2024年5月16日

【旅行記】2024GW・晴れの国パワースポットツアー⑩ 最上稲荷山妙教寺

 

次なるスポットを目指し吉備路をひた走るわし・・・
ふと気が付くと 巨大な鳥居が聳え立っているのが目に入ったぞ。

実はそんなに琴線に触れなかったんで そのまま通り過ぎようとしたんだが、ちょっとスマホでググッてみると どうやら「最上稲荷」の鳥居らしい。なんでも「日本三大稲荷」にも数えられている存在なんだとか。

地元に近くて馴染みのある津和野の太鼓谷稲成も「三大稲荷」とか「五大稲荷」と言われていて 調べたこともあるんだが、京都の伏見稲荷以外の「三大」「五大」稲荷に関しては特に決められたものでなく「言ったもん勝ち」状態なんだが まあそれでも候補に挙がっているくらいならそれ相当のご利益が期待できるし、拝んでおくに越したことは無かろう。

この最上神社、車で行くルートよりも門前町を通って参拝するのが正式なルートらしく、でっかくて目立つ施設の割にカーナビでも入口を探すのに迷ってしまった・・・あと、一昔前の観光地のように やたら有料駐車場にいざなう看板が多くて逆にどう進めばいいのか判りにくい。

当然、早朝なんで門前町の土産物屋なんかは開いてなかったが 寺院正面の駐車場には車を停めることができたぞ。

に、しても 派手というか何と言うか・・・

仁王門・・・らしい。仁王像は撮れてないがな。

普通の稲荷神社に慣れているから違和感を感じるが この最上神社の正式名称は「最上稲荷妙教寺」・・・日蓮宗のお寺じゃ。

根本大堂。

コチラが本殿。

神仏習合の祭祀形態が特別に許された 仏教の流れをくむ珍しいお稲荷様、ということで 鳥居やしめ縄のある神宮形式の本殿なんだとか。

とりあえず散策しますか・・・

やっぱ馴染みのない 神様なのか仏様なのか、、、とにかく 祀られている方が大勢いらっしゃるぞ・・・

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ココのご本尊は最上位経王大菩薩(稲荷大明神)。



1200年前、孝謙天皇の病気を治すために報恩大師が山の中腹にある八畳岩で祈祷をささげいたところ最上位が姿を現したことがこの寺院の始まりなんだとか。

ゆえにその「八畳岩」こそが この最上神社の最強パワースポットなわけだ。

とりあえずこの石段が「八畳岩」そして「奥の院」に続く石段らしい。
どんなところなのか 予習なしなんでサッパリわかんないが せっかくここまで来たことだし時間もあるし、とりあえず拝んでおくか・・・

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と、気楽な感じで登り始めたのは良いんだが、この参道、けっこう本格的な登山道だぞ・・・100Mか200Mくらい進めば辿り着くと思っていたが 実際は30分程度はかかるらしい・・・

登山じゃない、と思っていたからYAMAPもセットしてなかったし服装も靴も普通の格好だったんで すぐに汗が噴き出してきたぞ。

たぶん「行程約30分」というのは普通の若者という条件で わしのような運動不足のメタボのおっさんやご老人は小一時間かかると思ったほうが良いだろうな・・・

岩山登山の趣向・・・

まだまだ奥の院へのルートの半分も来ていないような・・・

なにやら「いかにも修行場」という感じのところに出てきたが、

「題目岩」

高さ8Mの巨岩にお題目が刻まれているからその名が付いたらしい。法華経絡みで鬼子母神も彫られているぞ。

八畳岩へはまだまだ登らなきゃならんのか・・・

八畳岩と奥の院分岐。

八畳岩は後で見ることにして 先に「奥の院」を目指すぞ。

石段を登っていくと・・・

急に開けた場所に出てきたぞ。

昔はこの奥の院までケーブルカーが通されていたらしい。こんなに汗だくで登らなきゃならんのなら残しておいてほしかったな、ケーブルカー・・・



うっ、これは・・・


まさかここまで来るのに1時間近くかかるとは思ってなかったが・・・それにしても道中に他に登山者なんて見かけなかったが ここには団体さんとかご老人の集団とか みなさん涼しい顔をされて参拝しとる・・・


こちらが最上稲荷奥の院、「龍王山奥之院一乗寺」

立派・・・(-.-)

普通この手の岩山の「奥の院」と言えば 巨石群や崖なんかのそばにこぢんまりした祠や社があるだけ、というパターンが多いと思うが ここはちゃんと車道があるんだな・・・そうと知ってれば わざわざ歩いてここまで来たかどうかは・・・

とりあえず自販機で缶ジュースを購入してがぶ飲みして、小休止。
体力が回復したらさっきの分岐点まで戻って八畳岩を目指そう。


巌開明王



飲めないらしい・・・たしかに見た目で飲む勇気はないが。


でもって、こちらが最強パワースポットの噂の「八畳岩」


名の通り 立派な一枚岩の岩屋になっておる。


ふぅ・・・

下山した時には体力的にフラフラの状態だったが、そんな感じで最上稲荷のレポは終了じゃ!


・・・疲れた。

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