2024年2月24日

御所ヶ谷神籠石ハイキング


御所ヶ谷神籠石・・・行橋市の南西部、標高246.9mのホトギ山(御所ヶ岳)の西に伸びる尾根から北斜面にかけて広がる古代の山城跡。

周囲約3㎞、面積35万平方mの大規模な山城遺跡は、7世紀頃、唐や新羅の侵攻に備えて築かれたものといわれ、国の史跡に指定されています。
城の外周には高さ約5mの土塁が巡っており、土塁の基礎に並べられた列石や、排水や防御を兼ねて築かれたという石造りの水門も特徴的。通水溝を備えた中門の城壁は、1,300年前の優れた土木技術を今に伝えている。また、遺跡の中には渓流や美しい住吉池があり、豊かな自然環境の中で歴史とロマンを感じることができる。(福岡県観光WEB 「クロスロードふくおか」より転記


と、いうわけで 馬ヶ岳トレッキングを終えたわしが次に向かったのは すぐ隣に聳える標高246.9Mの低山「御所ヶ岳」

ここには古代、大陸からの攻撃に備えて築かれた「御所ヶ谷神籠石」なる史跡があって いつかは散策しなきゃなぁ~、なんて思っていたわけだが ヒマつぶしで近場の低山を狙っていた今回がそのチャンスだったというわけじゃ。

体調に自信があれば馬ヶ岳からの縦走も検討したんだが、正直 めんどくさかったし・・・2回に分けての訪問じゃ。


登山口から少し歩いたところにある「中門」跡。ここがこの遺跡の中では一番規模が大きくメインの場所となる。



だいぶ崩れているが それでも見ごたえはあるかな・・・


ここから東門を経由して頂上に向かうわけだが 遊歩道の改修工事を行っていて立ち入り禁止・・・まあ工事区間は50Mもないみたいだし、ここで引き返してもアレなんで ここはコンクリ部分を避けるようにワープでやり過ごして・・・

たいして詳しくもないけど他の要所については 例によってYAMAPにアップしているからそちらをご覧いただいて・・・



なんだかんだ言っても250Mもない低山なんで 史跡の散策をしながらのノンビリ登山だから そんなに息も切れないぞ。


シダの急斜面をエイヤッと登ると、


御所ヶ山の山頂に到着。
この山は別名「ホトギ山」というらしいが 「ホト」に何か意味があるのか?と勘繰ったりもしたが 正直わかんなかったぞ。
ただ 馬ヶ岳同様、見晴らしはなかなかのものだったけどな。


ココから尾根を縦走して西門方面へ。


この山は弘法大師の88カ所巡りを模した趣向が凝らされているが 山の中腹に「奥之院」が存在する。
ただ、中身はもぬけの殻になっている単なる崩壊寸前の小屋なんだが・・・


とりあえずここから頂上に向かう登りルートに使うと少し骨が折れそうじゃ。


景行神社・・・景行天皇が熊襲成敗の際に立ち寄って仮宮を立てた場所、と言われていて そんなこんなでここから見下ろす豊前平野一帯は京都郡(みやこぐん)、京都平野と呼ぶようになったんだとか。


ほぅ・・・(*'▽')

2024/02/18 福岡県 御所ヶ谷神籠石 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

ココから先のルートも東門行きルート同様、遊歩道整備工事が行われているんで 舗装したてのエリアはワープでやり過ごして・・・



馬立場石塁。


一周回って西門で大まかな散策も終了・・・


と、まあ「御所ヶ谷神籠石」と「御所ヶ岳」の概要はこんな感じじゃ。
何といっても低山だし ピークハンターにならずに史跡だけ散策するならばトレッキングというよりハイキングなんだが、歴史に興味のある人にはオススメじゃ!

低山で避暑にはならないから 行くなら暑くない時期の天気のいい日が吉じゃ!あと 遊歩道の改修が何時頃に終了するのか 調べてから行った方がいいかもなッ!

ふふぅ~・・・

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