2019年12月15日

令和元年に四王寺山へ!

平成元年も残すところ2週間ちょいとなったこの週末、、、

折角の、そして年末年始休業前の今年最後の土日休みで天気も特に崩れる様子もなく行楽日和ということで できれば流星群を眺めるために今年最後のキャンプでも、、、とか考えていたんだが 土曜日の夜に団地の自治会集会があることが確定していたんで キャンプや車中泊を絡めた遠出は不可。

かといって何もしないわけにもいかないし どうしたものかと思っていたが 前々から令和に元号が変った記念に登っておかねばならない山があったんで 今回はトレッキングをするために大宰府まで出向いてきたぞッ!それこそ古代の大宰府政庁、そして日本を外敵から守るために山全体を使って築かれた朝鮮式山城の「四王寺山」じゃ!!



日の出前に下関を出発して高速で大宰府まで・・・

太宰府天満宮には何度か訪問しているが「大宰府政庁跡」を散策するのは初めてだな・・・車で通りかかった時に「大きな広場があるなあ」くらいの認識はあったんだが。

で、後ろに聳えているのが「四王寺山」。
守り神として持国天、増長天、広目天、多聞天の四天王を祀った「四王寺」があったのが名前の由来だが、「大城山」「岩屋山」「水瓶山」「大原山」4つのピークを持つ連山だったりする。





大宰府政庁跡の先にある坂本八幡宮

「令和」の出典となった「梅花の歌三十二首 序文」の宴が行われたのがこの神社のあった辺りということで それまでほとんど無名だったこの神社が今年のGWから突然 人気の観光地になったんだそうな。
今回の四王寺山トレッキングのもう一つの目的こそ この坂本八幡宮を令和元年の内に参拝することだったりするぞッ!!( ゚Д゚)クワッ

さて、トレッキングその他のレポは例によってYAMAPにアップしているんで ヒマな方はそちらをご覧いただければ幸いじゃ。

最近はYAMAPも会社が大きくなって登録者も増えてきたから 有料会員制度を導入して有料会員にはさらなるサービスの向上と 無料会員には今までより制限を加えた待遇へと変わろうとしているんだが、まあ それは仕方ないかな・・・



古代の山城なんで山全体のあちこちに土塁、石塁、石垣などの遺跡が点在している。
これは登山道を登って最初のチェックポイントの「坂本の大石垣」

平成15年の豪雨災害で山の崩壊とともに崩れてしまったが 登山道の整備とともに調査 復旧が行われている。



こちらは四王寺山最大の石垣、「百間石堰」。



登山道はかつての土塁や堀を使って山全体に延びているんで 地図を見ないと迷いそうだぞ。九州自然遊歩道となっている部分もあるが山全体が県民自然の森公園として整備されているんで ベンチの置かれた休憩所や展望所もあちこちにあるし 山の中央部には車道が整備されてレクリエーションの施設もいろいろ点在している。

ちなみにこの百間石堰もそうだが絶景の焼米が原も岩屋城跡も車道のすぐそばだから それだけが目的なら今回のわしのように6時間もかけて山一周をヒーコラ歩く必要もないぞ。



たぶん禊用に使われていたんだと思われる「鮎返しの滝」



なかなか趣のある三宝荒神様(゚∀゚ )



ココでキャンプ出来たら気持ちよさそうな焼米ヶ原。
水道もトイレも完備だが たぶんキャンプはご法度だろうな・・・(特別史跡だしな・・・)

あと、あちらこちらに猪が掘り起こした痕が見受けられたから 夜は気を付けた方がよさげだな(-_-)



そして最後は恒例の360°全天球画像など。



低山なんで危険な場所もないしハイキング感覚の山だとは思うが 全体が史跡なんで見どころも多いし 歩くだけの距離もあるし なかなか面白かったな。
あと 同様のジャンルで天拝山や基山も残しているが いつかチャレンジしなくてはならんだろうなあ・・・

ふぅ・・・

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