2017年6月30日

(再録・日本一周記035)2003/08/09・風とともに あ、来た。

(第35日目)山形県遊佐町~秋田県象潟町~西目町~岩城町~秋田市



どうも気の利いたタイトルが思いつかんのぅ・・・(-_-;)

山形県遊佐町の「道の駅 鳥海」にて、例によって朝5時くらいに起きた後、自販機でコーヒーを飲んで車の中でHPの更新作業。朝日は出てないものの 台風が東北方面に進路を向けているとかラジオで言っていたんで 雨が徐々に強くなってきて車の窓が開けられないから 車の中に篭るのも結構辛いぞ。(ちなみに夕べ睡眠をとるときは 屋根のあるところに並べてあった売店のベンチをちゃっかり使用したらしい。)

8時半、道の駅の前にあるガソリンスタンドで給油(36.5L/3833円 418K地点 出光石油)して 秋田県に向けて出発。

今日は秋田県にお住まいのネッ友 ぐーさんの家にお邪魔する予定なのだが、ちょうど台風が直撃しようかと言うときに普通の一軒家に避難できるとは なんて都合の良い展開なんでしょう♪

この遊佐町から秋田県までは すぐ目と鼻の先なんだが その前に道路に「十六羅漢岩」とかいう看板があるのを発見したんで ちょっと確認しておくことに。
パーキングに車を止めて歩いて近づくと 海岸にこのようなゴツゴツした岩が。
よく岩の形状を神様なんかに例えて祀ってあったりするんだが どうせその類かな?とか思っていたんだが・・・

色が黒い岩なんで 近づくまで良くわかんなかったんだが、ちゃんと16体ほど 岩に羅漢像を彫ってるんだな・・・これはなかなかたいしたものだな。


午前9時半ころ、秋田県象潟(きさかた)町に到着。早速 秋田県の見所をチェックするために 道の駅「象潟」に行くことに。

この妙に立派な建物が「道の駅・象潟」。建物の上部は展望露天風呂になっていて これがなかなか地元でも評判がいいらしい。(そういうことは後で知ったんだがな)

で、道の駅の「特産品コーナー」などを散策していると このようなものを発見。
・・・この 「わしの心の躍動感」を表すような効果音はいったい・・・?

ま、それはともかく この「才の神」というのが この象潟という町に古くから受け継がれている風習と言うか しきたりと言うか 神様なんだそうな。

むむ、県境を越えていきなり このような「確実な手ごたえ」に出会えるとは・・・・!おそるべし、秋田県・・・
ちなみにこの「子宝珍宝縁起物」とかいう土鈴は なかなか綺麗な音をしていたんで お土産になんかは最適かもなっ!


台風もどんどん近づいているみたいなんで 先を急がなくてはいけないんだが のんきに象潟町の名所、「奈曽の白滝」などを見学に・・・(ほんとは上の道祖神を探しまくっていたと言うウワサもあるが・・・)

何の事前調査も無く ただ道路に建てられている看板だけを頼りに行ったんだが ちょっとわかりにくい場所にあったな・・・「金峯神社」という神社の敷地内にある、と 最初から判っていたら もう少し簡単に拝めたと思うぞ。

この滝も「新・日本の風景100選」とかに選ばれているとかいないとか・・・確かになかなか趣のある滝ではあるな。

ホントは鳥海町にある滝100選の「法体の滝」とやらにも行きたかったんだが 地図で見る限り なんか今から台風を気にしながら行くような場所でもなさそうなんで断念。

その後 西目町の道の駅を経て 昼前に「日本のロケット発祥の地」とか言う岩城町の道の駅に到着。ここで昼食を取ることに。



道の駅「岩城」も結構 立派な設備を誇る施設だな・・・。このあたりの道の駅はどこも温泉を備えているんだが 秋田にそのまま流れ込むのも少しシャクなんで(何故?) ここでは昼真っから温泉・「港の湯」などを堪能。

海側の温泉の常でやっぱり塩辛い海水ベースの温泉なんだが 単に海水を温めているだけではなくて 薬草でも混じったかのような少し黄色くにごった色をしている。昨日入った「鳥海温泉」も同じような温泉だったんで源泉は一緒なんだろうな。少しぬめりがあるような気もするし 海水温泉の「温まる」というのとアルカリ温泉の「肌がつるつるになる」という 2つの効能を併せ持った性質みたいだ。

ちなみに上の写真はココで昼食として購入した串焼きたち。上からハマグリの串(250円) ホタテの串(300円) きりたんぽ(150円)

同じ道の駅内でも飼うところによって若干 値段が違っていたな・・・わしが購入したところは すでに焼いたものがカウンターに並べて その中から欲しいものを選ぶスタイルだったが 実際に炭火の網で焼いて販売している場所より50円安かったぞ。そのかわり手渡される前にレンジの「チーン」という音が聞こえるのが少し無粋だがな・・・。



昼の2時半、雨もぼちぼちひどくなってきて そろそろ台風やってきて暴風域圏内に巻き込まれるんではなかろうか?という頃に秋田市に到達。
ぐーさんに出迎えていただいて 小西邸に。

