2017年5月31日

2017GW南九州一人旅⑮ 悠久の森・桐原の滝・溝ノ口岩穴

さて、九州南部の旅 3日目午後の部も、当然 温泉を軸に動いていくわけだが ちょっと温泉ネタが続いてしまったんで趣向を変えていこうかの。

地図を見ると「桐原の滝」なる滝があるようだが 住所がイマイチわからず・・・滝なんで電話番号も検索できないだろうからカーナビに打ち込むのに苦労したんだが 近くに「悠久の森」なる自然公園があるらしく もしかしたら桐原の滝もこの敷地内にあるのでは?と勝手な判断をして まずは悠久の森を目指すことに。



んでもって やってきました、こちらがその「悠久の森」とやら



まあ簡単に言えば自然の豊かな環境を生かして設定されたウォーキングコースなんだが、「全国遊歩百選の森」にも選ばれているらしい。
ちなみにこの「遊歩百選」、山口県では萩往還と秋吉台が選ばれているらしいが、どちらかといえば森林セラピーの徳地町のほうが雰囲気は近いかな?



端から端まで行って帰ってくると日が暮れてしまいそうだが とりあえず興味のある山神様と滝は最初のチェックポイントで10分くらいでいけるようなんで そちらだけチェックじゃ!



こちらが「滝」。
正式名があったような気もするが 桐原の滝じゃないのは間違いなさそうだな・・・これはこれで立派な滝だとは思うんだが。



山神様は滝のすぐそばの小さな祠に佇まれているぞっ!



ちゃんと「山神」と彫られているから間違いないと思うが・・・ (-。- )



どんなものか判ったんでとりあえずは満足したが 目指す「桐原の滝」は公園入り口の大川原峡キャンプ場に戻って そこからすぐの下流に流れ落ちているらしい。

ちなみにこのキャンプ場、さすがにGWということで盛況だったが オートキャンプが主体ということでそれほど触手は伸びず・・・



岩が火山性の特徴的なものだが この桐原の滝から 後で紹介する「三連轟」、「溝ノ口岩穴」、そして滝百選の都城市「関之尾滝」まで続く火山活動エリアで「霧島ジオパーク」に属しているらしい。都城は宮崎県だからなかなかひと括りにして売り出せない大人の事情もあるみたいだけどな・・・。



では、いよいよ「桐原の滝」とご対面じゃ!!ヽ(´ー`)ノ

***********************




ほぅ!これはなかなか立派な滝じゃのぅ(´ー`)



桐原の滝は幅60M、落差15M。溶岩性の堆積物を削って出来上がった滝で ちょっと船の艦首のような形で突き出た落ち口がなかなか特徴的じゃ。





ちょうどアベックが滝見に来ていたんで 興味の対象が滝から女子に移り気味になってきたところで退散・・・

そのまま下流に車を走らせてしばらくすると「三連轟」なるスポットが。





ちょうど桐原の滝と関之尾滝の中間にあって 作られた経緯も似たようなものらしい。



さて、今回のこのエリアでの一番のお目当てはといえば 「溝ノ口岩穴」なる謎スポットだったりする。
名前から「岩屋なんだろうな」というのは容易に想像できるんだが、意外と広い駐車場が GWということもあろうが予想外に目いっぱいの見学客の車で埋まっていたのには驚いたな。



遊歩道を歩いていくと鳥居があって それなりにパワースポットとして認められていることがわかるぞ。どういう理由で何のご利益のあるパワースポットなのか?ということまでは判らなかったけどな・・・





溝ノ口岩穴は霧島山系の湧き水がシラス台地と軽石の地層を浸食することによってできた洞穴で幅13.8M、高さ8.6M 奥の深さは224Mまでは確認されているが この岩穴に犬を放ったら高千穂峰に出てきた、という伝説もあるんだそうな。

そんな馬鹿な作り話を・・・とは思うが この穴を作ったのが霧島山系からやってきた雨水だということは昔の人も知っていたんだろうか?



左の低い洞窟は湧き水の出口で 右がメインの洞窟。 わしがこの穴を撮影しようとウロウロしていると どこぞの観光客に「ちょっとそこのお兄さん!その鳥居をバックに穴から写真を撮りたいんで早く退いてください!」とか怒られてしまったぞ(-゛-;)

たしかにネットで検索しても穴の中から出口方向、鳥居を入れて撮影している絵がいくつか出てきたんで それが定番のアングルなのかもしれないが・・・

家族写真か・・・ふっ・・・(´ー`)(←何かを悟ってる?)





ちなみに穴の中はこんな感じ。
観光客が行けるのは数十メートルくらいまでだと思うが ヘッドライトを車に置きっぱなしだったんで何だかよくわかんなかったかな・・・



お釈迦様の誕生日、4月8日に近い日曜日に奉納の「奴おどり」が踊られるそうだが お釈迦様関連にしては何で鳥居なんだろ?

と、いうか石塔に彫られたこのジャミラのような人物は一体・・・?

*************************

このあとは「ものはついで」ということで ちょっとだけ足を延ばして宮崎県の都城、滝百選の関之尾滝の見学にいくんだが、その様子は次のレポで。

じゃ、そういうことで 続くッ!!

0 件のコメント:

コメントを投稿