2014年5月15日

鯉ヶ窪湿原

道後山を制したわしは 今宵の車中泊適地を求めて岡山方面に進むことにしたんだが、途中の庄原市・東城の町でコーヒーを飲むためにコンビニに立ち寄ることに。



・・・(・ω・) 

むぅ、セブンの前に一軒のラーメン屋があったんだが、人気店なのか結構賑わっているな・・・

どこかで夕飯は食わねばならんのだが、混雑している店ではくつろげないし めんどくさいからコンビニ弁当でもいいかな~、なんて思っていたが・・・

店の前に貼り出された「ベトコンラーメン」の記述がどうにも気になったんで こちらで夕飯を済ますことにしたぞ。

せっかく旅に出ているのだから 地元では食べられないご当地モノを食すのはヤブサカではないし、どうしても「ベトコン」という響きが頭にこびりついて離れないしな・・・



で、こちらが東城町のラーメン屋・「風龍」のベトコンラーメン

わしはグルメではないし、特にラーメンって人それぞれ好みがあるから意見を言うのは不得手なんだが、醤油ベースでバラ肉、もやし、にらなんかがてんこ盛りでなかなか美味かったな♪

ちなみに わしはラーメンにそういうジャンルがあるということは知らなかったが、「ベトコンラーメン」は名古屋や岐阜あたりが発祥のご当地ラーメンで、食べるとベトコン(南ベトナム解放民族戦線)のように闘志がモリモリになる、というイメージでのネーミングらしい。

もっとも戦争と絡めたネーミングが不謹慎という理由で「ベストコンディション」を略してベトコンというようになった、という説もあるらしい。

ベトナム絡みだから てっきり麺がフォーなのかと思ったが・・・確かにもっちり感のある麺だったんで 米粉が入っているのかもしれないが・・・

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腹も膨れたところで岡山県に入り、今宵の宿は道の駅「鯉が窪」
翌日は朝から「西の尾瀬沼」と称される鯉が窪湿原の散策からスタートじゃ!!くはっ!!

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日付は変わって 連休二日目の5月4日(日)・・・



てなわけで やってきました。
こちらが「西の尾瀬沼」、「サワッタ」こと鯉が窪湿原



元々は約300年前に作られた灌漑用水池で、池に水が流れ込む上流に3.6ヘクタールの湿原が広がっている。 
そこには日本固有の植物など300種以上が自生して 標高の低いエリアでそれだけの湿原は珍しい、ということで国の天然記念物としても指定されているんだそうな。



さすがに朝5時過ぎにやってきても係員など居る訳もないが、ここは環境保全のための募金箱が置かれている程度で 入ろうと思えば勝手に入れるようじゃ。

せっかくだから誰もいないうちにグルッと一周(約2.4キロ)歩いてみようかの。

ため池には錦鯉が泳いでいるが、こんな貪欲でなんでも食ってしまう魚を放流しているあたり、池のほうはそれほど生態系を重視してないみたいだな・・・

まあ「鯉が窪」という地名に絡めて錦鯉を放流したいと思う気持ちは理解できるけどな。



一番 色とりどりになるのは初夏からのようだが、今の時期だと黄色いリュウキンカの花が拝める程度か。





湿原はかなりの深さで 「サワッタ」というのは物干し竿を突っ込むと埋もれてしまうくらいの深さ、という意味なんだとか。



いちおう「カムリタケ」なるキノコもこの時期に見られるそうだが、それらしきものは無いな・・・(´・ω・`)



正直、ちょっと時期が早すぎた気もするが どんな場所なのか確認できただけでも良しとするかのぅ・・・



ちなみに 鯉が窪の近くには「すずらんの里」と呼ばれるもう一つの湿原、「おもつぼ湿原」があるんで こちらも念のためにチェックしてきたぞ。



すずらん自体は人の手が入っているようだが 
時期がやっぱり早すぎてGWではご覧の状態じゃ(´・ω・`)

まあ 判っていたけどな。



コチラのほうが やや手付かず感が強いというか、野性味が感じられたかな・・・

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さて、朝から適度に体を動かしたところで 次の目的地に向かうぞっ!

続くッ!!

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