2021年6月5日

【再録】卑弥呼の墓が山口県にあった!!PART2(2008年3月4日UP)

さて、長門市を後にして いよいよ今回の核心であるスポット、FBI超能力捜査官のマクモニーグル氏が「卑弥呼の墓」と自信を持って断言した「安徳天皇陵(参考地)にやってきたぞっ!

   

長門市・俵山方面から県道34号を進むと 木屋川ダムによって出来た人工湖、豊田湖があるが その外周を左右に進む三叉路のそばにウワサの「安徳天皇陵」はある。

ちなみに 最寄のバス停の名はズバリ、「天皇様」じゃ!! 

ちなみに 三叉路のすぐ近くにはパトカーがネズミ捕りをしているスポットがあるんだが、そのすぐ傍には一部マニアの間で有名な廃墟と化した建物がある。 
心霊スポットではないか?という話もあるにはあるらしいが、聞いた話によるとココはその昔、「安徳天皇陵」にあやかったネーミングの食堂だったらしい。  

そうとう昔の話なんで信憑性は定かではないが、「天皇家の名前をかたって商売をするとは何事か!」ということで とある思想の方々の街宣車の襲来に遭って 結局わずかな期間で店をたたんでしまったんだとか。 
まあ そんなことは今回の話題とは直接関係ないから どうでもいいとして・・・

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ここに葬られていると言う「安徳天皇」というのは 壇ノ浦の合戦で平家が源氏に破れたときに清盛の妻の二位の尼(安徳の祖母)に抱かれて入水した 当時わずか8歳だったという幼帝だ。 

壇ノ浦に身を投げたあと、二位の尼の遺体は長門市の二位の浜に漂着。安徳天皇の亡骸も大捜索の末になんとか網に引っかかって引き上げられたらしいが 移送するときに急に棺が重たくなって動かなくなったことから 仕方なく遺体をココに埋葬した、、、、というのが言い伝えらしい。 

壇ノ浦合戦後の平家の落武者の話は全国いたるところにあるんだが、安徳天皇についても正式な御陵は下関の阿弥陀寺にあるものの、このような宮内庁指定の「参考地」は ココ豊田町の他にも鳥取、長崎対馬、鹿児島硫黄島なんかも認定されているんだそうな。

  今は湖と一体化しているが かつては「烏賊ヶ淵」「御衣洗池」なんてスポットもあったらしい・・・。 

ちなみに「御衣洗池」は天皇の遺体の御衣を洗った池で、「烏賊ヶ淵」は天皇の遺体を引き上げた網を洗ったら烏賊が二匹 生き返って泳ぎだした、という淵らしいぞ。 

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 さて、話を「卑弥呼の墓」説に戻そう。 

上の「御陵案内図」を見ると この安徳天皇陵は典型的な前方後円墳の形をしているのが判る。


天皇家の墓だから古墳っぽい大規模なものになるのも判らないではないが、前方後円墳だとすると壇ノ浦合戦の時代のものと考えるには無理があるし、そもそも いくら天皇家とはいえ 都から遠く離れた山口の地でひっそりと埋葬されたのに これほどの規模の御陵が作れるのか?という疑問が発生する。 

 するとやはり ここはマクモニーグルの言うとおり、長門の国の偉大なシャーマンである卑弥呼を祀ったものだという可能性も ちょっと真実味を帯びてくるわけだ・・・。

しかしながらココは宮内庁の管轄地ということで 普通の人は立ち入り禁止の神聖な場所となっているんで これ以上の調査は不可能。 
もちろん「FBI超能力捜査官」などという得体の知れない肩書きを持つガイジンさんなどは 許可を求めるまでも無く 当然のように門前払いじゃ。

御陵の鉄柵の前で「ガッデム!」と声をあげ悔しがるマクモニーグル氏。
(「ムー」3月号より) 

・・・そんなわけで真偽の程は不明だが、わし個人としては 「安徳天皇の御陵」というより 「卑弥呼の墓」のほうが信憑性は高いような気もするんだがな・・・まあ 「どっちもどっち」ということも言えるけど・・・。  

安徳天皇御陵については下関に宮内庁も「正式な御陵」と認定してる墓がちゃんとあるんだから、わしはこのマクモニーグル氏の説にもう少し支持が集れば 思い切って大規模な発掘調査でもしたほうが良いと思うんだがな。
「ひょうたんからコマ」、ということもあるし もし邪馬台国に関連付けができる遺物でも発見されたら 日本の歴史に革命的な新発見になるし 山口県の一大観光スポットとして町おこしの起爆剤にもなるし・・・

卑弥呼はともかく、まかり間違って女王ヒミカハニワ幻人の存在でも明らかにされた日にゃ アナタ・・・ 


わしはそれでもいいけどな・・・(´ー`) (←?)

4 件のコメント:

  1. BARA師匠、おはヨーグルトです。(少しベタでしたねw)

    >私も邪馬台国は九州だろうと思ってましたが・・・・・まさか!長門とは!!
    これは浪漫を感じますね!
    滝巡りと巨木巡りを何となく趣味としていた頃の新鮮な気持ちが蘇ります。
    前方後円墳がある時代背景から察すると卑弥呼関連である可能性が強く感じられますね。
    山口県あるある>小野小町の墓、楊貴妃の墓、佐々木小次郎の墓、卑弥呼の墓←NEW!
    ・・・・・・・何だか凄い面子ですね!!

    >世間では実在しない剣士と言われている、佐々木小次郎の史跡を辿った経験があるのですが、これについては「岩柳佐々木小次郎/森本 繁」といった本が一番実像に迫っていると思ってます。山伏や尼子氏絡みで岩国にも立ち寄った記録らしい物もあって中々面白いです。

    神社関係は「氷見神社」が一番好きかなぁ~

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  2. Vein氏>どもです。

    この記事が出たときは結構インパクトのある内容で衝撃も大きかったんですが やはり「ムー」記事だからなのか そんなに進展はしなかったですね。(進展って?)あと 静御前の墓もありますが なんとかしてクレオパトラも誘致したいところですね。

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  3. 安徳天皇陵近くの廃墟、ドライブイン「天皇様」跡ですね。完成直後から「不敬だ!」と散々クレームが付いて、間もなく「天王様?」か何かに改名して、暫く営業していました。 中学生だった拙者は、亡き父に連れられてここでチョコパフェを食べた記憶があります。 久しぶりに訪れたところ、骨組みだけの廃墟になり果てていました。
    確かに安徳天皇陵の説明板には宮内庁と出ていたので、信憑性がありそうですね。

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    1. イヌビワ様>ドライブインの話は地元では割と有名なんですが 私がこの周辺をウロウロしだしたのは免許を取った後の話で そのころにはすでにドライブインは無かったと思うんで どういう店だったかという記憶はありません。もう少し豊田湖畔公園側に進んだ道の途中にも何やら売店があったような形跡もあったんですが・・・

      あと、湖畔公園を超えた先のトンネルも ある意味有名な心霊スポットだったりします。具体的にどんな霊が出るのかは知らないんですが・・・毎週のように夜中にここを通過していますが 一度 夜中に走行中 このあたりで散歩だかランニングだかをしている人が暗闇から突然現れたときは心底ビビッた記憶があります・・・

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