本日の夕食はものとりライター氏の手作りによる アイナメの煮付け、アジのたたき、ソイとタコの刺身、サザエのつぼ焼き・・・などなど 新鮮な海鮮料理の数々がどど~んと。いやいや、どれもこれも大変美味しゅうございました♪(写真を撮れば良かったんだが やっぱり少し気が引けてしまったぞ・・・)

うぅ、わしのような怪しげな浮浪者みたいなオッサンには 雨 露がよけられる程度の一夜の雨宿りでも十分ありがたいのに このような手厚い歓迎を・・・ありがたいこっちゃ。
夕食後、ものとりライター氏に 話のネタとして 「マムシの乾燥品」とか「鴨の羽」とか もらったり話を伺ったりしたんだが この写真は「かんでこ」とかいうアイテム。豊作と子孫繁栄の願いがこめられた民芸品らしいが やっぱりちんちんが主役らしい・・・。

夜9時 横になった瞬間に ひさしぶりに足が伸ばせる快感に布団に潜ることも忘れて意識を失う。蚊も雨もヤンキーも警察も気にしないで眠れるのがこんなに幸せとは・・・(←だんだん幸せの基準が低くなるわし・・・)

さて、問題の台風も深夜には速度を上げて北海道に抜けてしまったみたいだし 明日は秋田県内をぐるっとできるだけ散策するとしようかの。

ものとりライター氏、ぐーさん、あとお二人の娘さんには 突然このような風体の男が押しかけてしまって いろいろご迷惑をおかけ&お世話になりました。改めて御礼申し上げます。
(小西一家がくつろいでいる すぐとなりの部屋で こんな文をパソコンに打ち込んでいる、というのも変な感じだな・・・)



今日の一枚・・・
象潟町で見かけた「田んぼの中に浮かぶ墓地の小島」
わざわざこんなトコに墓地を作るのには 何か訳でもあるのかな・・・?

走行距離108K
出費金額寝起きのコーヒー・・・120円
ガソリン給油(36.5L)・・・3833円
ジュース・お茶・その他・・・530円
串焼き一式・・・700円
岩城温泉・港の湯・・・400円
風呂上りの牛乳・・・100円
計・5683円

2017年6月29日

(再録・日本一周記034)2003/08/08・山形、ガッタガタ・・・(←タイトルが思いつかなかったらしい・・・)

(第34日目)新潟県山北町~山形県温海町~朝日村~西川町~戸沢村~立川町~松山町~遊佐町




最近、日中はともかく 夜はパラリとひと雨来ることが多いな。寝苦しい時には少しありがたいし今までも睡眠中に車をアイドリング状態にしてエアコンをかけておく、ということはしなかったんだが やっぱり「エアコンが壊れて使えない」と宣言されるといざと言うときの逃げ場を失ったみたいな感じがして嫌だなあ。

今日 一夜を過ごした道の駅「笹川流れ」はJR桑川駅の敷地内にあって 駅の利用客と駐車場を共同利用するという変わった趣向だったな。何故か夜中に蚊がぷんぷん飛び回ってうるさかった&痒かったのが印象的だったなあ。
朝 5時に起床。

普段ならここで更新作業をするんだが この道の駅は真ん前が駅前の商店や民宿だったりするんでアイドリング運転で長時間居座りつづけることができない。 そんなわけで昨日は暗くてよく見えなかった「笹川流れ」を鑑賞しながら移動して海沿いの適当なスペースを見つけて更新作業。

午前9時 山形県温海町に突入。山形県の情報を得るために 県境に近い道の駅「あつみ」にとりあえず行ってみる。

「♪あ~つ~み、あ~つ~み、よびすてにしてぇ~~♪」(←「わらべ」の倉沢敦美のファンだったらしい・・・)


ここで早速 朝食代わりにオヤツなどを・・・

左の写真 上は山形名物の「だだちゃ豆」を使ったアイス。180円。

「だだちゃ豆」というのは枝豆のことらしく、他の場所に行ってもだだちゃ豆を使った「ずんだ餅」とか いろんな利用バリエーションが見受けられたな。使いやすい豆なんだろうとは思うが 山形の名物とは知らなかったな。
あと「ラ・フランス」も山形名物ということでアイスをはじめ いろんな菓子なんかに使われていたぞ。


下の写真は なんだかよくわかんないんで手を伸ばしてしまった庄内銘菓 「鯛諸越」とかいうもの。(読み方は不明・・・)

「硬く焼いたせんべいかな?」と思ったら いわ
ゆる落雁の一種だったな。まあ、普通の落雁と違い 菓子として食べやすくアレンジしてあったし 盆も近いからそれはそれで差し支えあるまい。
これはバラ売りで一個100円。

しかし「山形」と聞いても わしには花笠とか月山とか そのくらいしか知識が無いなあ・・・

結局「道の駅・あつみ」ではたいした情報も得られなかったんで とりあえず「月山のほうに向かい そのあとグルッと回って最上川に沿って再び北上、今日は鳥海山の麓の道の駅で夜を過ごす」という大まかな計画を立てる。

じゃ、今日はほとんどが運転時間だったんで(昨日ほどでもないけど・・・) いつものごとく 簡単にザッと紹介していくぞっ!


