2014年10月12日

香椎宮 流鏑馬神事


さて、10月の行楽シーズンの三連休・・・

昨日 モブログで普賢岳の写真をアップしたからバレていると思うが、今回は雲仙トレッキングに出向いてきたぞっ!

本来なら3日間の休みをフルに活用して 雲仙とその周辺・・・

できればじっくり長崎市周辺を散策したかったんだが、生憎 台風19号が来ることが確定しているんで そうもいかず・・・。
雲仙は昨日1日で済ませて そのまま山口に戻ろうかとも考えたが、今日は午前中までは天気も何とかなりそうだったし 夕方までに下関に戻るという前提で昨晩は道の駅で車中泊をして 朝から福岡市周辺をウロチョロしてきたぞ。

てなわけで 初日雲仙・二日目福岡という2日間のハードな放浪ではあったが 思った以上に濃い散策が出来て それなりには満足じゃ。

ブログのネタはできるだけ時系列順にアップしたいのはヤマヤマだが、旬のものや季節ネタを優先させたいんで 順不同でお送りしていく所存じゃ。

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で、今日のネタは一番最後にやって来た 福岡市東区にある「香椎宮」。 

実は今日は朝一発目に太宰府天満宮に参拝して幕を開けたんだが、先日の宇佐神宮、宮地獄神社、宗像大社、それと過去に訪問した阿蘇神社、高千穂神社、霧島神宮など それなりの格式を持つ神社をお参りしてきたが 大宰府天満宮もその一環としての訪問だったりする。 

しかし香椎宮だけは何故か参拝する機会がなくて未訪問。 それが心残りになっていて 何かの機会にいつかは参拝せねばと思っていたのじゃ。



たまたま昼前に 近くのショッピングモール「トリアス久山」に居たんだが、スマホで調べたら香椎宮はすぐ近くだったということと、たまたま今日は1時から「秋季氏子大祭」として 流鏑馬神事が行われる、ということで これも何かの縁だということでホイホイ出向いて来たぞ♪



ポツポツと小雨が降り出して 駐車場に集まっている観客から「まだか」「早く」とか ブーイングが起きはじめたところで 神主さんが登場。

清めの塩を馬場に撒いて、いよいよ流鏑馬神事の開始じゃ。



今回はデジイチを持込んだんだが、AFの無いマニュアルレンズ一本のみだったんでピント調整が馬の速さに追いつかず ロクな写真が撮れなかったな・・・

そもそも流鏑馬なんて見るのも初めてだし、カメラも風景や 主に動かないものしか撮ったことないから どう撮って良いのか判らなかったし。



流鏑馬神事では的に当たらなくても全てが当たりとなる、とか ルールを説明していたが、聞き流していたんで詳しいことは不明じゃ。



しかし今まで気にしたことも無かったが、神社関係者とは別に 「鏑」のマークを付けた揃いのTシャツを着た馬の搬送や騎手などの流鏑馬を運営するスタッフがいて、流鏑馬って競技でもないし個人で趣味としてやっている人もいないだろうから 全国の神社をまわって流鏑馬神事専門に請け負っている会社というか団体というか そういう組織があるんだろうか、やっぱり・・・



流鏑馬が盛り上がると すかさず観客の中にやってきて 「流鏑馬札」の販売営業を始める巫女さん・・・(*´ -`)



一匹ほど情緒が不安定なお馬さんが居て、「すわ 暴れ馬か!」と肝を冷やす場面もあったが 特にトラブルも無く無事に神事は終了じゃ!

じゃ、肝心の香椎宮の紹介も 忘れずにしておこうかの・・・

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香椎宮は旧官幣大社。

ウィキペディアによると

仲哀天皇、神功皇后を主祭神とし、応神天皇、住吉大神を配祀する。「香椎」の名は敷地内に香ばしい香りの「棺懸(かんかけ)の椎」が立っていたことに由来するという。古くから朝廷の崇敬厚く、祈願・奉幣等は宇佐神宮に次ぐ扱いを受け、伊勢神宮、氣比神宮、石清水八幡宮と共に本朝四所と称された。 神亀5年(728年)11月、太宰の官人等が香椎廟を拝んだ後、香椎の浦でつくった大伴旅人らの歌が万葉集に載っている。

「いざ子ども香椎の潟に白栲(しろたへ)の袖さへぬれて朝菜つみてむ」

・・・と、いうことらしい。





こちらが御神木の「綾杉」とやら。

神功皇后の三韓征伐から帰国した際、三種の宝を埋め、「永遠に本朝を鎮護すべし」と誓いを立てて鎧の袖の杉枝をその上に挿したものが現在の大木となったとされる。普通の杉と葉の形状が異なり、綾状になっていることからこの名が付いた。大宰帥に任じられた者は、香椎宮に参拝し神職からこの杉の葉を冠に挿されるのが恒例とされていた。(wiki丸写し)

西暦200年に植えられたという記述から 樹齢は1800年ということじゃ。

千早振 香椎の宮の綾杉は 神のみそぎに 立てるなりけり





本殿は国重要文化財で香椎造と呼ばれる 神社建築としては日本で唯一無二の建築様式で、現在の社殿は1801年(享和元年)に黒田長順により再建されたものなんだそうな。



あと、ココには全国的にも珍しい ニワトリを祀った「鶏石神社」という社があったんだが、何故かカメラでは撮り損ねていたな・・・(-_-;)

ま、だいたいどんなところか判っただけでも 今回はそれなりの成果だったと言えるんじゃないかな?

心残りは名水百選の「不老水」を飲み忘れた、ということなんだが、またいつか来ることもある・・・かも、じゃ!!

ふふぅ~

4 件のコメント:

  1. 流鏑馬 京都下賀茂神社で 見たことあります
    ここは なにか保存会が有る様です。

    この時 近くにいたカメ爺が 置きピンで撮るんだよ と講釈たれていました。
    態度も三脚も脚立も全てデカくて 嫌な感じでした

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  2. やっぱこういう伝統芸能は保存会があるんでしょうね。香椎宮の年一回のために人員を維持するのも大変でしょうし この日の騎手もどこかからの招待みたいでしたから 人知れず修練を積んでいる人達が居て こういう伝統が残されているんでしょうなあ。

    カメラマンは撮り鉄なんかもそうですが マナーや周囲の迷惑より自我の強い人が目立ちますね。もちろん殆どの人がマナーを守っているんでしょうが とにかく常識の無い人のほうが目立つのは確かだと思います。

    イベントを運営している司会者の解説だと フラッシュや傘などで馬が興奮してしまう、という注意を聞くと 私なんかは暴れ馬に豹変することをビビッて撮影は二の次になってしまいましたが・・・

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  3. おお!職場から見えている神社です。
    BARA様が巫女さんに見ほれていて馬にぶつかり
    後ろ足で蹴られて肋骨を折られたら、救急搬送されたでしょう。
    残念(?)です

    KUMI(名前の入力方法が分かりませんでした……)

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  4. KUMIさん>おぉ、私も時々書き込み方が判らなくなるコメント欄にコメントありがとうございます♪
    お馬さんは人の多さにビビッて時々暴れてましたが 私は巫女さんに足蹴にされたいという微笑ましい妄想をしていましたぞ(´ー`)

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