2020年12月27日

周防大島の滝 / どうめんの滝

 さて、クリスマスも終わった12月最後の週末・・・

日曜日は天気が崩れるという予報だったんでキャンプや山登りも考えてなかったんだが 土曜日はなんとかいい天気らしいんで何もせずに過ごすわけにもいくまい・・・

てなわけで 前々から気になっていた周防大島の未見の滝をチェックしに一人で出向いてきたぞッ!

まずは文殊山中腹に流れ落ちているという「どうめんの滝」から散策じゃ!

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「どうめんの滝」は大島大橋を渡って島に上陸し左折してしばらく走ったところにある「三蒲」という集落から文殊山の文殊堂に向かう県道の途中に案内板がある。

前に文殊堂に来たのはもう何年前になるんだろう・・・?その時にこんな看板あったっけな?

「どうめん」の意味がわかんないし 恐らく漢字もあるはずなんだが、解説も何もないから詳細は不明だな・・・

この滝に関してはネットでも情報は少ないから 恐らくはわしが県内の滝巡りに飽きて一息ついた後に設置されたんだと思うが わしがこの滝の存在を知ったのもつい最近のことだったりするぞ。なんせ周防大島は萩や下関からは遠すぎるし・・・(下関からだったら大分の別府とかのほうが近いし・・・)

滝巡りから山登りに行動をシフトし始めたといっても 基本 行動がソロゆえ、スタート地点にゴールするピストン登山になってしまうから 文殊山~嘉納山~嵩山の周防アルプスや瀬戸内アルプスの縦走に興味があってもなかなか実行に移せないしなあ。 

とりあえず矢印の方向、わしのにせハスラー号の奥に延びているコンクリ道が「どうめんの滝」の遊歩道になるらしい。

あまり歩く人もいないんだろうな。なかなかの荒れ具合じゃ(;・∀・)

「道を間違えたか?」と不安になったころに前が開けてきて・・・

気づくと後ろに昔の常夜灯のようなものが。

恐らくは昔は雑木もなく ここから海が見下ろせてコレが灯台のような役割をしていたんだろうな。

看板が出てきたんで この道の正解のようだが・・・

看板によれば ここから足元ズルズルの道なき道を降りていくように指示されておる・・・(-_-;) 

ホントか?という疑問を抱えつつ、かといって矢印の先に遊歩道らしきものも見当たらないんで 意を決して竹や雑木を掴みつつ 道なき道を降りていくと・・・

小さな沢と大きな岩が横たわったエリアに出てきたぞ。

ここから足を滑らさないように慎重に岩を回り込んで登っていくと・・・

看板の写真と同じ形状の大岩だから間違いあるまい、こちらが「どうめんの滝」

最上部の大岩が落差4~5M, そこから一枚岩を滑る斜滝があって 総落差は15Mってところかな?

時期的に水量もかなり乏しいが いちおう滝のテイは成していると思う。

たぶん看板を設置した当初は遊歩道なんかも作られていたんだと思うが 非常に危なっかしいルートで遊歩道も近くまで行けるが 滝の正面までアプローチしようと思えば それなりの覚悟と服装、できればロープなどの安全対策を推奨するぞ。

戻りルートで滝の真横から直登してみたら 石仏が祀られている大岩の後ろに出てきたぞ。

この場所は降り口の看板よりもう少し登ったところに当たるんだが、このルートはたぶん昔の文殊堂への参道で 本来「どうめんの滝」はここからアプローチするのが正解じゃないのかな?

ま、どこから降りようが滝に向かう遊歩道などは見当たらないんで そのつもりで。

よそ者の希望としては 看板に滝までのおおよその目安となる距離とルートを示す赤テープ、あと斜面を下るときに体を支えるロープなんかも設置してほしいところだが、この滝を観光に生かそうと思うのは ルートのアクセスの悪さと滝の規模を考えると 一部滝マニアを除いては少し厳しいかな・・・

・・・と、いうわけで 予想以上に危険な目にあったような気もするが とりあえず確認出来て満足じゃ!

次はもう一つの未見の滝、「文殊の滝」を目指すぞッ!!

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