いんない余温泉

別府・由布院の陰に隠れて他県から見ればマイナーだが、宇佐市にはあちこちに個性的な温泉が存在している。

この日の２湯目となった余温泉は　院内の道の駅に向かう幹線道路から少し入った余集落にあるんで　観光客が来ることはあまりないと思うが、看板は割と判りやすいと思うから迷うことなく辿り着けると思う。





外観はこんな感じ。



こちらが「あまり温泉」。
「老人憩いの家」とあるように地域高齢者のための健康施設なんだろうな・・・



受付に300円払って湯小屋へ。　

階段を下りたところにある棟が入浴施設とトレーニングマシンルームなんだが、ここはバリアフリーになっていないんで　たぶん要介護の人なんかは湯小屋に降りる別のルートがあるんだろうな。



見た目はログハウスちっくな作りだが　中は意外と現代風。

細長い浴槽には　やや緑がかったお湯がかけ流しで注がれているが　薄く塩味を感じるやや熱めのナトリウム・塩化物泉で　よく温まる一品じゃ。


あと、石鹸の類はないんで注意されたし。



露天は子供用のプールみたいな感じだが　こちらは内湯からあふれたお湯が溜まるようになっているのかな？　ほぼ水のような温度で　あまり入る人が居ないのか底は若干コケが生えたような感じになっていたぞ。

こちらはヌルいんで冬季は使用されていないらしいが　あまり注がれる源泉も温度を上げないチョロチョロ程度の供給なんで鮮度は感じなかったし　夏限定と思ったほうが良かろうなあ。

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こちらの集落はオオサンショウウオの南限生息地なんだそうで　かつては水槽に飼われていたという個体が　現在では剥製となってサンショウウオにそっくりな木の根っことともに飾られていたな・・・(´□`)

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MEMO

いんない余温泉

大分県宇佐市院内町上余１５７－１
泉質：　ナトリウム・塩化物泉　PH8.5　69.5℃
効能：　神経痛・筋肉痛・関節炎など
営業時間：　12：00～21：00　水曜休
料金：　300円