まずやってきたのが「道の駅・月山」。月山の入り口に位置し 山や道路の情報を提供する役割を持っているらしいが 「ワインの資料展示室」や 何故か「アマゾン自然館」なんていう施設もあったな。

でも一番気になったのが 施設内にあるこの「バンジージャンプ」のコーナーだ。
橋の中央に飛び込み台がセットしてあるんだが 一回5500円らしいぞ。

・・・ああ、わしが健康体なら是非とも試してみたいんだがなあ。心臓さえしっかりしてれば皆さんにわしの勇士をお見せできるのに・・・(←正々堂々と負け惜しみが言える立場だな、わしよ・・・)





「月山花笠ライン」から少しわき道に入って朝日村の中を走る道に進むと見えてくる「七つ滝」。もちろん日本の滝100選のひとつだ。

本当はここから程無くのところにある「湯殿山」に行きたかったんだが どれが湯殿山なのか はたまたどれが月山なのかが 山のほうに霞みがでていたんで今ひとつ良くわからなかったな・・・

どうでもいいけど「湯殿山」と聞くと おそらく10人のうち8人は返し言葉として「呪い村」というフレーズを思い出すんではなかろうか?(わしだけ?)
実際 朝日村の中を走って確かめてみたが そんなオドロオドロシイ雰囲気は全く無かったぞっ!(あたりまえか・・・)

寒河江ダムによって出来た「月山湖」のほとりにある「道の駅・にしかわ」から見ることが出来る月山湖の「世界一の噴水」。112Mの高さにまで水が吹き上げられるらしいぞ。

この道の駅で昼食、というか ちょいと腹を満たすためにオヤツなどを・・・(オヤツばっか)


デザートとして購入した「月山アイス」250円。これは「こくわ」とやらが材料に使ってあるらしいのだが 「こくわ」とはマタタビやキウイの一種で ビタミンCがレモンの10倍近く含まれている果物らしいぞ。

て、ゆーか キウイってマタタビの一種だったのか・・・

今日は高温多湿で 手渡された瞬間にアイスがドロドロと溶け始めたんで ゆっくり味わうヒマも無く飲み込むように食べることを余儀なくされたな。


オカズとして購入したタマキ・・・いや、玉こんにゃくの串。一本100円。味はタダのこんにゃくだっ!(こういうのが割と好きらしい・・・)


昼ご飯のメイン、「山菜おにぎり」。1パック3個入りで300円。これはこんなもんか。

どうでもいいけど食う順番が滅茶苦茶だな・・・


この道の駅で売っていた月山限定の「オリジナルロゴ入りTシャツ」だ。お土産にどうかな?

初めて見たのに 何かどこかで見たような懐かしいデザインがグッドだな。
(ちゅーか 単なるパクリ商品じゃないのか?)

2017年6月28日

萩博物館&明倫学舎にGO!

さて、雨予報だが雨が降るのか降らないのか全く読めない日曜日・・・

特になにも予定はなかったんだが、とりあえず萩の実家に戻ることにしたんだが 前日の大宰府ドライブが老体に堪えたのか 朝一番に実家に到着してから昼過ぎまで惰眠をむさぼっていたな・・・

でもまあ せっかく萩に戻ってきたんだし何もしないでウダウダ過ごし 夕方に下関に戻るだけで一日を終えてしまうのもアレなんで 前々から気になっていた「明倫学舎」と 夏休みシーズン恒例の企画展をやっている萩博物館などに出向いてきたぞっ!


で、こちらが萩博物館

どうしても幕末の長州藩をクローズアップさせたがる萩の観光政策の拠点となっているんだが ここの夏休みのファミリー向け企画展は毎年なかなか趣向を凝らして頑張っている。
まあ、子供は正直、幕末の長州藩なんて興味も持たないだろうしな・・・

で、今年の企画展はこちらッ!!



「驚異の遭遇!未確認生物」と銘打って いわゆるUMAにスポットを当てたものとなっている。


ドクター・ハギンシュタイン、略して「ハァーギー」・・・(´ー`)

たしか萩博では数年前にもUMA展をやっていたが そのときは河童のミイラとか大蛇か何かの骨を展示していて そこから現存している「UMAっぽい生き物」にもスポットをあてて一応 博物館らしいテイを保っていたような気がするが・・・今回は日本を中心にツチノコや河童、ヒバゴンやクッシーなど「UMA」と呼ばれる生物をパネルなんかで展示しつつ、「もしかしたらこの動物が正体では?」という解説が付く、という趣向だったな。


当時の新聞記事や資料を読むだけでも時間は潰せるが、やっぱり子供を押しのけてまで没頭する勇気もなかったんでサラッと済ませてしまったぞ。

わし的には長州や和歌山などで勢力を誇ったという「シイ」なるUMAに感銘を受けたが、ツチノコやヒバゴンがどストライク世代の我々には スカイフィッシュあたりの現代技術が偶然生み出したUMAはともかく、パソコンとホームビデオでCGを使ってなんでも映像化してYOUTUBEあたりに上がっているUMA(あと心霊とUFO映像・・・)は 夢があるんだかないんだかわかんない、という感じだな・・・

