2024年10月7日

ニューマシン FLAIR CROSSOVER ZT 参上!!

 

・・・と、いうわけで この数年間 リンちゃんに事故から守ってもらっていた我が愛車・にせハスラー号。

先代・カナブン号(MAZDA DEMIO)から引き継いで7年間、あっちこっちにわしを運んでくれたんだが この日曜日に役目を終えて下取りの旅に向かってしまったな。

軽自動車ゆえ長距離移動にはキツかったような気もしたが 燃費も良かったし通常運転ならスピードも普通に出ていたし 一人乗りでの使用しかなかったから狭さもさほど感じなかったし わしの行くところは主に僻地で狭い道も多かったから小回りも効いて なんだかんだでお世話になったし、特に不便も無く気に入っていたんだが・・・この度 新車に買い替えることにしたぞ。

買い替えに至った理由としては 今年11月に7年目の車検を迎えること、前回の半年毎点検で 足回りとかいろいろ経年劣化でヘタっていて その修理で数万の見積が出ていたこと、走行距離も16万キロ目前で軽にしては十分すぎるくらい走っていること、すでにタイヤがスリットカートの如くツルツルテン状態で これも数万かけて買い替えないと到底車検は通らないこと・・・などなど色々あるんだが、一番の理由は「来年還暦を迎えたら給料やボーナスがどのくらい減るのか読めない」・・・つまりローンを組むなら今しかないだろう、という事だな。

ホントは新車に買い替えるなら 来年2025年の7月5日に日本がどうなっているか 確認してから検討しても良いかとは思ったんだけどな。(←割と真剣にそう考えていたらしい・・・)

で、こちらが今週からわしの愛車となった「マツダ・フレア クロスオーバー ZT」
すなわち、「にせハスラー・タフワイルドもどき号」じゃああああ!!

(゚Д゚)クワッ!

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まあ、知っている人は知っていると思うが、フレアクロスオーバーはSUZUKIのハスラーのマツダOEM版。グレードの「ZT」シリーズは ハスラーでいうところの「タフワイルド」仕様じゃ。

なぜSUZUKI ハスラーではなくマツダのフレアクロスオーバーを選んだのかと言えば・・・単にマツダディーラーとの付き合いが長いからじゃ。初代愛車のフォード・レーザークーペ号、2代目愛車のユーノス・ロードスター号、3代目のDEMIO・カナブン号、そしてこの4代目 にせハスラー号まで なんだかんだですべてマツダブランドで過ごしてきたから 今更ディーラーを変える勇気がなかったのじゃ。

中身は同じ車だが マツダとスズキで何が違うのか わしなりに考察してみたんで これから購入を検討されている方がおられたら少しは参考にしてもらえれば幸いじゃ。

まずは価格だが 正直フレアクロスオーバーはハスラーに比べて少々高い。
何故OEMなのに高いかと言えば ハスラーのオプションが最初から標準装備で付いているからなんで 同じグレードとオプションを選べば価格差はないはずなんだが・・・選択肢が少ないというのがネックだな。

ボデイカラーもZTでいえば2トーンが「くすんだ白 / 屋根が黒」、「くすんだ水色 / 屋根が黒」の2種、単色は「黒っぽい色」とわしが購入した「なんたらカーキ」の2種、計4色のみ。ハスラーのタフワイルドは6色だから2色の差があるな。
「最近はくすんだ色が流行り」と言われてもなあ・・・確かに2トーンのこの色はよく見るが  わしは「あまり見かけないだろう」という理由でカーキを選択。

ダイハツのタフトやデリカミニはカーキ系統ばかり見かけるが ハスラーってカーキはあまり見ない気がするぞ。まあ マツダのエンブレムを付けている時点でさらに希少な存在なんだけどな。

あと マツダ版の特典としては ハスラーならバックドアに貼られるはずの「TOUGH WILD」のエンブレムがないぞ。

タフワイルド(もどき)仕様の特徴としてはルーフレールが標準装備。


これも必要かどうかと聞かれると悩んでしまうんだが・・・キャンプの時に車をテントに横付けした時 ルーフレールにタープを引っかけられるな、というのを思いつくが 今のところホントにそれくらいしか思いつかん・・・将来的に社会人をリタイアして日本一周旅行2週目に旅立った時に ルーフキャリアを装着すれば荷物置き場には困らないな、とは思うが 当面はカッコ付けだけの存在じゃ。

内装で言えば 前クロスオーバーは室内の上部にM6サイズの雌ネジが隠されていて そこにロッドホルダーなんかが引っかけられたんだが 今回のZTはそれが省略。
運転席側の上部に取っ手がないから 取っ手に引っ掛けるタイプの天吊りハンモックなんかも装着するのが難しそう。

アームレストには蓋つきの小物入れがついていたが 今回は蓋無しの小物入れとドリンクホルダーに変更されていた。今回のマイナーチェンジで価格は20万近く上がっているが 細かいところでコストカットされているぞ。


窓は360°UV & IRカットガラスを採用。リアに小窓が付いているが こんなところにも曇り止めの電熱ヒーターが仕込まれていたぞ。これは誰得の装備なんだろうか・・・


