さて、この土曜日は先日の休日出社の代休、ということで 久しぶりに山口県第三位の標高1161.7m、西中国山地の雄として知られる小五郎山に登ってきたぞッ!!
YAMAPの過去ログによれば 前回この山に登ったのは2014年だから 実に8年ぶりになるんだな・・・
今回はドローンも持ち込んだんだが 墜落が怖いんでサッと飛ばして終了じゃ!!くわっ!!
今回は通常ルートの反対側・・・河津集落から新たに開拓された「金山谷鉱山ルート」をチョイス。
このルートは距離は短いが その分、急勾配が延々と続く心臓破りのコースなんだが なぜわざわざそんなルートを選んだかといえば・・・
実は今回は登山そのものが目的ではなく 登山口付近に流れている「甲羅が谷」なる沢、そこに流れ落ちているという「甲羅ヶ滝」の調査がメインの目的だったりするぞ。
と、いうわけで 登山で頂上も一応は踏んでおいたが、そのレポはYAMAPに丸投げするとして・・・
小五郎山(金山谷鉱山ルート)2022/10/29 / BARAさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
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さて、目的の「甲羅ヶ滝」だが 登山道入り口の第二砂防堤あたりから沢に入ってアプローチするらしい。
そこから沢登りをしていけば そこそこの落差の滝が2つほどあるらしいが、、、
登山道に入るとすぐに「オンドル→」「←登山道」という案内板が出てくる。これをオンドル方向に向かう。
これが「オンドル跡」。
「オンドル(温突)」というのは 簡単に言えば朝鮮式の床暖房システムって感じ。詳しくはめいめいで調べてくだされ。
で、このオンドル跡のすぐそばに沢が流れているんだが、オンドルを通り過ぎてしばらく歩き
もう陸地は進めないな、という感じになったら沢に降りて岩の上をひょいひょいと上流に向かって100mほど移動。
岩の質はごつごつでそんなに滑りやすいというわけでもないが 水量が多かったらこの沢もどうなるか不明だし 登山ルートでも何でもないんで 行きたい人はあくまで自己責任で。
右からも沢というか 二手に判れているが そのまま進むと・・・
水の流れはか細いが 落差20m程度の立派な流れが現れる。
これが今回の目的の滝なんだが、某・山口ケーブルの「にんげんのGO!」なる番組の滝カードでは こちらを「甲羅ヶ滝」としている。
わしはその番組は見れないからどういう紹介をしていたのかは不明だが、ネットの情報を総合すると この滝は甲羅が谷のF3・・・つまり下流から3つ目の滝、とされていて 問題の甲羅ヶ滝は この滝のさらに上流に進み、左右の分岐を右にとって「F10」・・・つまりあと7つほど滝をクリアした先に現れる滝、だとしている。
そこまで行くにはそれなりの沢登りの装備と技術が必要だと思われるが 少なくともメタボで沢登りなどしたことのない還暦目前の素人のオッサンが 山登りのついでに単独でフラッとアクセスできるわけもなく 今日のところはこの一品を確認しただけで御の字ということにしておこう。
滝から下流を眺めるとこんな感じ・・・
この小五郎山の「金山谷鉱山ルート」なんだが 急登の割に見どころは鉱山跡と修験場跡くらいしかないんで この滝もそうだが できれば谷に隠された多くの滝に向かう横道を開拓してコースに取り込めば もっと集客は見込めるんじゃないかと思うんだが・・・ま、かなりの急峻なコースだから簡単にルートなんかは作れないんだろうけど。
いずれにしてもネットの写真で見た「なるほど、甲羅みたいな岩肌じゃ」と思えるような甲羅ヶ滝までアプローチしようと思えば やはり沢登りの装備と技術と案内人は必須だろうな・・・どっかフリーで参加できる沢登りサークルとかないかしら?
あと15歳若ければ多少の無茶もしてただろうから単独行でアプローチする無謀さもあったかもしれないが もう無茶が出来ない体と年齢なのは重々 自覚しているし・・・
あと この付近にはもう一つの懸念、「河津の滝」も流れ落ちているんだが こちらもネットで調べる限り やはりそれなりの経験と知識がないとアプローチは難しそうなんだよなあ・・・
観光地化しろ、とまでは言わないけれど なんとか拝めるチャンスがないか検討中じゃ。
いずれにしても素人が簡単に手が出せないレベルの滝が残っていくし 体に自由が利かなくなる年齢まで長くないのも判っているんで 難儀なものよのぅ・・・
ふぅ・・・
BARA師匠、お早うございます。
返信削除先日、Youtuber「神々旅行記」さんと広島県「瀬戸の滝」を観に行きました。(かさがみ神社編にちょっとだけ私も映ってますw)
小五郎山、美しいですね!
私も何だかんだで50を越え体力的にも行ける場所が限定されつつあります。(おまけに痛風を発症致しましたw)
残り人生短くなると恐れが無くなる反面、思った様に体が動かなくてまいってます。
皆さん元気でやっておられますか?
紅葉シーズン、なるべく外の自然環境で過ごしたいものです
(滝を調べると必ずBARA師匠のサイトに辿り着くというw)
Vein氏>私も広島の山陽側エリアはもう少し踏み込まないと、と思っているんですが・・・
削除ガソリン代の高騰もありますが体力的に1日動いたら翌日は休息日にしないと仕事に影響するんで連休の使い方にも無駄が出来るんですよね・・・この歳になってインドアで過ごしていた20代、30代の自分に後悔してます。
お疲れ様です。
返信削除先日、右谷山、容谷山に登り、小五郎山は体力的に縦走がキツかったのでパスしました。
滝があるんですね。
しかし、私は登山初心者の域をまだ出ていないので上の方の滝は無理っぽいです。
近く雪が降らなければ小五郎山に登る予定ですが、急登は苦手なので向峠側から登ろうかと思っています。
風待人さん>右谷山はけっこう辛かった記憶があるんで小五郎山までは確かにキツそうですね・・・縦走したことはないけど。
削除小五郎山は向峠側から登ったほうが 特別な目的がない限りは楽しいと思います・・・