2015年3月15日

日野温泉・いこいの家

ブログを引っ越してから 以前入った事のある県内その他の温泉も 個性的な奴はもう一度入りなおしてネタにしていこうと考えているんだが、今回 豊田町に行ったついでに立ち寄ったのは日野温泉

かつては「華山温泉」と呼ばれていて いちおう幹線道路の県道34号沿いに看板もあるんだが 知らない人はなかなか探しづらく、その割に泉質が素晴らしいんで「秘湯」の称号を付けて紹介している人も居るという一品じゃ。



豊田~菊川を結ぶ県道34号の「手洗」交差点を山陽方面に進み、木屋川を渡る橋の下に小さな看板を見ることができる。こちらが日野温泉の入り口じゃ。



パッと見、公民館なんだが、「いこいの家」というネーミングどおり、地域のお年寄りが集う集会場がその正体じゃ。土日ともなればお年寄りで賑わっていて 正直 他所者がフラッとやってくるような雰囲気ではないかも・・・



建物隣にある小さい小屋が源泉を組み上げる井戸になっているようじゃ。

ここの浴室・浴槽はとても狭く、2~3人で目いっぱいなんだが、今回はちょうど他のお客さんが入っている、ということで しばらく待たされることに。



しばらくすると何人かお客さんが去っていって ようやく入ることができる順番になったぞ♪
わしは市民なんで 300円払って いざ温泉にGO!!

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こちらが噂の日野温泉・浴室風景。

洗い場は2箇所で浴槽もご覧のとおり、2人サイズ。知らない人と一緒だと少し気まずいかもな・・・

わしが前回来たときは わしが一人で入っていると後から介護士らしきお兄さんと一緒にお爺さんがやってきて、 おじいさんの服を脱がせて浴槽に入れると介護士のお兄さんがわしに向かって
「じゃ、おねがいします」・・・と 謎の言葉を残して去っていった、という経験があるんだが・・・

まあ そんなレアな体験ができる可能性があるのも この施設ならではの魅力かな?

ここの温泉の最大の特徴は 俵山温泉を越える上質なトロトロ湯(@地元のじいさんの証言)。
何を持って上質とか成分が濃いとか判断をするのかはさておき、確かに一の俣や俵山とも少し違う上質な湯であることは間違いなかろう。 隣の菊川温泉も個性的な良い湯だが 位置的にちょうど豊田と菊川の湯をブレンドしたような感じになるのかな?

循環 そして源泉が低いので加温、衛生面で薬剤投与をしているようだが 狭い浴槽でオーバーフローをさせているからか そんなに塩素系の匂いはしなかったな。循環させているからトロトロ感は強くなる傾向があると思う。
ちょっと色が付いたような感じで濁っていたが 以前来たときは無色透明だったような記憶があるんだが・・・

と、思っていたが、この日は朝から大勢のお客さんが入れ替わり立ち代り入っていて 湯がクタクタになっていたようじゃ。 あと 湯の花のように水中に漂う無数の不純物があったが、これは湯の花ではなくご老人達の体から発生した華だったな・・・(´ー`)



しかし案ずることは無いぞっ。そういう場合のためにココには垢取りネットが常時装備されているから ササッと取り去って何事も無かったように湯船に身を沈めるのが吉じゃ!!

わしは温泉に入ると高い確率で湯をテイスティングするんだが、流石に今回は「良い湯だ」と確信しつつも それは出来なかったな・・・(´ー`)

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日野温泉 いこいの家

山口県下関市豊田町大字日野14-2
泉質 :ナトリウム・炭酸水素塩令鉱泉 PH8.23 18.3℃
効能 :神経痛、筋肉痛、関節炎、五十肩、運動麻痺、こわばり、うちみ、他
営業時間 :10:00~16
:30 月、金、年末年始休み
料金 :大人500円 子供300円(市外)

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ちなみにインスタントコーヒーやお茶の類はセルフサービスで無料だったな♪

やはり地元のご老人のための福利厚生施設という位置付けの施設だから 敷居が高いし誰でもオススメ、というわけではないと思うが 湯は唯一無二の素晴らしいものであることは間違いなかろう。
そういう意味では「秘湯」と言って差し支えは無いんだが・・・う~ん・・・

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