2019年6月13日

2019GW但馬ソロツアー⑩:一宮温泉・まほろばの湯

但馬の旅3日目もそろそろ夕刻に差し掛かってきたが、とりあえず流れ流れて国道29号沿いの「道の駅はが」までやって来たぞ。



このあたりは山を越えれば鳥取・岡山、南下すれば姫路というエリアで 何か見どころを見落としてないか?というチェックに来たんだが・・・

近くに百名瀑の「原不動滝」があることも判ってはいたが 先ほど天滝を鑑賞したし、この時間からまた渓谷を歩くのもシンドイから滝はもういいや。で、地図を眺めながら考えていると 近くに「播磨一の宮」と呼ばれる伊和神社なるパワースポットがあることが判明。



パワースポット・・・(´▽`)

「播磨一の宮」と言っている時点で すでに「但馬の旅」のくくりから外れているような気もするが、「パワースポット」と聞いては黙ってはおれないな。それに宍粟市なんて「次にいつ来るか?」と聞かれても たぶん答えようのないくらい縁遠いエリアだし・・・



で、こちらが伊和神社。どーゆー神社かというと

「姫路から北40キロにある播磨国一宮で、144年(成務天皇14年)創建と伝わる古社、伊和神社。この地を拓いた伊和大神(大己貴神)を祀っています。広い社叢に囲まれて鎮座します。本殿の後方には創建伝承に関わる霊石、鶴石があります。御神託を受けた伊和恒郷がこの石の上で北向きに眠る二羽の鶴を見つけ、この地に北向きに社殿を立てたと伝わります。伊和=磐を連想させる磐座信仰です。」「ぱわすぽ日和」より無断引用)



訪問した時間帯の影響もあろうが 確かに結界にも似た雰囲気に包まれているな・・・



この辺もなんだかいわくありげな雰囲気だが 特に何か記述があるわけでもなし。



・・・夜に見ると怖そうな「乙女の泉」像。



こちらが本殿。



ところどころにツルのオブジェが。



本殿の裏にはこの神社の創建伝承にもある「鶴の降り立った石」、すなわち「鶴石」が。





この石こそ伊和神社のパワースポットたる由縁なわけだが、結局のところ「鶴が降り立った」ということの他にどんなパワーが隠されているのか わかんなかったな・・・まあいいけど。

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さて、3日目最後の訪問スポットは宍粟市国道429沿いに佇む立ち寄り温泉施設、「一宮温泉まほろばの湯」とやら。



なぜ今回ここをチョイスしたかというと、翌日に生野エリアの散策を考えていたんで それほど離れてない場所に留まりたかったこと、夕食がありつけるレストランがあること、そして「他を探すのがめんどくさかった」ということに尽きるぞ。



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一宮温泉・まほろばの湯

兵庫県宍粟市一宮町三方町624-1
泉質 :ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 PH8.85 32.2℃
効能 :関節炎・筋肉痛・打ち身・捻挫・慢性皮膚病・慢性婦人病など
営業時間 :11:00~20:30 火曜日定休
料金 :600円

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では温泉に入る前に(食堂が閉まる前に)ここでディナー。

今宵のメニューは「玉子かけご飯定食(650円)」と それだけでは夕飯としては若干寂しいんで追加でオーダーした「里いもコロッケ(単品600円)」。



ここの玉子かけご飯は玉子が二つ・・・「2回分なのかな?」と思ってごはんの御替わりができるのかどうかを尋ねたら オーナーが「御替わりはできません」という返事が・・・

むぅ~、わしの世代では「一度に食べる玉子は2個まで」としつけられているが、一杯のご飯に玉子2つ使うかけご飯を食べたことはないな・・・なんか罪悪感すら覚えてしまうぞ。(一膳のご飯に1個の卵を使う玉子かけを2度食うのは わしの個人ルールではOKなのじゃ)

でも 御替わりは不可でも「大盛」は可なんだそうで やはり普通のお椀のご飯に玉子二つはバランス的に納得できないんで 「大盛」をオーダー。
・・・ごはん2杯分より多そうな量をどんぶりに盛られたものが出てきたときは どうしようかと思ったけどな・・・

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さて、肝心の温泉はと言えば・・・



画像は「まほろばの湯」HPより無断借用したものだが、この「まほろばの湯」は1998年に泉源を発見、2002年にオープンしたらしい。
で、しばらくは営業していたが 施設の老朽化で改装工事のため閉店、そして今年の3月にリニューアルオープンしたばかりなんだそうな。どうりで小奇麗で明るい印象だと思ったぞ。

この施設の最大の特徴は浴室がすべて畳張り、ということ。貸し切り湯であれば寝っ転がったり座り込んだりしてリラックスもできそうだが 立ち寄り湯の大浴槽で畳張りと言われてもどうなんだろ?確かにリッチな気分にはなるかもしれないが・・・



お湯はアルカリ性の塩化物泉。
なんでこんな内陸なのに海水の如く塩辛い湯というのも珍しいが 地下に溜められた2億5千万年前の地層から湧き出す古代海水の化石温泉なんだとか。塩分濃度は体液とほぼ同じ浸透圧で 普通の潮風呂に比べると長湯をしても疲れにくいんだそうな。

循環殺菌はこーゆー施設ゆえに仕方ないと思うが よく温まるし肌にもツルツルになる良いお湯だと思うぞ。

いやいや、やっぱ温泉はええのぅ、ええのぅ・・・(´▽`)

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湯上り後は車中泊適地を探して彷徨い、但馬街道沿いの道の駅、「銀の馬車道・神河」で一晩過ごすことに決定ッ!

やっぱりこの日も疲れていたんで 到着早々に意識を失うことに成功。そうして旅行3日目の夜は更けていくのであった・・・

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