2020年10月14日

秋キャンプ@新平ヶ原キャンプ場

 さて 今までなら体育の日だった10月第二週の土日休み。

週はじめから週末は台風が接近する、と天気予報が言っていたんで特に何をする予定もなかったんだが 結局 台風はルートをそらして予想外に天気も回復。何も予定がないなら やはりキャンプにでも出向いてボーッと過ごすしかあるまい。

・・・と、いうわけでやって来たのは周南市の某キャンプ場。(←タイトルに書いているから伏せる意味がないぞ・・・)

ここは元々人気のキャンプ場なんだが ここ最近のキャンプブームで人気に拍車が掛かり 行楽日和になるとどこから湧いて出たのかキャンパーでごった返す状況なんで 最近は避けていたんだが・・・今回は台風の影響もあるから早めにやってくれば大丈夫だろう、と 朝10時過ぎにやって来たんだが、、、

やっぱり早朝からそこそこ人はいるなあ。

正直 それでも最悪の想定はしていたんで それに比べればまあまあマシなほうか。スペースはまだあるが やはりキャンプに来てまでお隣さんに気を遣うのはアレなんで 何処か静かな場所を探さねば。入り口の川への降り口のサイトはいつも好んで設営するわしの定番だったが 今回は先客がいるし・・・

と、考えていたが 駐車場そばの高台サイトがまだ空いていたのを確認ッ!

ココは案外とツーリングなんかのソロキャンパーに人気のスポットで いままで気にはなっていたけど使ったことがなかったのじゃ。

てなわけで今回はココをキャンプ地とするッ!!

・・・東屋があるからサイトじゃなくて 展望広場のような憩いの場所として作られている場所だと思うから 独占して良いものかどうかちょっと自信は無いんだけどな。

タープの設営をどうするか あーだこーだ悩みながら結構な時間をかけてようやく設営完了。ここはキャンプ地としては造られてないんだろう。砂利が多くて鋳造ペグじゃないと全然刺さらないから余計に苦労したぞ。

昼はとっくにまわっているんで 遅めの昼食を・・・

・・・デザート(おかず?)のタコ焼きを食べ終わって ゆっくりしようと思ったら 突如風が吹いて見事にタープが倒壊したぞ(-"-;)

元々 ペグが刺さりにくいというのもあったが 刺しても砂利ですぐ抜けてしまうんだろうな・・・しかも高台で風の通り道になっているからタープを再建してもバタバタと風にあおられて全然落ち着かないぞ。

昼間はともかく 夜にこんな風に見舞われたら 絶対ゆっくり寝ることは不可能だよなあ・・・

そんなこんなで 結局 東屋を独占して隅っこのほうに移動することに。

ここならタープ不要だし テントを固定するのにちょうどいい柵に囲まれているから 多少の風があってもびくともすまい。

まるで3匹の子豚の末っ子豚になったような安心感じゃ( ´ ▽ ` )ブヒブヒ

建てる家は結局テントだし 東屋を独占して良いのか?という罪悪感は感じつつも、だけどな。

先人が何人か来て直火で焚き火をしたような跡も残っているが そういうのはマナーとかじゃなくて常識というか 少し考えたらダメだとわかりそうなものだがな・・・とりあえず地面に転がっていた使えそうな残り炭を回収して夜の調理に使うようにしようかのぅ・・・

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さて、ボーッとしてたらすぐ夜になってしまったんで ぼちぼちディナーの準備など・・・

本日のメニューは近くのスーパーで購入した鹿野のブランド豚「おこめ豚」をそのまま焼いて これまたスーパーで見かけたGABANの肉用スパイスを振りかけただけ、というものと・・・

去年も食べたような気がするが「山口おでん」なる商品。

これは練り物やこんにゃくなどの具、そして醤油まで山口県のメーカーや素材にこだわったという一品。ただし製造者が宮崎県のメーカーなのが不思議じゃ(-"-;)

ふぅ・・・

人はそこそこ多いし キャンプブームで猫も杓子も状態だから煩かったら嫌だな~、なんて思っていたが この日は騒ぎたてる輩も居らず意外と静かに過ごせたな。

おや、お客さんが・・・めんこいのぅ・・・(´▽`)

懸念していた風も収まって 空を見上げれば満天の星空じゃ♪

翌日 実家に戻ったら萩方面は土曜日に雨が降ったらしいが 結局今回は天気には恵まれたな。やっぱなんだかんだで晴れ男だな、わし・・・(´▽`)