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2017年6月27日

(再録・日本一周記033)2003/08/07・新潟 ガッタガタ・・・

(第33日目)新潟県能生町~糸魚川市~西山町~豊栄市~黒川村~関川村~山北町


朝の4時、道の駅「能生町」にて起床・・・

昨日の夜、突然 車のエンジンルームからラッパのような異常な音が響きだすようになってしまったんだが 朝 念のためにもう一度エンジンをかけてみると やっぱり大音響がビィ~ッと周りに響き渡る状態は変わらず・・

むぅ、朝っぱらから周りの仮眠している人をたたき起こしてしまうとは なんという迷惑な行為を・・・いずれにしてもこのままではエンジンをかけることができないんで 旅も進まないし携帯やパソコンの電源を得ることも不可能となってしまうではないか。

前に同じようにラッパのような異常音が鳴り響く、という現象に陥ったことはあるんだが その時は「冷却水センサーの異常」だったな。今回も似たような現象なんだが ただ水温系や油圧系の警報ランプはつかないし ぼんやりエンジンルームを眺めていてもサッパリわかんないんで マツダに指示を仰ぐまではお手上げだな。

朝9時に一番近いであろう糸魚川市のマツダの営業所をサービス手帳から割り出して電話。ココの対応は非常に早く 30分でわしが往生している道の駅にやってきてくれたぞ。
それにしても妙な山の中や僻地なんかで立ち往生するより まだ旅の前半に このような町の近くの道の駅で調子が悪くなったのは 逆にいえば運が良かったのかもしれんな。

「この音なんですよ~」とエンジンをかけると・・・・今度は快調にエンジンがかかり 今朝方まで鳴り響いていた異常なラッパ音は全くしなくなったな・・・・あれ?
「エアコンの電源も入ってないみたいだし エンジンからもそんなにおかしい音はしてませんね~ どうしましょう?」

・・・むぅ・・・こーゆー風にサービスマンが来ると調子が戻ってしまう、というマーフィーの法則のような現象は良くあるんだが、これでは朝一番に頼み込んでサービスマンに足を運んでもらった わしの立場がないのぅ。
何事も無ければそれに越したことも無いんだが やはり折角来てもらったし これから北海道やら東北やら 広大な土地に進まなければならないことを考えると 多少金は掛かろうともじっくり見てもらう方がよかろう。

結局 マツダの営業所に行って調べてもらった結果、異常音はエアコンのコンプレッサの音というのが判明。わしは普段 停車中や運転中も燃費節約のためにエアコンの電源は切っているんだが 何かの拍子にマグネットスイッチがくっついてしまい スイッチを入れなくてもエアコンが運転しつづける状態になっていたらしい・・・普段 送風のスイッチもオフにしていたんで 全然気が付かなかったな。
で、 今日の朝 エンジンを作動させたときに全く音がしなくなったのは 完全にエアコンの内部がクラッシュしてしまったからのようだ。確かにエアコンのスイッチを入れても全然冷風が出てこないしな・・・

エアコンか・・・修理に軽く5万、おそらくこの状態だとマウント一式交換となるから7~8万ほど掛かるらしいな・・・
まあ 10年乗っているからエアコンも寿命が来たんだろうな。どっちみち車を買い換えない限りは いつかは交換しなければならないから金が掛かるのはやむを得ないとしても・・・
エアコンともなるとさすがにその場でホイ、と言うわけにはいかず 注文して取り寄せて交換して どんなにがんばっても明日の昼過ぎまでは時間が掛かるとのこと。ま、そりゃそうだろうな。

♪じーかんもないし~ おかねもないし~  代車も無いし めんどくさいし~~♪

・・・なんて歌っている場合じゃないが そーゆーわけで これからの旅はエアコンなしで進むことが決定。これから東北・北海道なんで気候的にはいくらかマシだと思うが 帰りの太平洋ルートを通るときはきついだろうし 痩せるだろうな・・・あと雨が降ったときにも少し困るが・・・
前の会社に入った最初の頃は エアコンの装備されてない軽の営業車で一日中動き回っていたが そういうつまらない経験がまた生かせそうだな。ほんとこういう無駄な苦労だけは何とかこなせる損な性格に鍛えられたものじゃわい。



「しかしオイルがものすごく汚いですね~ これは交換しないとエンジン壊れますよ・・」と、18ヶ月もオイル交換をしてないことを指摘されたんで 折角だからオイルとエレメントを変えてもらい、 「もし また大きな音が鳴り始めたら パワステもろとも駆動ベルトをぶった切ってもらえば大丈夫ですから」・・とか言う 荒っぽい応急処置方を教えてもらって 元気に旅の再開だ!

こういうときに限って台風前のフェーン現象か 新潟の気温も午前中にすでに33度を超える真夏日だ。くはぁ!


