選挙の期日前投票は済ませてきたんだが やはり台風の予報が出ているのに何処に行くというわけにもいかず、しょうがないから秋物ウェアの物色に山口市にでも出向こうか、とか思っていたら 暇をもてあそんでいるTARO先生からLINEが。いわく、
「山口市に行くなら中原中也記念館でも行かないか？」
( ﾟДﾟ)ｸﾜｯ
TARO先生とはもう40年ほどの付き合いになる（腐れ縁・・・）が、奴が詩だの文芸だのに興味を持ったという話は微塵も聞いたことが無いが・・・「中原中也記念館に行きたい」などとほざくとは なにか良くないものでも食ったのか はたまた流行り病に冒されたのか・・・
あまりに不自然だったんで 中原中也記念館をネットでググッてみたら その疑問は一瞬で解明してしまったぞ。
10月4日から中原中也の生誕110年を記念して 漫画「文豪ストレイドッグス」とスタンプラリーなどのコラボ企画を行なっているようだな。
「文豪ストレイドッグス」とコラボをしている、という話はネットニュースで見たことがあるが 正直 それほど興味も無かったんで今やっているとは知らなかったぞ。
TARO先生は文芸に興味があるわけではなく 異能に興味があったんだな・・・ちょっと安心してしまったぞ(´ー｀)
さらに調べたら 今日はたまたま中也の命日、ということで 無料開放されているらしい。雨でスタンプラリーまでする気力も無いが まあそういうことなら行ってもいいかな？
わしも真剣にアニメを見ていたわけではないが ポルノマフィアと銘打ってフランス書院ギルドでも立ち上げようかと考えたことがある身だしな・・・（ちなみに異能力は「花と蛇」じゃ）
で、やってきました、こちらが湯田温泉の中心街にある「中原中也記念館」。
通常は320円の入場料が徴収されるが、コラボ企画、「コミックのなかの中也」開催中は協賛している湯田温泉の旅館・入浴施設8箇所で使える200円割引券が付いてくるぞ♪
せっかくだからこの券は後で有効に使わせていただくとして・・・
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スタンプラリーは湯田温泉内の9つの施設を回ってスタンプをゲットすればポストカードやクリアファイルをもらえる、というものだが、そこまで熱心な中也ファン、ストレイドッグスファンというわけでもないんでパス。
さすがに命日ということもあって 会場には腐女子とおぼしき若いお姉ちゃんを中心にそこそこ入場者も居るようだったが 彼らが中也ファンなのかストレイドッグスファンなのかは正直 判別が難しいぞ。
でも年間パスポートなんかもあるようなんで やはり中也好きの文学少女という層もそれなりに存在するんだろうな。
どうでもいいけど わしら中年2人組は傍から見たら何者なのかサッパリ・・・と、いうか アニメ好きオッサンとしか見えないんだろうなあ。否定はしないけど。
で、企画展「コミックのなかの中也」では タイトルどおり中原中也の登場するコミックを一同に集めたものだ。
わしはココ10年以上 あんまり漫画雑誌も読まなくなったんでアニメになった「文豪ストレイドッグス」以外は全然知らなかったんだが、伝記的に中也を扱っている作品はともかく、詩人・中原中也が好きなファンは「文豪・・・」に出ている中原中也を認めているのかどうかが非常に気になるぞ・・・
ちなみに常設展示室はアレだが、今回の企画展については写真撮影は自由。
ま、ホントに好きな人は写真など撮らなくても本を買えば済むと思うが わしのような「なんちゃって見学者」にはありがたい処置だな(´ー｀)
さて、中原中也は山口県の生んだ詩人なんで 県人であれば名前くらいは知っていると思うんだが、アニメ「文豪ストレイドッグス」について余りよく知らない、という人もいらっしゃると思うが、中也記念館向かいの「狐の足あと」なる足湯カフェでは「アニメ 文豪ストレイドッグスの世界展」も開催されている。
「足湯カフェ」って・・・温泉街に足湯は点在しているんだが、こちらは足を温泉に突っ込んで中也やキツネをデザインしたラテアートなどが頂ける、という趣向のようじゃ。コラボ企画の期間中はアニメ関連のデザインのラテアートもあるみたいだぞ。
金を払ってまで足湯に入ろうとも思わなかったが、アニメの世界展は見るだけならタダのようなんで こちらも当然チェックじゃ！！
内容は主に登場人物の紹介なんだが、津和野の森鴎外は敵のボスキャラということで知っていたが 山口県ゆかりの山頭火とかも出てるんだな・・・
・・・実在の人物をそのまま使っているから やっぱり怒っている人も居るんじゃないかなあ、と老婆心ながら思ってしまうぞ。
まあ、町おこしで少しでも役に立ってくれれば それでOKなのかもしれないけどな・・・
ふふぅ～
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