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夜は何もすることがなかったし このキャンプ場は山奥にあってネットの電波状況も悪いからスマホも見れず、LEDランタンも持ってくるのを忘れたから買ってきた雑誌も読む気になれず 10時にはテントに潜り込んで早々に睡眠活動に入ったんだが おかげで6時前にはスッキリと起床。

せっかくドローンも持ち込んでいたんで ここでキャンプ場の空撮など・・・

丘の上の赤いテントがわしの設営した場所で カズレーザーのような赤いツナギを着てつっ立っているのがわしじゃ。

階段を下りたところが炊事場とカマドのある調理場になるんだが ココにもソロがテントを設営していたな。

全景はこんな感じ。

奥のフラットなエリアはこんな感じ。こうやってみるとやはり台風の影響で人は少なめだな。本当に混むとここは車の出入りも難しくなるくらい壮絶な混み方をするからなあ・・・

それにしても最近はサンドベージュ系とかオリーブ、グリーン系のテントが増えたな・・・

スノピあたりの定番ブランドはキャンプを始めたばかりの頃は「ハイソな方々が買うブランド」というイメージだったが 今に思えばコスパ的にはかなりおトクだと思うんだがな。メーカーの想定する客層のイメージとわしとでは合わないような気がして手を出す気にはならないけど。

それにしても参天系、軍幕系、DODのお手軽テント、ネイチャーハイクのHiby3なんかもすっかり市民権を得たというか 今はどこのキャンプ場に行っても誰かしら設営しているよなあ・・・テンマクやゼインアーツなんて去年ぐらいまではここいらの片田舎では物珍しいメーカーだったんだが。

ああ、わしもテントは複数所有しているから これ以上買い込む必要性は全くないんだが やっぱキャンプの時の定番というか相棒というか 「これは!」というような一品にはまだ巡り合ってないんだろうか、いろんなメーカーのものを試して会心の一幕を手に入れたい、という欲求は収まることがないものよのぅ・・・(←典型的な「安物買いの銭失い」という心理状態のような気がしないでもない・・・)


まあ 例によって何をしたわけでもないが やっぱキャンプはええのぅ・・・

最近のブームの弊害は確かに感じているし思うところもあるんだが これから冬キャンの季節になってもこの過熱ぶりは続くのかなあ・・・

ふぅ・・・。

4 件のコメント:

  1. こんにちは。
    このキャンプ場、今年はまだ未利用なのでそろそろと思っていたのですが、朝10時でそんな状況とは...
    ちょっと前であればこの時期の泊まりはせいぜい5組くらいだったんだけど
    諦めのため息しか出ませんなあ。

    あと2年くらいの我慢で済めばいいけどなあ

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    1. あいあんさん、どもです。
      ここは混めば逃げ場がないんである程度は覚悟して出向いたんですが まあ現状を考えればマシなほうだったかと。雪の舞う季節になって少し落ち着けばいいんですが ファミリーキャンパーはともかく ソロキャンパーは案外としぶといからなあ・・・(-_-)(←人のことをどうこう言えるのか?)

      今はめっきり減ってしまった昔ながらの車の乗り入れができない ボーイスカウトが使うような学習目的のキャンプ場が増えてくれれば、と思っているんですが・・・

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  2. BARA師匠、お早う御座います。

    新平が原>うへぇ。(変な溜息しか出てこない・・・)
    しばらくはキャンプ場はダメぽいですね。バックパックで山の中でコッソリとサバイバルですかね。かなりグレーゾーンですが。(意外と野生動物と遭遇しますけど)
    もう少し木々が枯れないとまだまだ茂ってますが(笑)

    とはいえ、流石に上等なシュラフでないとタープ一枚だと火を焚いてないと寒くなってきましたね。キャンプブームが過ぎる頃には寿命が・・・・・げふっ
    二川も最近は多いですものね。せめてマナーだけは守って欲しいものです。

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    1. Vein氏>どもです。キャンプブームで新規のキャンパーが一気に増えましたが 熱が冷める人もいれば本格的に始める人も居るんで ブーム前のレベルには下がらないでしょうね・・・あるとすれば今までのキャンパーが嫌気がさして辞めていくパターンでしょうか。

      そうなると今までのようなマイナーなキャンプ場、山のテン場なんかも何かしらの制限がかかるかもしれませんね・・・

      ブッシュクラフトが専門雑誌が出ててブームの兆しですが 実質そういうことができる場所ってあるのかどうか・・・それよりもう一歩先を目指した狩猟専門マガジンって誰が買っているんだろう?

      そういえば二川は再開されたのかなあ?

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