2014年11月6日
小五郎山 秋深し②
てなわけで小五郎山の下山は 2009年に新しく出来たという「金山谷鉱山ルート」を歩いてみることに。
上の画像は下山した先の「鉱山ルート登山口」に掲げてあった解説文じゃ。
このルートは距離は「向峠ルート」の1/3くらいしかないが その分傾斜もキツイから 結局のところ時間はそれほど変わらないことは下山してから気付いたんだけどな・・・
道は迷うことは無いが向峠ルートと違って 岩登りや沢渡り、木を掴みながら上り下りするなど起伏に富んだルートとなっている。大木は余り無く狭いエリアに木々が密集しているんだが ブナや栗系の黄色が鮮やか。
「手付かずの自然」という意味ではコチラのほうが上かもな・・・登りで歩いたら相当しごかれそうだけど。
そんなこんなで鉱山跡の間歩が出てきたぞ。
この山には石見銀山同様の手彫りの鉱山がいくつもあったらしいんだが、コチラの鉱山が一番大きい一品らしい。
懐中電灯があれば中まで散策できるらしいが残念ながら日帰り登山だからそこまでの準備はしてなかったな・・・
ちょっと覗いてみたらコウモリが飛び出してきたんで、50目前のオッサンが久しぶりに「きゃあ~!!」という金切り声をあげて腰を抜かしてしまったぞ(*ノωノ)
周りに誰もいなかったから そんな恥ずかしい姿を晒すことも無かったが・・・
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谷沢をいくつか越えて歩いていくと・・・
むぅ、展望岩か・・・
このルートの中では唯一といっても差し支えない展望がこちら。
「寺床」と呼ばれる修験堂跡を越えて・・・
だいぶ歩いたところに設けられた「休憩所」。
ルート図に描いてあったから存在は判っていたが ちょっとした空間に丸太が3つと岩が一個、椅子代わりに置いてあるだけだったな・・・
逆に言えば ルート上にココくらいしか腰を据える場所が無い、ということなんだが、ココから先は植林の混ざった急登エリアとなる。
降りで使う場合はココまでの距離は結構あるが、登りに使う場合 距離はそうでもないがココに来るまでに体力のロスがそれほど大きい、ということなんだろうな。
植林地帯を降りていくと「オンドル跡」なるスポットが。
雪深い山の中で鉱山を掘ったり精錬をしたりする労働者や修行僧が 暖を取るために作った床暖房なんだろうな・・・
砂防ダムが見えてくるとゴールも近いぞっ!
膝をガクガクさせながら ようやく「鉱山ルート」の登山口に到着じゃ!
車が数台停められるスペースがあるが いやぁ、しごかれたぞ・・・
道が自然に帰ってなかったから年間に何人かはこのルートを使うんだろうが、やっぱ登りに使うには健脚向けかな・・・
この向かいに聳えるのは築山になるんじゃないかと思うんだが ちょっと自信が無いぞ・・・
登山口まで降りては来たが これで終わりじゃなくて、これからカナブン号の停めてある向峠バス停まで 深谷川沿いに7キロ程度・・・1時間半ほどテクテクと歩かなければならないのじゃ。
「こんな道があるんだ・・・」という 誰も通らないような川沿いの道を進んでいくと 小五郎山の全貌が見える場所も発見。こうやって見ると やはり趣の有る山には違いないが・・・
YAMAPの記録によると 走行時間5時間28分、距離にして22キロ・・・歩くだけの距離はあった、と言わざるを得ないが 3時頃になんとかカナブン号と合流。
今回の山旅もこれにて終了じゃ!!
いやぁ、疲れたびぃ~~(;´Д`).(←古いぞ)
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山頂に到着して下山するまでのあいだ、「来週はどこに登ろう・・・」なんてことを考えていたが 今週末も天気が怪しそうだし、どうしたものかのぅ・・・
ふぅ・・・
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