で、糸魚川市にあるマツダの営業所から旅立つと すぐにこのような看板が・・・
どうやら糸魚川水系の流れる海は 多くが「ヒスイ海岸」といわれているようだ。さすがフォッサマグマで有名な糸魚川。

いちおう「ヒスイを探す」というのも わしの当初の計画にリストアップしていたんで 海岸に下りてみて散策を開始してみることに。わしにも翡翠をくれ~!ヒスイが欲すぃ~♪

・・・しかし やっぱりそう簡単には落ちてないものだな、ヒスイ・・・と、いうかビキニのねえちゃんや家族連れの海水浴客が楽しそうに泳いでいる海岸線を ひとり無精ひげを生やした謎のおっさんが 服を着たまま地面に顔を近づけてウロウロ彷徨う姿は あまりに異常・・・
なんか昔のヨーロッパ人が日本のことを「ジパング」とか言って どこにでも金がゴロゴロしているように誤解していたような そんな滑稽な雰囲気だな・・・10分ほど海岸を散策した後は いたたまれなくなってサッサと退散。



しかし「新潟」もこれと言って見るところが思いつかないのぅ。地元の人には申し訳ないが わしは新潟のイメージとして「山は雪、平地は田んぼ、海は佐渡おけさ」くらいしか持っていないのだ。
だからと言って 何の土産話もないまま この異様に長い日本海側の一本道を突っ走るのみ、では なんか納得できないな。

で、「何か面白そうなものはないか」と 地図をダウジングした結果(ウソつけ) 西山町の道の駅に霊的な反応を得たんで 早速向かうことにしてみたぞ。


これが西山町と言うところの道の駅「西山ふるさと公苑」なんだが この平屋建ての建物こそ ポロロンポロロンと わしの琴線に触れてしまった「田中角栄記念館」
もちろん新潟県の生んだ大政治家、田中角栄元総理の偉業と経歴を 写真や資料で展示してあるというものだ。

入場料の400円は高いか安いかわからんが とりあえず田中角栄が良くも悪くもスケールのでっかい人だというのは良くわかったぞ。
ちなみにこの建物の後ろは角さんの偉業のひとつ、日中友好をテーマにした公園か何かのようだが 今 整備の真っ最中で見ることはできなかったな・・・

ついでにこの道の駅に併設されているレストラン「角さんの台所」で昼食を取ることにする。
オーダーしたのは左の写真、「のっぺ定食」。1000円也。
わしはてっきり食材にピーナツか何かを使ったものだと思ったが 何の事は無い ただの「のっぺい汁」とおにぎりのセットだったな・・・

ちょっと高いような気もするが まあまあ美味かったぞ。あと やっぱり米どころということもあるのか おにぎりが妙に美味かったな。




ちなみに上の写真は西山町の酒で その名もズバリ 「田中角栄の酒」だ。

2017年6月26日

花立山温泉・カルナパーク花立山温泉

さて、大宰府とかえる寺を参拝した後は TARO先生と友人ソースがどこか温泉に入りたい、とかぬかすんで ひと汗流すためにわしがチョイスしたのが「カルナパーク花立山温泉」



田園風景以外には何もないような場所の丘の上に当然現れる ゴージャスなホテル風の入浴施設で実は今回が2度目の訪問だったりする。前回の訪問レポは前ブログでのアップだったんで あらためて報告しておこう。

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花立山温泉・カルナパーク花立山温泉

朝倉郡筑前町上高場795
泉質 :アルカリ性単純温泉 PH9.8 37.8℃
効能 :神経痛・筋肉痛・あせもなど
営業時間 :10:00~22:00 第2・4水曜休
料金 :830円

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2017年6月25日

かえる寺に参る!

清影山 如意輪寺・・・名前のとおり、如意輪観音を本尊とするお寺ではあるが それよりも通称の「かえる寺」というほうが有名な福岡県小郡市のお寺じゃ。


朝倉あたりにそんな寺がある、というのはネットなんかの写真を見て知ってはいたが、具体的にどのあたりかというのも知らなかったし今まで来る事も無かったんだが・・・

今回 大宰府の後に温泉に行くまでのエリアで何処か見所は無いか?と、たまたま地図を見ていたら「かえる寺」の文字を発見したんで 良い機会だからと参拝してみることにしたわけじゃ。

いやいや、一期一会じゃのぅ(´ー`)



ここがどんな寺かといえば・・・「かえる寺」という名前でだいたい判ると思うが かえるのオブジェが寺のあちこちに鎮座している寺じゃ。


萩市にも猫寺として最近知られてきた「雲林寺」があるが あれのカエル版だと思っていただければいいと思う。ただ 寺の歴史はともかくカエルコレクションの歴史は全然長そうなんで オブジェの数は圧倒的ではあるけどな。


愛染明王はちゃっかり縁結びの神様に仕立て上げられているな・・・まあ、元々そうなんだろうけど。


雨が降ってなければ、そしてメタボが進行してなければ わしもカエルの口をくぐってみたかったけどな・・・(´□`)



2017年6月24日

アラファイ3人組、道真公に参拝す!

