2024年1月7日

スマルカ滝@岩国市由宇

 わしの会社の仕事始めは1月5日(金)で 翌日からはまた三連休。ゆえに新年会が終わった後にサッサと萩の実家に引き上げようと考えていたんだが・・・
2次会で引っ張りまわされて 結局その日はタクシーで帰ることに。

で、土曜日に萩の実家に戻ることになったんだが、実家に帰っても特に何をする予定もなく・・・せっかくの正月休みの延長戦ともいえる3連休、何もしない、というわけにもいくまい。

と、いうわけで下関から高速に乗って一路 岩国へ。

実は岩国の由宇町に「スマルカ滝」なる滝があって、わしも存在とその名前は知っていたんだが 場所が今一つ特定できなかったんで放置していたのじゃ・・・

FACEBOOKとInstagramでフォローさせてもらっている「岩国物の怪地図研究会」さんがこの滝の散策の様子を投稿していたおかげで なんとなく場所が特定できたんで 早速ヒマつぶしに散策してきたぞッ!!

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わしのメモ書きには「スマルカ滝」は由宇町の銭壺山のどこかに流れ落ちている、ということだったが 今回の情報によれば「銭壺山」というよりその隣の大将軍山と観音山の中間あたり、中倉地区の小土路川に流れ落ちているらしい。

今は営業してない由宇温泉から川を挟んで山の中へ進み 中倉集落へ。

こんな山の中でもちゃんと道路が舗装されていて住人がいるんだなあ、と感心しながらやってきた 小土路川にかかる橋。ここが「スマルカ滝」への入り口になる。
ここにくるまでの山道はかなりややこしくて地図だけではたぶん辿り着ける自信はなかったが、カーナビの存在はほんとにありがたいのぅ。

途中にあった「山かふぇ なかくら」なるお店がちょっと気になったが それはまた機会があれば来ることにして、と・・・

橋の上から川を眺めると割と長めの斜滝が落ちているのが判る。
とりあえずそんなに急そうな川でもないし 入り口が判んなかったんで川をそのまま遡上していこうと思ったんだが、

すぐに砂防ダムがあって 川を遡上しながら登ることは無理だと判明。

右手に登ると電柱と 昔の杣道かあるいは砂防ダムを管理するための作業道があるのを発見。石組みのような構造があるから たぶん昔は炭焼きなんかで使われた杣道か はたまた大将軍山、観音山の宗教的なものにつかわれた古道か そんな感じかな。

ただ この道、途中で崩壊している箇所があって そのたびに川に降りて進むようになる。(登りではわかりにくいが下山の時は多少わかりやすかったような・・・)
第二の砂防ダムが見えたときには「ほんとにこのルートで合っているのか?」と、少し心が折れそうになってきたが、、、

右手の谷に長い斜滝を見たときに「もうこれがスマルカ滝でいいじゃない」と思ったが 問題のスマルカ滝はこの斜滝のすぐ先に流れ落ちていたぞ。

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川がカーブを描いている先に この大岩を見ることが出来るが、これが目印。
噂のスマルカ滝はこの岩の直下に流れ落ちているんだが、山道からは見えない位置にあるんで注意されたし。

大岩の下から見るとこんな感じのゴルジュになっているから 滝の全貌は正面に回らないと拝めないぞ。

こちらが「スマルカ滝」と思われる一品。

わしの資料では落差11M、ということだが どう見ても4Mくらいかな・・・

メインの大岩からの流れからゴルジュを抜けて 下の斜滝までの総計で考えるとそのくらいあるのかもしれないが、普通そんな測り方をしないだろうし・・・というのがイマイチ断定する自信のない理由なんだが、まあ滝は時間とともに徐々に姿や位置を変える生き物だからなあ。

ちなみに今回の散策のヒントをくれた「岩国物の怪地図研究会」さんの投稿によれば、「スマルカ」の「スマル」は山口地方の方言で「つらら」を意味しており、「カ」は「ヶ」、、、つまり「つららヶ滝」の意味らしく 冬季は水の流れが凍ってツララとなり春には溶けて落ちるツララの音が集落に響き渡る・・・という記述が「玖珂郡志」にもあるんだそうな。へぇ~・・・

帰り道は割と杣道も判りやすかったが 橋から随分手前に出てきたぞ。これじゃちょっと入り口が判りにくいよなあ・・・特に目印なんかは残さなかったけど。

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岩国を離れ周東町の「盆地飲農(ボンチーノ)」、「はにぃすぽっと」さんのはちみつソフトクリームなどをいただいてカロリー補給。

このあと、久しぶりに三丘温泉のバーデンハウスでサ活をもくろんでいたんだが 休業中だということまで知らなかったな・・・

周南エリアって意外にサウナ付き入浴施設って思いつかない(下松の健康パークくらいかな・・・)んで 一気に防府まで高速で進んで「和の湯」にてサ活とサウナ飯など。

そろそろどっかで焼き牡蠣を食いたいのぅ・・・ふぅ・・・。

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