さて、月山富田城で雨にたたられ思いのほかグチャグチャになってしまったんで 早急に風呂に入ってサッパリする必要があろう。
と、いうわけでやって来たのは「鷺の湯温泉郷」にある健康増進施設、「夢ランドしらさぎ」。
鷺の湯温泉は神亀年間(724~729年)に開湯したという歴史ある温泉。ネーミングの通り、鷺が足の傷を癒したという伝説があり、尼子氏や歴代藩主の御殿湯としても使われた名湯じゃ。
わしがかつてここに来た時は 施設の充実度よりも泉質を優先させていたんで少し離れた月山富田城近くにある「広瀬温泉月山の湯 憩いの家」を利用したんだが、鷺の湯温泉には未入湯だったのじゃ。(ちなみに「憩いの家」はしばらく閉館していたようだが 令和3年から再営業しているようだな)
で、鷺の湯温泉には他にも旅館系の日帰り温泉可能な施設はあるんだが なぜ今回「夢ランドしらさぎ」を選んだのかと言えば・・・
公営の日帰り温泉施設という事で敷居が低い事と、やっぱりサウナがあるからなんだな・・・(*´ω`)
…と、その前に、ここは食事処併設の施設なんで 風呂の前に先に飯を食うことにしよう。
手っ取り早く「夢定食」だったかな?施設の名前を冠した定食を頂こうと考えたんだが ふと嫌な予感がしたんで確認すると やっぱり定食には蕎麦が付いて来るらしい。
まあ、島根県あたりの内陸部、あるいは出雲周辺だと やっぱり蕎麦がスタンダードになるのは仕方ないか。蕎麦アレルギーなんでそんなものを食べたら その時点で旅は強制終了だからあらかじめ気づいて良かったぞ。
で、チョイスしたのは「どじょう柳川定食」。
やっぱ安来と言えばどじょう掬いだが、身近でありながらそんなに食う機会も無い食材だからなあ。
ま、ドジョウはそれらしい形をした肉片が2~3個入っているだけで 味はほとんどわからなかったけどな。
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さぎの湯温泉 夢ランドしらさぎ
島根県安来市古川町大平寺835
泉質 :含弱放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉 PH 53.8℃
効能 :神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺など
営業時間 :11:00~21:00 水曜定休
料金 :520円
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「夢ランドしらさぎ」にはプールエリアと入浴エリアがあって そのどちらにもサウナはあるようだが 当然ふつうの入浴エリアをチョイス。
こういう施設だからやっぱり循環・塩素殺菌での使用だと思うが 弱アルカリ性という事だが そんなに特徴は感じないお湯だったな。
画像は「夢ランドしらさぎ」HPよりの無断借用だが メインの内湯と露天風呂、水風呂とサウナ、という内容。
サウナ室は5名程度の広さで温度は90~100℃を行ったり来たり。時間帯が良かったのか単に悪天候のせいなのか 客もまばらでTVも付いているんでゆっくり過ごさせていただいたぞ。
ただ 個人的には水風呂がもう少し冷えていたら良かったと思う。
露天は岩風呂があるだけで サウナ後にくつろげる「ととのいスペース」が無いのが残念かな。
ま、そんな感じで今回は あまり長居をすると後々の行動に支障が出てしまうんで サウナ2セットにて撤収。
そんなこんなで「夢ランドしらさぎ」、いかにも公営の入浴施設という感じで敷居は低いし食事処もあるし 地元の人の憩いの場所として人気はあるんだろうな、と感じさせるものはある。
ただ「観光スポット」という趣旨で考えると・・・やっぱり皆生温泉か玉造温泉、松江しんじ湖温泉エリアを選ぶだろうな・・・
まあ、あくまでジモティ向けの施設だと思えば 汗を流す目的で割りきって使うのであれば 覚えておいて損はない施設かもしれないな。
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