なんで今まで空梅雨だったのに 週末になると雨予報になるのかのぅ・・・(´□`)

さて、「友人と呼びたくない友人」こと友人ソースは サービス業に携わっている関係で土日休みがほとんど無く、盆や正月も含めて一緒に行動することがあまりなかったんだが、このたび労働条件を交渉した結果 若干ゆるくなったようで この週末は土日休みをもらえるようになったんだとか。

で、久しぶりに一緒にキャンプでもしようか、という計画を立てていたんだが 生憎の雨予報だったんで結局 却下ということに。

代案として今まで特に何処に行く、ということも無かったようで 福岡あたりにドライブにいこうか・・・ということになったんだが、第一希望は太宰府天満宮ということで 今日はTARO先生を含めて3人でお参りに行ってきたぞっ!

「なぜ50をとうに越したような独り身の男3人がツルんで 学問の神様であらせられる太宰府天満宮に行かねばならんのか?」・・・という疑問も当然あったんだが 要はソースは今まで一人で県外に出歩くこともなかったんで 「福岡で有名どころといえば大宰府」という発想しか浮かばなかったようじゃ。
ま、それはわからんでもないが・・・



朝8時頃に怪人ソースとTARO先生が下関にやって来て わしと合流。カナブン号で高速に乗って一路 大宰府へ。



大宰府といえば・・・と、言われても 正直何があるということは思い浮かばないんだが、それはともかく 参拝客のほとんどが中国人じゃないかと思うほど 周辺は中国語の会話が飛び交って異国化していたな・・・なんだその華僑以来の人海戦術・・・

彼らはここがどういう場所なのか理解して来ているとは思えないんだが・・・

そもそも神社とか宗教とかに関心があるのかどうかもわかんないが たぶん大型フェリーに詰め込まれて免税店に行って そのまま大宰府とかの観光地にいくコースがツアーに組みこまれているんだろうけど 次から次へとバスに乗せられた中国人の集団がやって来る様は やはり異様な光景だったな・・・



こういうオブジェや建築物の周りには自撮りやカメラで記念撮影する集団が常に意味不明な言語を叫びながらまぶりついているんで 今回はあまり写真は撮ってなかったり・・・

こうなると昔から梅ヶ枝餅を焼くこと一筋にやっていた参道商店街の人たちも中国語を強制的に覚えざるをえないよなあ・・・ご苦労様としか言いようが無いよなあ・・・


2017年6月23日

(再録・日本一周記032)2003/08/06・アルペンルートに地上の星を見た!

(第32日目)富山県滑川市~立山町~朝日町~新潟県青海町~能生町



朝5時に「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」にて起床・・・例によって寝起きの野菜ジュースを一気飲みした後、今日の予定なんだが・・・

当初の予定では富山はさっさと通り過ぎる予定だったんだが どーも色々話を聞いていると「立山と黒部ダムは見ておかないといけないかな?」という気持ちがふつふつと湧いてきたのだ。

ただ 標高3000メートルを超える山に行くんで 大枚をはたいて天候が悪ければ 全く意味が無いことは明白・・・もともと何の計画も立ててなかったんでアレなんだが 一応 黒部ダムは「見ておきたいリスト」に載せていたし ここは朝の天気を見てから決めようと思っていたのだ。

・・・う~ん、見事に快晴・・・これはいくしかあるまいっ!

富山のわかりにくい道を 「だいたいあっちの方だろ」と適当に車を走らせ、何とか立山駅に到着~♪ここからは自家用車は通行が禁止されているんでケーブルカー、高原バス、トロリーバス、ロープウェイなどを駆使して立山、黒部ダムを目指すわけだ。

そりゃそうと 黒部ダムまで行くのに幾らぐらい掛かるのかのぅ? ハウマッチ?

・・・黒部ダムまで いちまんよんひゃくきゅうじゅうえん・・・う~ん、ペソで換算すると天文学的数字だな・・・(なぜその必要が?)

しかしながら立山のふもとまで来ておきながら ここでそのような金を惜しんでは 何のためにココまで来たかわかんないしな。財布の中身は一万円札一枚と千円札3枚しかないが、止むを得ん、持ってけドロボー!

てなわけで これが第一関門の「美女平行きケーブルカー」だ。今回は黒部ダムまでのルートを往復で一括して買ったんで それぞれの乗り物がいくらかかるか?というのは控えてないぞ。
ちなみにこの写真に写っている駅員らしきオネエチャンは美人だったが 正面から写真を撮る勇気の無かったわしを許してくれ・・・

美女平から「みくりが池」なんかが近い「室堂」というターミナルまでは高原バスを使うのだ。

ホントは室堂は遊歩道もあって景色も良いんだが 朝なんで これから徐々に客も増えていくことが予測されるわけだ。 とりあえず最初に一気にダムまで行って 復路に時間を見ながら散策するとしよう。朝の富山は快晴だったんだが ここに来てうっすらと雲も増えてきたし、やっぱ天候が一番気になるからな・・

高原バスは滝見台というところを通過するんで 日本一の落差を誇る称名滝もちょこっと見ることができる。
ほんとにちょこっとなんで わしのようにバスで座る席を適当に選んでしまうと 全然カメラには写せないんだがな・・・

