2020年8月5日

【山口県の滝データ】長門市(旧油谷町)の滝 ・大滝 / 名称不明滝

【大滝】

長門市油谷河原 阿惣ダム上流
落差 11M



大坊川ダムの近くに阿惣ダムが2003年に完成したんだが この「大滝」はその阿惣ダムによってできた「大滝湖」に水を注ぎ込んでいる滝だ。 この滝を取り込んで「親水公園」を作っているんで サイクリングやジョギングなどで休憩場所として活用されているみたいだな。

この阿惣ダムは出来たばかりのダムということで 人もおらず静かで そのわりに綺麗に整備されているから なにげにノンビリ出来るポイントだ。

ただ 滝のある親水公園まで向かう ダム湖のまわりの道路は ちゃんと舗装はされているが車止めが取り付けられているので 滝を見るにはダムの管理事務所から1キロばかり歩いて行かなければならない。のんびり歩いていくのもいいけど できれば折りたたみ自転車か原付バイクなんかがあったほうが良いかもしれないな。

滝としては特に特徴の無い 一本滝だ。「大滝」という名前に若干負けているような気もしないでもない。 

資料によると阿惣川には この大滝の上流4キロのところに「紅葉滝」があるという話なんだが、どうみてもこの滝から先に道はないし、沢登をして4キロ進むのか、それとも「大滝」=「紅葉滝」なのか イマイチはっきりしない。これも今後 確認したいと思っているが知っている人があれば教えて欲しいぞ。(このページに記載されている滝については どれもこれも未確認情報が多いんで 知っている人の情報を待っているぞっ)

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【追加情報 H18.06.22】

本日 旧・油谷町の役場に行く機会があったんで 観光担当の方に伺ったところ、「大滝」=「紅葉滝」ということが判明しました。
ただ、スペック的に違いがあるのと、この大滝上流の沢にも何かそれらしいものがありそうな予感もするんで 若干 腑に落ちない点もあるんですが・・・・

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【補足 令和2年6月2日】

YOUTUBEにて 「紅葉滝」の散策記録動画を見つけたんで この「大滝」と「紅葉滝」は別物だと判明しました(-_-)

【河原地区 名称不明滝】

長門市油谷河原
落差 5M(2段)



大坊川上流・天井が岳の麓に流れる滝。

どの資料にも載っていないし 規模的に沢か滝か悩むところなんだが、そばに古い道祖神っぽい石(墓ではないと思うんだが・・・)がいくつもあって それなりに信仰の対象になっていた可能性もあるんで 一応リストに加えてみたぞ。

石に刻まれた文字は判りにくいし 判った所でわしにはほとんど読めないが「天保・・・」という文字が確認できた。だからなんだと言われても困るが・・・

この滝の場所は 大坊ダムから国道491号を一の俣に向かい、俵山方面との分岐点から700Mほど山のほうに登ったカーブの小さな橋のそば、ガードレールのむこうに藪越しに見える。横にケモノ道のような踏み後があって そこから登ると沢の上流に数個の小さい落差も見ることが出来る。
この滝に関しても 何か知っている人がいれば情報を求めているぞ。
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【赤滝湖上流の滝(赤滝か?)】

長門市油谷河原
落差 2段8M



大坊ダムによって出来た湖は「赤滝湖」と呼ばれているのだが、「やまぐちの水」という書籍によると「赤滝」に関する文章が写真入で掲載されている。 一方、「日本ダム協会」のHPによると「赤滝は水没地の地区名。」とあって 滝の存在については語られていない。

結局 「赤滝」という滝があるのかどうかはイマイチ確定できないんだが、一応念のために探してみて発見したのがこの滝だ。

大坊ダムのダム管理事務所から100Mくらい南側に赤く塗られた「赤滝橋」というのがあって その傍に国有林(赤滝地区)の作業・管理用の林道がある。

この林道は赤滝湖に流れ込む沢に沿って道が伸びていて 数個の砂防ダムがあるんだが、最初の砂防ダムの沢の反対側の鬱蒼とした木の陰に隠れるように存在しているのがこの滝だ。(この先の上流にも5~6個の砂防ダムがあるんだが とりあえず確認はしたものの 手ごたえはなかったぞ。)

ちなみにこの砂防ダムは土砂が堆積していて 下に降りれば歩いて対岸まで行くことが可能だったな。(本来はしちゃいけないことなんだろうけど・・・) 

今は雨が少ない時期だからか 流れは確かに細いんだが、2段構造で落差は約8M。とりあえずは滝のテイを成しているし 周りの雰囲気もそれなりにある。これで案内板とか観音様とか祠とかが祀られていたら もっと良かったんだが・・・

「やまぐちの水」に掲載されてた写真は全体の絵が無いから これがそうとは確定できないが、この先の上流にも滝らしきものは確認できなかったし、見ようによっては岩の肌がコケで赤く染まっているようにも見えるんで これが「赤滝」であったとしてもおかしくは無いような気がするんだがな。

※記事は掲載当時の原文そのままをコピー。現状はどうなっているかわかりません・・・

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