わしの特注として スペアタイヤキットを追加。これはあまり注文する人がいないのか 部品が間に合わないという事で後日装着じゃ。


標準ではこのように後部座席の後ろの床下に大きな収納スペースが隠されているんだが スペアタイヤ仕様にするとこの収納スペースは潰れてしまう上に リアシートの位置移動が不能となる。
それでも標準装備のタイヤ修理キットではなくスペアタイヤキットをチョイスしたのは 今まで必ず1回や2回はパンクさせているということと、前回のパンク時に修理キットを使ってみたが 修理後にどこまで走行できるのか 当然保証はないし信用できないし 修理キットを使って直したタイヤは 無事に帰還した後は新品に交換しなくてはならない、ということで痛い目にあったからじゃ。フレアクロスオーバーのタイヤサイズって 結構レアだから軽の分際で金を食うからな・・・

あと、先代にせハスラー号ではリアの座席に人を乗せた記憶が全くなかったから この車でもリアシートはフラットにさえなれば前後の位置移動ができなくても特に問題は無かろう。

そしてZT仕様で一番痛かった仕様が 強制的に全方位モニターカメラが装備されている、ということ。
わしはカーナビやオーディオ、ドライブレコーダーはオートバックスかイエローハットで適当に安いもので済ませようと考えていたんだが、この全方位モニターは純正のカーナビにしか対応できないらしい。
正確に言えば イエローハットで確認したが 他社のカーナビでこの全方位モニターカメラを生かそうと思えば 専用のコネクタや変換機を手配すれば使えなくはないんだが 動画をいったん別のフォーマットに変換するんで どうしても画質が落ちる、とのこと。
さらに必要な配線や変換キットもそれなりの値段がするし 工賃もそれなりにかかるし 結局 純正で付けてもらえば取り付け費用が掛からないんで 差があんまりなくなる、ということが判明。


せっかく全方位カメラが(強制的に)付いているのに それを生かせないのでは意味がない・・・ということで 仕方なしに純正カーナビと それに連動させる純正ドラレコを選択。
軽に360°カメラか・・・これは便利なんだろうが しょせん軽だしなあ・・・
イエローハットの見積もりをちらつかせてオプション関係で10万くらいは値引きしてもらったが それでも想定外の価格アップの一因ではあるかな。

発進する時やバックする時は 今までの癖で周囲をきょろきょろ見渡すから 実際のところまだモニターが役に立っている実感はないけど、まあ これも慣れてくるんだろうな。


ちなみに ハスラーの純正カーナビでは エンジンのON / OFFの際にオリジナルのアニメーションOPが流れるが マツダ版にはそんな気の利いた演出は無いぞ。

・・・と、まあ こんな感じかな?
わしからのアドバイスとすれば ハスラーかフレアクロスオーバーかで もし悩んでいる人がいれば 「特別な付き合いやしがらみ あとマツダに弱みを握られている、とかの理由がなければ ハスラーを選んだ方がバージョンの選択肢が多い」ということかな? あとはディーラーとの付き合い方だとは思うが・・・

マツダもスズキのOEMを受けるのはいいけど それならジムニーとかソリオとかも導入すればいいのにな。スペーシアギアとかも後々 扱うようになるのかしら?


リンちゃんの交通安全ワッペンの通信販売が終了したんで 代わりに角大師の呪詛で身の安全を確保して・・・
これからまた10年くらいは付き合いたいと思っているが いろんなところに出かけてみたいと考えているぞ。
よろしく相棒、じゃ!! くはっ!!

5 件のコメント:

  1. 購入おめでとうございます♪
    実は私も昨年、初代ハスラーから新型ハスラーに買い替えました(;^_^A
    初代、新型同じグレードでして、マツダでいうところのXGにターボ付きのモデルです。初代はコミコミで145万でしたが新型は175万・・・オートクルーズなどが着いて便利になったとはいえ髙いな~~~でした。

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    1. なんかこの春のマイナーチェンジで定価が一割くらい一気に上がったようですが 私の購入したバージョンも最初見積もりを見た時は「えっ」と目を疑いました。なんでもかんでも値上がりしているご時世だからある程度は仕方ないんですが・・・
      マツダバージョンは余計な装備までついてハスラーにさらに上乗せした価格設定になってます。私の購入したにせハスラー・タフワイルドもどきで定価約190万、もろもろコミコミだと・・・

      ( ´Д`)=3 フゥ

      前回、前々回の購入の時は事故られた際の保険金があったんで支払いもだいぶラクだったんですが 今回は値引きも下取りも渋かったんで 過去の愛車の中でも一番の高額になりました。
      ヘタな軽より普通車の方が安い場合もある、というのは 判っているんですがのぅ・・・

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  2. 新車購入御目出とうございます。
    拙者も今の愛車購入の頃(2000年2月)を思い出してしまいました。 新車はビニールの若々しい匂いがして、イイですね。因みに、拙者の愛車であるクルマ+バイクの、購入からの経過年数合計が、64年になりました。

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  3. 追伸、クルマは24年、バイクは40年です。走行距離はそれぞれ39万キロ、17万キロの合計56万キロです。まだまだオドメーターリセットまで当分かかりそうです。

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    1. イヌビワさん>最近はエコ減税とかリサイクル料金とかいろいろあるんですが その割に旧車に対する仕打ちというか 10年以上経った車にはペナルティみたいな制度が多くてアレですねぇ。ホントのエコは今あるものを長持ちさせて使いきること、だと思うんですが。
      昔の車のほうが電子部品が少なく 良く言えば頑丈に 悪く言えば作りが単純なんで 壊れにくく部品さえあれば修理も簡単だと思うんですが 難しいところですね・・・

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