ホントは滝の周遊バスが出ているんで それを使えばいいんだが それは後で時間があったら考えよう。とりあえずちょこっと見れたからいいや。

室堂の標高は2450メートル。このあたりまでくると山の所々に雪の塊が残っているんだな・・・8月に雪が見れるとは思ってなかったんで少し感動したぞ。

高校時代に修学旅行で黒部ダムに来たことはあるんだが その時は大雨で ダムの記憶は少しあるんだが 山岳地帯の風景は全く記憶に無かったのだ。あの時の悔しい思いが 今 リベンジできるとは・・・

室堂から立山を貫通して「大観峰」までは専用トンネルを走る「トロリーバス」に乗り継ぐ。
「トロリーバス」と言ってもトロリトロリ走るわけでもなく ましてや西村知美とも何の関係も無いぞ。(それはトロリン)

車幅と同じくらいの結構狭いトンネルを突き進むのだが 景色は全く見えないから 内部を走行中の写真は無しじゃ。(実は失敗したらしい・・・)


大観峰から黒部平までは支柱のないロープウェイで一気に降下する。これがこのルートのハイライトかな?ホントは紅葉の時期が一番良いらしいんだが それでもこの景色はたいしたものだ。

下のほうに見えるのが黒部ダムによって生まれた黒部湖。このロープウェイで黒部平まで行って そこからケーブルカーで5分進めば そこはついに目的の黒部ダムだ!

(ホントはアルペンルートは 赤沢岳を越えた先の「扇沢」というとこまで続くんだが 今回は金も時間もないんで黒部ダムまでしかチケットを買わなかったのだ)

後ろにそびえる立山も さすがの迫力だぞ。

そういえばロープウェイに乗り込む前に駅員さんによる「立山限定写真集」を売り込むパフォーマンスがあったが これが結構楽しめたな。

 

どど~ん!と、これがうわさの黒部ダムじゃ!

「プロジェクトX」で紹介されたように世紀のプロジェクトと言われるのも頷けるな・・・ダムのそばに殉職者の名簿や慰霊の碑なんかがあったが そりゃこれだけのものをこんなところに作ると それなりの犠牲が出てしまうのも判るわ・・・

ちなみにココが 紅白で中島みゆきが歌った場所かな?よくわかんないが いちおう念のために写真は撮っておいたぞ・・・

標高が高くなれば外気温も下がってくるのだが このあたりまでくると平地の富山とはだいたい18度ほど差がでてくるらしい。
で、このトンネル付近の温度は15.5℃・・・う~ん、寒いくらいだ。

ちなみにこれが黒部ダム限定の「黒部ダムカレー」750円也。
普通のカレーでありながらライスがダムの形に盛ってあるだけ、という一品だ。

こちらは黒部ダムと違い わずか数分で決壊&干上がってしまったが・・・

ちなみにこのあたりは当然水道など引かれてなく、蛇口から出てくる水はすべて立山の「破砕層」から湧き出る天然水だ。ペットボトルで150円で売られている水が飲み放題と知っていれば魔法瓶を持ってきたのになあ・・

とりあえず晴れた日に黒四ダムの全貌を見れて満足したんで そろそろ「室堂」に戻って高原散策とでも洒落込もうかの。さらばじゃ黒四ダム!!
く~ろよ~ん、バハハァ~イ!(←?)



2017年6月22日

(再録・日本一周記031)2003/08/05・世界遺産を見に行く!

(第31日目)石川県中島町~七尾市~富山県氷見市~平村~上平村~井波町~富山市~滑川市



前日 ヒーコラ言いながらたどり着いた道の駅「なかじまロマン峠」で なんとか睡眠状態に入ったと思ったら そのうちだんだん涼しくなってきて 朝方には昨日までの快晴からは考えられないような雷雨が・・・なんなんだ?
窓を開けて寝ていたら 突然雨が車に入り込んできたんで 朝の4時前に睡眠から強制的に起こされてしまう。

ま、それでも日が昇り始める頃には収まってきたし 曇り空をキープしているみたいなんで 恒例の朝の野菜ジュースを頂いた後 HPを更新して 8時過ぎに出発。
今日の予定は富山県入りなんだが どうしたものかな? いろいろ話を聞いていると やっぱ立山とか黒部ダムは見ておいたほうが良いような気がするし 興味もふつふつと湧いてきたんだが・・・ま、天候のこともあるし とりあえず富山県に入ってから考えればいいや。



能登半島の最後のチェックポイントは半島の内側にぽっかり浮かぶ「能登島」なんだが 昨日は時間的に難しかったんで九十九島を通り過ぎてしまった分、ここははずせなかったんだが・・・

なんか地図を見る限り 島そのものが名所で 島に渡っても「これ」というポイントがあるかどうか不明だな。まあ水族館とか そういう施設はあるみたいだけど。それに曇っているから海も今ひとつだし。



てなわけで島に渡ったものの すぐに引き返してしまう。
それよりも 2日間 相当の汗をかきながらも風呂に入ってないのが かなりメンタル面の障害になっているな。実際 車の中も少しすっぱくなったような気がするし・・・

これはこのすぐそばにある石川県の名湯、「和倉温泉」とやらに入らざるを得まい!

