2018年1月30日

博多温泉 元祖元湯

今回、宝満山と難所ヶ滝のトレッキングの後は 普段は通り過ぎるだけの福岡市の中心エリアに立ち寄るチャンスだったんで 今までなかなかチャレンジすることも出来なかった九州八十八湯巡りの一つ、「博多温泉」にトライすることに。



この博多温泉、福岡・博多の中心街からそんなに離れてない住宅地にポツンと存在している。



傍から見たらどうみても普通の民家にしか見えないが・・・と、いうか こういう都会の住宅地に温泉が湧いている、というだけでも凄いことだと思うわけだ。大分や熊本ならまだ判るが 博多に温泉が湧いているというイメージはないからなあ。



博多温泉は昭和41年、お地蔵様のたもとに井戸を掘ったところ湧き出したという比較的新しい温泉。地下2メートルのところまで自噴する49度のお湯をそのままポンプで汲み上げて使っていて 地域の人からは「お地蔵様の恵みの湯」と言われているんだそうな。



そこだけ都会とは思えない亜空間の路地を進み、、、



ドアを開けると受付はこんな感じ。元は旅館を経営していたらしいが 人手不足というか手間が掛かりすぎるんで現在は昼間の立ち寄り湯しかやっていないようじゃ。

では早速 温泉へGO!!

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博多温泉 元祖元湯

福岡県福岡市南区横手3丁目6−18
泉質 :ナトリウム・カルシウム・塩化物泉 PH7.6 49℃
効能 :リウマチ性疾患・神経麻痺・虚弱児童・運動器障害 その他
営業時間 :13:00~18:00 木曜定休
料金 :13:00~17:00 600円 / 15:00~17:00 500円 /
    17:00~18:00 400円

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市街地の渋滞に巻き込まれたり駐車場を探すのに手間取ったりして わしがやってきたのは夕方の5時半くらいだったが こちらの営業時間は6時まで。何とかギリギリで入ることに成功したぞっ!

ちなみに駐車場があるのかないのかわかんなかったんで 幹線道路にあった100円パーキングに車を入れたが 温泉の隣に数台が停められる駐車場があったぞ。(しかも車が一台も停まってなかったし・・・)事前調査を怠るとこーゆー無駄な出費が発生するわけだ。



効能書きに記されていた「女性々器慢性炎症」とか「卵巣機能不全症」とか なんとなく女性に優しい効能が満載だな・・・(-゛-;)



こちらは国内旅行案内サイト「Travel.jp」さんの記事より無断借用した男湯の画像。
御覧のように2人くらい入れば窮屈な小さい岩風呂にドバドバと豪快に湯が注がれている。

エアコンプレッサーで強制的に送られているんで ものすごい音と配管の小さな穴から飛び散る飛沫で全然落ち着かないぞ(´ー`)

しばらくするとポンプの音が止まってしまったが だいたい30分ごとにポンプを作動させているようじゃ。

ここの湯は49度の源泉を薄めず冷まさず そのまま使っているんだが 空気を混ぜたお湯を定期的に注ぐことで湯温を入れる程度まで調整しているようじゃ。
それでもやっぱり結構熱い部類のお湯なんで 先客のジモティのオジサンは体を茹蛸のように真っ赤にしながら洗い場で休憩、しばらくしたら入浴、という動作を繰り返していたな。

「あんた、ここ初めて?入れるかい?」とか心配されたが わしも別府や温泉津など 熱い湯はいろいろ経験してきたんで 特に無理はせずに入れる温度帯だったが、初めて来る人の中には入ることが出来ずに撤退する人もいるんだそうな。

お湯は無色透明だが塩気を感じる保温性の高いもの。塩分があるにもかかわらず湯上りはサラッとした肌触りで 飲泉もできるようにコップが置かれている。

いやいや、事前調査がなかったんで てっきり都心部にある上品な銭湯タイプの温泉だろうという先入観で臨んだんだが、さすが「温泉マニアには知られた秘湯」ということで 想像のナナメ上の佇まいと上質なお湯で大満足じゃ!

アメニティ重視のレジャースパを期待している人にはアレだが、わし的にはすこぶるオススメの一品じゃ!!( ゚Д゚)クワッ

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