萩市川上惣ノ瀬
落差 20M
この滝は権現山と碁盤ヶ嶽の中間、旧・福栄村と旧・川上村の境目にあるんで どちらのエリアに入れようかと悩んだんだが、アクセスの仕方や案内板の充実度は福栄村側のほうがわかりやすいものの こちらは滝の上からの鑑賞となるんで 全体の姿を拝むことが出来る川上側のほうにリストアップさせてもらうことにした。
福栄村側からは県道沿いにでっかい看板があるんで それにしたがって進み アップダウンの厳しい山道を20分くらい進んだところに滝がある。解説の看板などを読むにはこちらが良いんだが 全体を見るには更に倍以上のトレッキングが必要。
川上側から行くには国道262号から川上村に入り 立野から惣の瀬を経由して福栄村方面を目指す。 横に小川を眺めながら延々と林道っぽい道を進むと 山に登る直前に「ちょっと脇に入る畦道」がある。 それらしき案内板もないから 川に掛かるコンクリの部分を見落とさないように。(←ちょっと、というか かなり判りにくい)
この遊歩道を15分くらいトコトコ進むと 滝つぼの正面に出る。
正直言って もっとわかりやすく看板でも作れば 人もそれなりに呼べる良い憩いの場所になると思うんだがな・・・滝の規模、姿、水量など わしが今まで見てきた県内の山陰側の滝では一番のオススメ。
ちなみに解説板に書かれている滝の由来については
「 その昔、狩を楽しんだ殿様が、帰城の途中、山中から美しい笛の音色が聞えたので、その音色に引き付けられるように近づいてみると、滝のそばの松の木陰で美しい一人の娘が横笛を吹いていました。殿様は、あたかも白いすだれをかかげたような不思議な美景と、その娘に心を奪われ、思わず持っていた扇子を滝壺の中へ落されました。それからこの滝は誰いうとなく扇子落しの滝といわれるようになりました。
また、滝のそばで笛を吹くと不思議に美しい音色に変わるといわれています。滝の落差は約20メートルです。 」
・・・とのことだ。
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