなに口コミ情報がないし ハッキリ言ってマイナーな存在なんで 今回サウナ修行をするために下調べするまで そんな温泉があることすらすっかり忘れていたのじゃ。

ちなみに後ろにそびえたつ大きいマンションのような建物は介護施設というか 老人ホームのようじゃ。

では早速、お湯をいただくとするかのぅ・・・(^^)

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寺迫ラジウム温泉

北九州市小倉南区緑町2-9-3
泉質 :単純放射能冷鉱泉 PH 16.1℃
効能 :痛風、高血圧症、動脈硬化、肝臓病、神経痛、疲労回復など
営業時間 :9:00~16:00 19日・20日休み
料金 :900円

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解説文によれば和気清麻呂の傷を癒した冷泉、ということらしいが・・・

浴室内は他のお客さんが居たんで撮影できなかったんで 画像はネットの拾い物。
左側の大きい浴槽がメインで右の小さい浴槽は源泉の水風呂らしい。他に洗い場があるだけ、というシンプルなつくり。

窓があるだけの狭い浴室でメイン浴槽のお湯は結構熱めの設定。ゆえに浴室内に入ると湯気が立ち込めている状態なんだが ラジウムを効率的に吸収しようと思うなら理にかなった造りだと思う。

お湯は無色透明無味無臭で特に特徴のない一品。ラジウム泉というのはだいたいどこもそんな感じだが飲用可能な名泉ということらしい。蛇口が開きっぱなしなんで掛け流し使用、ということか。

玄関前に給水所があるんだが 飲用可能なら浴室内の蛇口にもコップを装備してほしかったな・・・コップがないと源泉なのか水道水なのかよくわからんから 有難味も少し減るんだが。

先ほども書いた通り、狭い浴室に浴槽と洗い場があるだけで お湯の温度も高めなんだが、900円という価格設定ゆえに 短時間で退出するのも勿体ないと思って 何度もお湯と水風呂の交互浴をするしか時間の潰しようがない。そうするとラジウム効果も相まって軽い湯あたりを起こしてしまいそうになるのが難点かな。

フラフラの状態のまま下関まで運転して帰るわけにもいかないんで 広い休憩室があるんで しばしマッタリ・・・

ネットの情報だと常連客のマナーがあまり良ろしくないようなことが書かれていたが わしが訪問した時の他のお客さんは特にマナー云々は感じなかったし たぶん特定の客でそういう人がいるんだろう。同席するかどうかは時間帯とか運次第なんだろう。

ラジウム温泉という特徴上、ここはレジャーというより湯治を主体とした施設。
お湯は肌触りの良いものだとは思うが 湯治旅館のような宿泊施設ではないから どうしても地元密着型になってしまうし、入浴料を考えるとなかなか銭湯の代わりに普段使いするのも難しいかな?

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