島前の3つの島の散策を終えたわしは いよいよ隠岐の中心となる「隠岐の島町」、「島後」と呼ばれるでっかい島へ渡ることに。
♪あおく かがやく うなばらこえて～
たびだちのときはきた ブルーノア・・・
♪ブルーノア～、俺達の使命は重い～！！ (*￣0￣)θ～
と、軽く懐メロを口ずさんでいたら いよいよ島後に到着じゃ。
写真の台地は島の入り口先端の西郷岬付近。台地のフラットな地形を利用して隠岐空港（隠岐世界ジオパーク空港）があるが、この写真では夕暮れの陰になって暗くてよくわかんないかもしれないが 半円に窪んでいるあたりが「爆裂火口」と呼ばれる噴火口なんだそうな。
・・・この時はまさか今晩 路頭に迷った挙句 最終的にこの台地の上で車中泊をすることになろうとは夢にも思わなかったんだけどな・・・
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フェリーが西郷の港について 真っ先に向かったのは、島唯一の温泉施設、「隠岐温泉GOKA」とやら。
島の中央を縦断する道路を10数キロ走った先に現れるぞッ！！
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隠岐温泉 GOKA
島根県隠岐郡隠岐の島町南方２９６－１
泉質 ：ナトリウム-炭酸水素塩泉 PH6.9 40.3℃
効能 ：筋肉痛・関節炎・冷え性・抹消循環障害・胃腸機能回復・軽症高血圧など
営業時間 ：14：00～20：00 月曜（平日）休
料金 ：500円
※ミストサウナ、打たせ湯、寝湯、気泡浴エリアは水着着用（貸し水着100円）
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受付と浴室の写真は「隠岐の島町HP」より無断借用。
ここは通常の「浴室と洗い場だけ」のエリアは通常の銭湯同様 素っ裸で入るんだが、その先のミストサウナや浴室にギミックのあるエリアは区切られていて 男女共用の水着着用エリアとなる。
わしもサウナには正直 興味があったんだが、営業時間が8時までで おまけにミストサウナが故障中、ということでは何のメリットもないんで今回は却下。とりあえず2日間風呂に入ってないし とにかく髪を洗って髭だけは剃らなきゃな。
受け付けで支払いを済ませていると「明日はお休みです～」と言われたぞ。
そうか、5/2はGW真っ只中ではあるがカレンダー的には平日だったか・・・
と、いうことは営業時間を考えるとココに来るのも今回はこの一回限りという事か・・・
やや薄い琥珀色の湯は肌にツルツル感がしっかり残るなかなかの一品。正直 島の中の温泉だから海水系かな？とか思っていたが こういう感じの湯だとは想像してなかったんで驚いたぞ。
やっぱ火山エリアだからお湯もけっこう複雑というか含蓄があるというか たいしたものだな。
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しっかり温まって二日分の垢を落としてサッパリしたあとは 今日の寝床を探さねばならんのだが・・・
その前に 温泉に来る途中の道沿いに見かけたスーパーで夕飯を物色して、と。
フェリーで調達した「大山隠岐国立公園」の栞には隠岐の主要観光スポットの駐車場、公衆トイレが記載されていて これをもとに車中泊適地を探していたんだが、まず最初に向かったのは「白島海岸」の駐車場。
何故ここを最初にチョイスしたかと言えば・・・単に国道を使って行けるパーキング付き観光地がココしか載ってなかったからじゃ。
で、とりあえず駐車場にはたどり着いたが やはり人っ子一人おらず余りの寂しさに断念・・・
次にやって来たのは「浄土が浦海域公園」・・・が、公園の入り口が判らず やはり断念。
とりあえず先ほどスーパーで購入したサバの味醂干し弁当を 誰も居ない夜の漁港に車を停めていただく・・・
このままここで車中泊をしても良かったんだが、やはり誰も居ない海は怖いというか・・・それに車中泊に「浄土ヶ浦」という名称は心臓に悪かろう。何か得体のしれない存在に襲われて浄土に旅立つ事態になってもアレだしな・・・（←小心者・・・）
この調子で観光地を巡っても どんなところかも知らないで夜間に突撃するのは やはりリスクが大きい、と判断したんで 諦めて絶対安心できるであろうフェリー乗り場のパーキングを車中泊地として利用することに・・・
が、ここのフェリー乗り場、パーキングが有料とは知らなかったんで やはり断念・・・
「それなら空港はどうだろう？」と隠岐空港の付近を車で流していたら 西郷岬の近くに「夕日が見える丘公園」なる公園があることを発見！
一か八かで行ってみたら ここは開けていて高台から海も眺められて街の灯りも見えるし なによりトイレ付きで車中泊の先客が2組居たことが やはり大きかったな。人がいれば安心して眠れるんで 暗くて全貌はよくわからないが この日の車中泊はココに決定じゃ！！（なんだかんだで次の日もココで車中泊をするんだけどな・・・）
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島後は島前の3つの島を足したより広い面積を持つし やはり隠岐観光の中心地なんで 翌2日まるまる一日と 3日はフェリーが出航するまでの時間でじっくり散策する予定じゃ！
そんなわけで まだまだ隠岐旅行レポは続くぞッ！くはっ！！
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