2025年5月9日

TANGO NOIR・丹後一人旅② 元伊勢三社(豊受大神社・皇大神宮・天岩戸神社)

 元伊勢三社…その名の通り、伊勢神宮に祀られる天照大神と豊受大神が伊勢に出向く前にとどまった場所、ということらしい。

福知山市には「元伊勢三社」と呼ばれる豊受大神社・皇大神宮・天岩戸神社があるのだが、それだけ威厳や歴史のある神社であれば 拝まずにはおれまいッ!!

まずは元伊勢外宮 豊受大神社

丹後へ下った農業の神様豊受大神をまつったのが外宮で、天照大神の夢告によって、三重県の伊勢外宮へ移転させられたとされており、ここの豊受大神社はその元宮だといわれています。(福知山市HPより)

還暦を迎えたオッサンには辛い石段が待ち構えているぞ。

いちおう参拝する順序があるらしい・・・

黒木鳥居・・・樹皮の付いたままの丸太材で組む日本最古の手法の鳥居だそうな。

本殿・拝殿

摂社と末社がずらり。

御神木の龍燈の杉

ここ大江山元伊勢は富士山と大山、出雲大社と千葉の玉前神社を結ぶ「御来光レイライン」、つまり春分の日と秋分の日の太陽の通り道となる直線上に位置し、さらに「伊吹山」「伊勢神宮」「熊野本宮大社」「伊弉諾神宮」とともに「近畿五芒星」の星型の頂点に鎮座しているんだそうな。

そんなムー的なスポットがこんなところにあったとは・・・いやあ、来るまで知らないことって やっぱ色々あるもんだな・・・

と、いうわけで御朱印もゲット♪ うっかり白黒でスキャンしてしまったぞ・・・

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豊受大神社からしばし北上したところに 今度は「元伊勢内宮」を名乗る皇大神宮が鎮座している。

現在伊勢神宮の祭神である天照大御神は、古くは宮中に祀られていた。この状態を畏怖した天皇の命で、崇神天皇6年から鎮座地を求めて各地を転々とした。垂仁天皇25年最終的に伊勢に落ち着くが、それまでの間に訪れた一時遷座地は、各地で元伊勢として語り継がれた。 当社はそうした元伊勢伝承地の1つで、「但波(丹波)国乃吉佐宮」の旧跡にあたる。そのため「元伊勢」を冠して称され、また特に皇大神宮(伊勢神宮内宮)の元宮であるとの伝承から、元伊勢内宮 皇大神社とも称される。(Wikiより転写)

こちらも高齢者に厳しい石段が・・・わしのヒザ神も泣いているぞ・・・

石段のど真ん中に聳えているスギは麻呂子親王の手植えなんだそうな。

「麻呂子って誰?」と思ったが 聖徳太子の弟らしいぞ。

御門神社とやらにも参拝

叩くと金属音のする石

いよいよ本殿へお参りじゃ

こちらも摂社・末社がずらり。

なんか妙に新しい社が・・・新興宗教か?

とりあえずこちらでも御朱印をゲットして・・・

皇大神宮の境内裏手からもう一つの「大江山 元伊勢三社」の「天岩戸神社」に向かう林道兼参道が続いている。

日室ヶ岳(岩戸山)遙拝所・・・一つだけ願いを叶えてくれるという神霊降臨の神体山。

で、天岩戸神社に到着。皇大神宮の奥の宮という位置づけらしいぞ。


安産祈願の御利益のあるという「産釜」なる甌穴と  滝壺の「産盥(うぶたらい)」があるらしいが 葉っぱが生い茂ってよくわからず・・・


ニョロの季節になったなあ・・・


こちらが「天岩戸神社」。岩の上に貼り付くように建てられているんで鎖を伝ってアクセスじゃ!


日室岳の下を流れる宮川渓流に、秘境天岩戸神社があり、岩壁にはりつくように鎮座しています。天照皇大神がお隠れになったという伝説の地。天降った神々が座したと伝えられる巨大な岩「御座石」、神楽を舞ったと伝えられる岩「神楽石」など巨岩とうっそうと茂る森が、神秘的な雰囲気を感じさせます。この少し下流には神様が湯あみをしたという産釜・産だらいという大きな甌穴(水の流れが小石を転がしてできた岩のくぼみ)があり、日照りの年でも水が湧き出てくると言い伝えられています。宗教法人大本(おほもと)の開祖出口なお、王仁三郎は、当地を元伊勢として尊崇していたことが知られています。天岩戸神社にある産釜・産だらいの岩穴の霊水「生粋の水晶のお水」を汲み取り、これをご神水とされました。(元伊勢内宮皇大神宮 旧HPより引用)


早くも足腰にガタが来ているが まだ旅は始まったばかりじゃ!
続くッ!!

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