で、これが和倉温泉の「総湯」とかいう立寄りの湯だ。入浴料480円はまあまあか。
さすがに朝は老人客ばかりだが それでも空いているんでゆったり入れるな。

ここの温泉は海のそばだけあって塩辛い湯だ。そのせいか少し入っただけでも良く温まるんで 風呂上りもなかなか汗が止まんないぞっ。

いやいや、朝から温泉に入ってさっぱりできて ようやく一息つけたな。やっぱ温泉はええのぅ、温泉はええのぅ・・・(←しみじみ)

能登半島をグルッと回ってきたんで もう石川県に言い残すことはなかろう。君たちはもう大丈夫だ。(って、「元気が出るテレビ」の原田大二郎の「放浪の旅」コーナーのマネをしても・・・)

とりあえず石川県を離れ、次の富山県のチェックポイントを調べるために すぐ近くの道の駅に向かうことに。


2017年6月21日

(再録・日本一周記030)2003/08/04・能登半島を駆け抜ける!

(第30日目)福井県三国町~石川県加賀市~金沢市~富来町~門前町~輪島市~珠洲市~内浦町~穴水町~中島町


朝5時起床・・・ここの休憩ベンチは屋根の下にあって 夜露がしのげるんで久しぶりに足を伸ばして眠ることができたんだが 固いベンチで寝るときは注意しないと枕にした腕がおかしくなってしまうな・・・

目覚めと同時に野菜ジュースをぐぃっと飲み干し、HPの更新をしたあと8時半に「道の駅・三国町」を出発。もうすでに全く未知の領域に入っているんで どこの県にどういうポイントがあるかよくわからんのだが のんびり進んでいると今後の予定も微妙に狂ってくるからな。できるだけ早めに進まないと・・・コンビニで篠山紀信の「アカルイハダカ」なんて写真集を立ち読みしている場合ではないな。

今日の予定は能登半島なんだが その前にやはり「石川県」といえば「兼六園」を思い浮かべてしまうのぅ・・・。

ホントは石川の中心都市にあって かつ夏休みで人も多そうな「兼六園」は しょせんタダの庭なんで余り興味も無いんだが やはり「石川県に観光に行った」と言って「兼六園ははずした」などと言おうものなら 「何しに行ったんだ?」と言われてしまう危険性があるのも事実・・・

ま、今回の旅行ではデジカメのほかに普通のカメラを持ってきているんだが これは親に土産話として見せるためのアイテムなんで そういうマトモな観光地でマトモな写真を作っておくことも数枚は必要なわけだ。てなわけで とりあえず金沢市にGO!



9時すぎについに石川県に侵攻。加賀温泉駅のうしろに立っている怪しげな巨大大仏に気をとられながらも国道8号を延々と北上する。

国道8号は街中を走る 風景に何の変化も無いバイパス道路なんで 途中でものすごい睡魔が・・・適当な歌を車の中でひとり叫んで眠気と戦いながら なんとか兼六園に到着~~♪
特に説明の必要もあるまい。「兼六園」だ。

まあ 広い公園ではあるんだが なかでもこの池と橋と灯篭が一度に見えるポイントが一番人気らしい。
常に橋の上に記念写真を撮る人がポーズをつけて立っているんで わしのようにひとりで風景だけ撮るような男はなかなかシャッターチャンスがつかめないぞ。

かわいい女子大生でも立ってくれたら 素知らぬフリをしてシャッターを下ろすんだが こーゆー時に限って(以下 自粛)

ちなみにここ兼六園の名物は「あんころ餅」なんだそうな。このときすでに12時に近く どうせすぐ飯にするんだから、と 節約のために我慢してしまった。
でも後で やっぱあの時食っておけば良かった、と 猛烈に後悔することに・・・


画像は兼六園のすぐとなりにあった城址公園石川門といわれる入り口から先に進もうとすると入場料を取られるんで ここはあっさり却下。

金沢を後にして 能登半島に突入。本当は半島の付け根にある「道の駅・高松」でランチを取る予定だったんだが この道の駅はどうやら有料道路のなかにあるものと判明。

「道の駅」に行くために有料道路に乗るのは何か釈然としないのう・・・何か食堂でもあればいいんだが どうも最近 食事に関してはハズレばかりなんで しらない店に入るのが怖くて。

とりあえず次のポイント、「能登金剛」に行って そこの売店でなにか面白いものでもあれば食うとしよう。
能登半島はそれ自体が国定公園なんだが 特に西側の海岸線は海食による奇岩が多く 韓国の金剛海岸になぞって「能登金剛」と呼ばれているポイントがあるのだ。

いろいろ見所はあるんだが 左の写真は「関野鼻」から見た「ヤセの断崖」。このあたりは松本清張のエ・・・いや、「ゼロの焦点」の舞台となったところらしく 清張氏の歌碑なんかもあったな。

ちなみに「能登金剛随一の絶景」とかいう「巌門」とやらは遊覧船に乗らないと見れないらしいんでパス。まあ どうやら侵食によってできた岩穴を船でくぐる、という趣向らしいが・・・日本海側はそんなのが多いな。

「巌門」のレストハウスで何か食おうと思ったんだが この辺でマトモな食べ物と言えばやはり名物のカニを使った「カニラーメン」とか「カニ定食」とか・・・

だからわしはアレルギーでカニがダメなんだって!