2022年6月2日

【自主的島流し・隠岐の旅】⑳島後 隠岐国分寺~中村地区(5/3)

 

妖怪「五体面」の佇むコチラは隠岐国分寺

聖武天皇勅願寺/後醍醐天皇御遷幸の寺院です。
昭和9年、後醍醐天皇行在所跡として国の指定を受けました。
また、平安時代から伝承されている「隠岐国分寺蓮華会舞」が毎年4月21日奉納公演されています。[昭和52年 国指定 重要無形民俗文化財]
境内の「蓮華会之館」には、この舞の資料や公演舞台・奈良時代の瓦・後醍醐帝の資料等が展示されています。
国分寺境内が、平成30年10月、奈良朝期創建当時の柱穴発見(H23)により国指定追加拡大指定を受けました。

<祭神・例祭・神事・芸能>隠岐国分寺蓮華会舞
<創建・建造・構造>741~749年

(「しまね観光ナビ」より丸写し)

ちなみに本堂は平成19年に焼失、平成26年に再建されたものらしい。だから見た目 そんなに「文化財」というイメージがわかなかったんだな。それにしても平成19年にそんな国分寺が消失するようなニュースってあったっけな?

受け付け兼売店を見学

なぜか幅を利かせているアマビエ

後醍醐天皇御在所跡の碑

地蔵堂

王城鎮守社。後醍醐天皇尊像を祀っているらしい。

廃仏毀釈によってぼこぼこにされた「悲しみの石仏」群・・・

ま、敷地内の見どころはこんなとこかな?ここではせっかく入山料を払っているんで「蓮華会之館」にてこの隠岐国分寺に伝わる国指定重要無形文化財「蓮華会舞」とやらのビデオを鑑賞させていただいたぞ。

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ふたたび島を北上して 隠岐島後の北部、「中村」の集落にやって来たぞ。

そういえば水木先生絡みの「アマビエ像」が島後のどこかにある、という話は聞いていたが ここにあったんだな・・・

む、水木先生の銅像もこのエリアにあるのか・・・これは拝んでおかないとなるまい。

隠岐国分寺の後醍醐天皇尊像は拝めなくてもさして後悔はしなかったが こちらは折角ここまで来て拝めないと末代まで後悔しようだしな・・・

こんな普通の住宅地を進んでいくと・・・(道路工事中で車が入れなかったんで歩いてのアプローチだったぞ・・・)

あれか~・・・
水木センセイの周りで一緒に踊るヒトダマが可愛らしいのぅ(´▽`)

この中村という集落が水木先生の本名「武良(むら)」姓のルーツ、ということじゃ。

ちなみに・・・

このブロンズ像のある小学校の前には「唐傘の松」なる町指定史跡・天然記念物の松がある。

周りに何もないからすこぶる目立つんだが、枝ぶり25M、樹高12M、幹回り4.26Mという巨大なクロマツ。

この松の生えている場所は小学校の校庭ではなく 県指定無形文化財で隠岐三大祭りの一つ、「隠岐武良祭風流」の催事場で 日天・月天の2つの神幸行列がココにやって来て松の周りを3周半周り、さまざまな儀式を行う場になっているんだとか。

先のブロンズ像の水木センセイも 実はこの松を眺めながら踊っている、というシチュエーションなんだそうな。

そう考えてブロンズ像を拝ませていただくと ヒトダマも喜んで踊っている意味も解ろうというものじゃのぅ・・・(´▽`)

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