2022年4月21日

「KAPPEI」&「Shadow in Cloud」 B級映画2本を一気観

 

さて、19日(火)の話なんだが、仕事が終わってから駅前のシネマサンシャインに出向いて映画を2本、鑑賞してきたぞっ!

と、いうのも クロエ・モレッツがお気に入りのわしなんだが、彼女の主演作「シャドウ イン クラウド」は観ておきたい、と思っていたんだが・・・

正直 そんなに話題になっているわけでもなく映画COMなんかのレビューを見ても特に評価が高いわけでもない いかにもB級感あふれる映画なんだが、どんなストーリーなのかはどうでもよくて とにかく目的はクロエ・モレッツの鑑賞なのじゃ!!( ゚Д゚)クワッ!

この映画、上映している映画館が山口県内では下関のシネマサンシャインのみで 先週くらいから上映はしていたんだが 上映時間が昼間の2時から一回だけ、ということで「この上映プログラムでは 観客を呼ぶつもりはない、ということだろうな~」と判断して Amazonプライムか何かで鑑賞するしか手がないんだろう、と映画館での鑑賞は諦めていたのじゃ。

まあ、小倉まで出向けば どこかで上映はしているんだろうけど、それにしても下関から出向くには時間帯が最重要だからなあ。

で、週が明けて火曜日に、なにげにシネマサンシャインのHPを確認したら

昼一回の上映時間が 週が変わってレイトショーの20:50~の1回上映に変更になっていたな。しかも4/21日が最終上映になっているし・・・

20日の水曜日はサ活の日なんで 会社帰りに下関せいりゅうのサウナを堪能しなくてはならないんで 行くとすれば今日(火曜日)か最終日の木曜しかあるまい。金曜日の夜に仕事が終わった後に萩の実家に戻る予定もあったし その準備もしなくてはならんし、行けるときに行っておくしかない、ということで 火曜日にムリヤリ行ってきた、という次第じゃ。

で、仕事が終わって上映が始まる9時前まで 時間を潰すためにちょうど「KAPPEI」が捻じ込められたんで ついでにこちらも鑑賞してきたぞ。

この映画、レビューによれば「何も考えずに鑑賞できるコメディ映画」ということだが やっぱりB級感しか感じないわけだ・・・ま、わしの目的は当然 ストーリーやアクションなどではなく上白石萌歌嬢に尽きるんだけどな。

ああ、萌歌はかわええのぅ・・・(*´-`*)

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まずは「KAPPEI」なんだが、正直言えば わしがもう少し若ければ笑えるところはもっとあったのかもしれないな。
わしも30代くらいまでは箸が転がっても笑ってしまうくらい頭の中がハッピーだったが 50を超えるとだいぶ心が醒めたというか 感情を失ってしまったからなあ・・・腹を抱えて笑う、ということもめっきり無くなった自覚があるぞ。

キャストも 萌歌嬢はともかく 週末の戦士たちを演じる役者の年齢が高すぎる(そういう設定だけどな)し エピソードも見ていて痛かったし、ギャグも今一つ 感性に響かなかったぞ。

ただ、「真面目にコメディ映画を作ろう」という気概は伝わって来たんで 映画の出来としての評価はそんなに低くも無いと思う。
キャストが役として笑いを取ろうと演じているのが判るんだが、たとえば河崎実監督あたりなら 役者の演技というよりキャスティングだけ・・・映画のキャラクターではなく実際のキャストの個性だけでお手軽に笑いを取ろうという姿勢が見え隠れするんで わしはあまり評価はしなくないのだ。

「B級映画」の定義はよくわからないが 真面目に作った結果 どこかずれている映画がB級映画でないか?というのが わしなりの定義で、海外の映画にはB級映画は数多くあると思うが 日本映画には・・・昭和の時代にはそれに該当するものはあると思うが 平成以降の邦画では正直あまり思いつかない。監督や製作者 あるいは配給先が「B級」あるいは「C級」「Z級」なんて宣伝している映画はハッキリ言えば「駄作」を言い換えたものだ、と言っても良いと思っている。

この「KAPPEI」は そういう意味では珍しく「B級」と呼べるものではないかと思う。ただ、林家ペー・パー子のキャスティングだけはタレントのパワーに頼り切っていたと思うけど。(ペー・パー子なんかは「月曜から夜更かし」なんかのバラエティでみると面白いと思うが 映画で演技をするわけでもない使い方をされても「お茶濁し」くらいしか感じないし・・・)

ギャグがイマイチ伝わらなかったこの映画だが、先に見た「大怪獣のあとしまつ」と比べるとコメディ映画として真面目に作っているんだと思う。「大怪獣~」はコメディなのか何を伝えたいのか ハッキリ言えば製作者の意図が何も伝わらないまま終わってしまったし ギャグも面白くなかったから 良い悪いの判断すらできなかったし・・・

あと、わしは原作も全く知らないし先入観は0で鑑賞したんだが、ハッピーエンドと言っていいのかどうかも判らない展開だが、オチは「大怪獣~」に比べれば比較にならないくらい良かったと思う。あと 萌歌嬢以外の見どころと言えば 仕事を選ばない山本耕史と小澤征悦かな・・・(´▽`)

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もう一つの「シャドウ イン クラウド」なんだが、こちらもどうしようもないB級映画だが やはりクロエ・モレッツの魅力がなければ「見よう」という気が起こらなかった作りと話題度の作品だと思う。

飛行中の爆撃機が舞台ということで 登場人物も少ないし密室サスペンス的なシチュエーションなんだが、、、
一番がっかり度が高かったのが クロエモレッツ演じる主人公に与えられた「最重要機密」だったということか。

監督が女性という事で ウーマンリブ的な主張をひしひしと感じる映画だったが、それにしてもクリーチャーと肉弾戦を繰り広げるほどパワフルでタフな主人公が どうしても勝てず恐怖のあまりに敗走してしまった相手というのが・・・「なんでだ?」と思ってしまったのは わしだけではあるまいなあ。

それにしても あぁ、クロエはかわええのぅ・・・(´▽`)(←所詮その程度の感想・・・)

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