2021年4月26日

山口市・立岩の滝(阿仙原の滝)

 さて、昨日の日曜日は何気に休日業務だったんだが、山口県東部での仕事は昼過ぎには終了。下関に戻る前に 天気も素晴らしく良かったし 何もせずにアパートに帰ってもヒマなんで かねてから気になっていた山口市小郡エリアにあるという「立岩の滝」なる滝の散策などにいそしんでいたぞッ!!

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今回向かう「立岩の滝」は昭和39年に廃集落となった「阿仙原」なる場所に掛かっているんだとか。今はない集落だから当然 地図にも載ってないんだが。

小郡ICから湯田温泉方面に進みJR山口線の「仁保津」と「大歳」の中間くらい・・・「朝田」地区のJAFの建物のある交差点から北に進む。


朝田川に沿って北上すると分岐する場所があるんで右に進み、山口宇部道路をくぐってさらに進むと妙に新しい石垣の棚田が目に飛び込んでくる。その集落をさらに進むと・・・

最後の民家で道は終了するが 小川を越えて左に進む小橋が掛かっているんでこれを渡ると

未舗装の林道・阿仙原線が出現。
小型車くらいなら問題なく進めるが 対向車は・・・たぶん来ないと思うが もし運悪く作業車にでも出くわしたら「よっぽど運が悪い」と思ってあきらめてくだされ。
あと、運転を誤ってタイヤを路肩に落としたりしても誰も助けに来たりしないしスマホも圏外になるからそのつもりで。

未舗装の道を約500M、それから落ち葉に埋まっているが舗装された道が復活して更に約500Mで かつての阿仙原集落入り口のカーブのところにこのようなイワクありげな大岩を見ることができる。

これが「立岩」で件の滝はこの岩の下に流れ落ちている。車はこの岩の横か少し手前の空間に置くことができる。

ちなみにこの岩から先は再び未舗装の自然に還りかけているルートになるんだが 終点まで車がUターンできそうな場所はないから進まないほうがいいぞ。(←進んだらしい・・・)

いやいや、こんな場所に滝があろうとは、、、先人のレポを読まなければたぶん一生来ることなどないエリアだよなあ・・・

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道路からのぞき込む形で確認すると 長さ15Mくらいの斜滝と その下の5Mくらいの落差の2段構えとなっているようじゃ。

この林道は崖になっているが 人工的に作られた石垣の上に舗装されているようで 立岩のすぐ手前の立木をつかんでいけば何とか川まで降りることができそうな感じだったぞ。

立岩を直下から見上げてみる。

滝つぼの左側に ほとんど水の流れのない滝らしきものがあるが こちらの落差は結構ありそう。

で、こちらがメインの最下流。落差は5~6Mくらいかな?
見ようによっては2段にも見える、なかなか趣のある滝だと思うが 右のえぐれた洞のような空間が気になるなあ。上の「立岩」の存在も気になるし もしかしたらかつては神仏か何かが祀られていたのかもしれん。

ちなみにこの川の岩は 見た目は乾いていてもやたらに滑りやすいんで注意されたし、じゃ!!

散策の過程で見つけた 今年初のキエビネ一輪・・・(´▽`)

2 件のコメント:

  1. 以前ランプの宿の山登りの時にコメントさせて頂いたものです。
    まさかこの山を登る人がいるとは…私たち親子は10回以上登っていますが、アナグマにあったことありますが人には出会ったことがありません。(笑)
    滝があったんですね。気づきませんでした。この山も出会える頻度少ないですが、色々な生き物に出会える面白いところです。サシバ(猛禽類)やヒキガエル、ムカシトンボなど…(笑)レアすぎますね。また小郡周辺の山を紹介して頂けることを楽しみにしています。(笑)

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    1. 田中さん>どもです。地図で見るとこの先に「秋葉山」なる山があるようですが そこになるのかな?名前から想像すると秋葉様を祀っているんでしょうね。(ちなみに「秋葉権現」でググると天狗のお姿を見ることができるが「秋葉様」でググると謎の画像しか出てこない・・・)

      ネットで見ると結構登っている人も居るみたいですが 通常は龍蔵寺側からのルートになるのでしょうか?

      ちなみに私がこの先に進んだ時には一匹の子猫が轍で昼寝してました。人はいないと思うんで野良だったんでしょうけど・・・

      もう一か所 小郡方面では気になる滝があるんで また機会があれば散策したいと思ってます(´▽`)

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