2020年11月25日

Go To車中泊・鹿児島温泉巡り旅⑯ 紫尾温泉 旅籠しび荘

 またまた 鹿児島県で見かけた その土地の食べ物シリーズ。

前にも書いた「ねったぼ」。こちらは紫芋バージョンか。

「竹ん皮団子」

あんこと米粉を混ぜて竹皮で包んでじっくり蒸したお菓子で別名「田植え団子」。

田植えなどの集落層での共同作業に備えて 前日に作っておいてお茶うけにしていたもの、だそうだ。

これも前に紹介した「がね」。さつま揚げの小麦粉バージョンだな。

玉子焼きのようなものは「こが焼き」
伊達巻きの鹿児島版というか 魚のすり身を混ぜた玉子焼きみたいなもんらしい。はんぺんと玉子焼きの中間といったところかな?


で、結局この日の昼食としてチョイスしたのは「がね」と「玉子の甘露煮」。
ちなみに玉子は本来 鶏肉と一緒に煮込んだものだが 卵だけだと100円くらい安かったぞ。(普通に考えたら鶏肉が主役だからな・・・)

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前回このあたりに来た時もチェックはしたはずなんだが もう一度確認しておきたかった「紫尾の田の神」様。


首無し・・・ (-。- ) 


とりあえず 鹿児島県で一番古い田の神さまなんだそうな・・・


他にも何かよくわからん神様が多数 鎮座されているぞ(´▽`)



と、いうわけで次に流れてやって来たのは「さつま町」。

九州エリアにはさすがに素晴らしい温泉地がいくつもあって わしがちょくちょく足を延ばして下関から九州に渡ってくるのは やはり温泉も目当ての一つ。

泉質の素晴らしい湯、絶景の湯、シチュエーションの凄い湯、個性的なジモ泉、インパクトの強い湯・・・というのは それぞれ思い浮かぶんだが その中で泉質やインパクトで記憶に強く残って なおかつ他人にも勧められる温泉を3つ選ぶとしたら・・・

いわば「九州の温泉マイベスト3」だが ズバリ、熊本の辰頭温泉、湯浦温泉、そして鹿児島のここ、紫尾温泉を挙げたいと思うわけだ・・・もちろん九州の温泉地を全て制覇するにはまだまだ時間がかかるから「今の時点で」ということなんだが。


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紫尾温泉の源泉はこの紫尾神社の境内から湧き出している。


ゆえに「神の湯」と呼ばれる訳だが 前回入浴した「紫尾区営温泉 神の湯」ではその泉質、歴史、佇まいなどに深い感銘を受けたのじゃ。


今回 ふたたびこの地にやって来たのは もう一度「神様のお湯」を堪能するためなんだが 今回のターゲットはこちらの「旅籠しび荘」さん。


2種類の独自源泉を持つ紫尾温泉の中でも知られた存在で わしも前回「神の湯」に入浴した際 「こっちも入っておけばよかった~」・・・と後々まで後悔を引きずったままでいたのじゃ。


今回の鹿児島ツアーでも最初からターゲットに考えていた温泉スポットの一つだったりするぞ(´▽`)


受付で女将さんに料金を支払い いざ入湯ッ!!



こちらは宿泊客のみに入浴が許される 川に面した露天風呂。誰も居なかったんで見学させていただいたぞ。
いつかはわしも泊まりでこーゆー宿を利用したいものだが・・・

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紫尾温泉 旅籠しび荘

鹿児島県薩摩郡さつま町紫尾2168
泉質 :アルカリ性単純硫黄泉 
     (丸い浴槽)PH9.4 50.3℃
     (長方形の浴槽:下の湯)PH9.1 42.5℃
効能 :神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、糖尿病、リウマチなど
営業時間 :8:00~21:00
料金 :300円

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貸し切りだったんで内部の写真もバシャバシャ撮らせていただいたが 浴室はこんな感じ。


中央の丸い浴槽は「神の湯」から引いている源泉で


窓際の長方形の湯舟に注がれているのは「しび荘」さんの独自源泉「下の湯」。

こっちのほうはグリーンの色が濃いのがわかるな。ヌルめの湯なんでいつまでも入っていられるぞ(´▽`)


アルカリ泉なんで肌がツルツルする 通称「美人の湯」。硫黄臭が感じられて山口県西部のものとはまた一味違った個性の持ち主じゃ。


いやあ、堪能、堪能♪

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今の時期はちょうど「あおし柿」なる名物のシーズン。


「あおし柿」とは 渋柿を焼酎やお湯に一晩くらい漬けておいて渋を抜く技術なんだそうだが、中国地方や関西では「あわし柿」とも呼ばれているらしいが西日本で広く行われているらしい。


この地方では温泉に付けて渋抜きをするようだな・・・


売り物というより集落の人が自分ちの畑になっているものを持ち寄って利用している感じだな。
柿ってそんなに食べないんだが 神の湯に漬けたものは一回食ってみたいのぅ・・・

ふふぅ~・・・

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