2023年3月31日

小豆島、どうしましょ#10「二十四の瞳映画村」

 

小豆島といえば 映画「二十四の瞳」を思い浮かべる人も多いんじゃなかろうか?

「上弦の壱・黒死牟が6つの目、仮面ライダーアマゾンの十面鬼ですら20個しか目がないのに・・・!」と、驚いた人も居ようかと思うが この映画はそんなおどろおどろしいストーリーじゃなかったと思うぞ。(←実は映画もTV放送も観たことがない・・・)

と、いうわけでやって来たのは「二十四の瞳映画村」

時間帯もあろうが たぶんこの島に来る観光客はココに来るのが定番コースになっていると思われるんで チケット売り場には行列ができていたぞ。

しかし ある程度 年配の人は判るんだが 20そこそこの若いアベックが目立つな・・・果たしてその客層のどのくらいの割合で この映画を知っているとか見たことがあるとか・・・もっと言えば「ホントに興味があるのか?」と思ってしまうわけだ。

とりあえずチケットを購入してゲートイン!
伝家の宝刀、身障者手帳がこういうところでは大活躍じゃ!

「二十四の瞳」は壷井栄による小説で 戦前・戦後の動乱の中でいやおうなく翻弄される教師と生徒の物語。「24」というのは12人の教え子の瞳の数だったんだな・・・

ストーリーは宇宙学校の最終試験を受けるために乗り込んだ宇宙船を舞台に、本来定員は10名のはずだが何故か正体不明の人物がひとり紛れ込んでおり 結果22の瞳が・・・

ん?数が合わないし 宇宙船とは縁遠いビジュアルが・・・

で、ここはその映画撮影のオープンセットを改築した 一種のテーマパークだな。

とりあえず昭和初期の「片田舎の漁村」を再現した街並みをノスタルジーに浸りながら体験できる趣向じゃ。

まず目についたのは海洋堂ギャラリーショップ

エヴァや北斗の拳とか・・・(-_-;)

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こういう感じで昭和を再現したテーマパークって 割と良くあるような気もするんだが「平成レトロ」とか言っている今の若者には逆に新鮮というか 感覚としては別次元のものかもしれないな・・・わしらの世代がなんとか実体験が重なっている最後の世代なんじゃなかろうか?

実は食いたかった「給食セット」・・・

小豆島は「八日目の蝉」の舞台でもあったようで 特設コーナーが設けられていたぞ。

学校のセットを利用した展示コーナー。やはり昭和29年度に公開された木下恵介監督、高峰秀子主演の映画と同時期の作品がメイン。

わし的には2013年の松下奈緒版が気になるが やはり時代を考えると松下奈緒嬢ではハイカラすぎるか・・・

もちろん 当時の学校の様子を忠実に再現したエリアも。

ん・・・?

なにやら校舎内に佇む絵になる少女が・・・

どうやらコスプレイヤーのようだが、堂々と写真を撮る勇気がなくて「校舎を撮影したら偶然写ってました」というテイでしか写真を撮れないわし・・・

当時の漁民の生活を再現したエリア。雛人形はけっこう裕福な家庭のもののようだが。

ちなみに 施設内には映画館もあって 件の「二十四の瞳」が上映されているんで 見たことがないという人も大丈夫じゃ。わしは時間的な余裕がなかったんで見なかったけどな。(十面鬼の映像でもやってれば必ず見たと思うが)

と、まあ 「二十四の瞳映画村」の全貌はこんな感じかな?

ちなみに映画村から少し離れた場所に「岬の分教場」なる こちらは映画のロケ地でもあり小説の舞台ともなった 昭和46年まで実際に小学校として使われていた校舎がある。

今回は載せる写真も少ないが こちらもセット券を買えば入場できるんで時間に余裕のある人は見ておいた方がいいかも。

わしが卒業した母校・萩の明倫小学校もだいたいこんな雰囲気だったかな~。

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そんなこんなで 小豆島ご当地アイスの「しょうゆソフト」などをいただいて 映画村から撤退じゃ!!

ここで売られていたお土産の「悪代官Tシャツ」は ちょっと欲しかったかも・・・

ふぅ・・・

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