突撃！隣の晩ごはん入浴

誰しも子供の頃に「湯船いっぱいにゼリーとかプリンとか作って　その中に入ってみたい」とか「100％の酒風呂とか牛乳風呂に入ってみたい」とか　そーゆー妄想に浸ったことがあるんではなかろうか？

ふっ・・・(´ー｀)



さて、ここに友人HANTから授かった　見るからに怪しそうな入浴剤が三種類・・・

なんでもHANTが知り合いからプレゼントされたものらしいが、奥さんに頭が上がらない立場上、自宅で使うことができない、という理由で　わしに引き取ってもらいたい、ということらしい。

実は3種類をそれぞれ　わしとTARO先生、友人KYOJUに渡すつもりだったらしいが、TARO先生もKYOJUも親と同居しているんで　やはり使えない、ということで　全部わしに回ってきたわけだ。

・・・まあ、確かにわからんでもないけどな　(-゛-；)　
わしも実家の風呂で使用して　80を越えた自分の母親を汁ダクの牛丼の汁の中に放り込むような親不孝はしたくないしな・・・

と、いうわけで　3種類を自分のアパートの浴槽で3日間かけて試すことにしたぞっ！今回はその浴感レポじゃ！！

しかしHANTよ、、、友人からこのような見るからに怪しい入浴剤を贈られるとは　仲間内でどういう立場なのか　一回じっくりと考えたほうがいいと思うぞ。
そして　そのような怪しげなアイテムを嬉々として受け取ってしまう　わしのような友人がいることにも感謝するがよいッ！！( ﾟДﾟ)ｸﾜｯ

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まずは「やきそばの湯」。



「昔なつかしソースの香り・・・鉄板焼きの気分を自宅のお風呂で」というキャッチコピーと豪快な写真が食欲をそそるが　入浴意欲は削がれるのは気のせいか？



中身はこんな感じ。
マルチャンとか日清の生めんタイプの茹で焼きそばに付いている粉ソースがちょうどこんな感じだな・・・
では早速　投入ッ！！



うっ・・・確かに記憶のある異臭、いや香りが浴槽から漂ってくるぞ・・・

今の時期はお湯もほとんど沸かさずにヌル湯で入るから　それほどでもないが　もう少し涼しくなって適温や熱めに沸かしたらニオイももう少しパワーアップするんだろうな(-゛-；)



2日目は「牛丼の湯」。コピーは「特製ダレ仕立て！ご飯大盛り！つゆダクで！」じゃ。
ナメとんかいっ！(# ﾟДﾟ)



ピントが袋に合っているんで浴槽の色は良くわかんないと思うが　３つともほとんど同じ。臭いは各商品ごとに牛丼なりカレーなりがウッスラ想起できるように調合されている。



成分を見ると塩化Na、炭酸水素Na、硫酸Na、炭酸Naという主成分は3種類とも恐らく一緒で　そのほかの「香料」と「赤○号」、「青○号」「黄○号」を色々調合して　商品ごとの風味を再現しているようじゃ。

主成分の塩化Naとか炭酸水素Naとかは本物の温泉でも良く見る成分なんで　肌触りは意外とツルスベ感のある浴感。浴槽をいためる硫黄成分は使ってないからご家庭の浴槽でも安心して使えるぞ。
入浴剤としてはよく出来ていると思う。思うんだが・・・

わしは一人暮らしだから　湯船に張ったお湯は一回では捨てず、「風呂水ワンダー」なんかを利用して翌日に再入浴したり　今の暑い時期だったら翌朝の寝起きに頭から被ったりするんだが、このニオイのついたお湯は翌日まで残して再利用しよう、という気にはならなかったな・・・

ちなみにこの入浴剤を投入した湯は洗髪につかっても問題はないし　残り湯で洗濯をしても差し支えないらしい。ただし残り湯を動物や植物の水やりに使うことはご法度なんだとか。見た目、逆なんだが・・・



トリは「カレーの湯」。コピーは「加齢臭？いや、カレー臭！カレーは飲み物？違う！カレーは浸かる物！」



「一晩寝かせたカレーをイメージした」とか書かれているが、やっぱりカレーらしく黄色系の色素が2種類ほどブレンドされていて　いかにもクミンだかターメリックだか　そんな怪しげな香辛料を連想させるような臭いが漂ってくるぞ。これで洗髪するのは若干の勇気が・・・

そういえば包丁人味平で「ブラックカレー」ってエピソードがあったことを思い出してしまったぞ・・・(´ー｀)

ちなみに今回試した入浴剤シリーズは　ネットで調べたら他に「味噌汁」「チゲ鍋」「ラーメン」があって　計6種類なんだとか。
ヴィレッジヴァンガードにて販売されているらしいが「品切れ中」ということらしい。よほど人気があったのか、もしくは単に売れなくて製造中止になったのかは知らないけどな・・・

ま、気になる人は探してみてはいかがかな？自分で使うわけではなくイヤガラセの贈り物として考えている人は　贈る相手の背後にわしのような奇特な人間の存在を確認してからのほうがいいと思うがな・・・

ふぅ・・・