2020年7月3日

【山口県の滝データ】下関市(旧下関市)の滝・毘沙門の滝  / 御滝 / 一の滝、二の滝

【毘沙門の滝】

下関市大字松小田
落差 ?M



下関市長府駅の裏、四王司山の登山道にある修行用の滝。見た目どおりショボイ感じは否めないが 霊験新たかな一品じゃ。

落差は2Mくらいだが 上部には水を集めるための「樋」のようなものがあるんで この部分はちょっと滝とは言えないと思う。 その上は3Mくらいの滑滝になっているんで その部分だけ見たら 少しコジツケっぽいが「滝」と言えなくも無いか。

ちなみに すぐ上流にもうひとつ祠があって、ここにも同じような修行用の滝がある。こちらは落差が5Mくらいありそうだが 水を集める「樋」の部分が「毘沙門の滝」よりグレードアップして作られているんで完全に「人工物」としか言えないな。

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【御滝】

下関市内日
落差 ?M



下関市から菊川にむかう途中に 「内日」というのどかな農村地域があるのだが、その田んぼのなかにドドンと鳥居が立っているのが判る。 これが 過去たくさんの神社を見てきたわしが「今まで見た中で一番赤い」という感想を持った「音無稲荷神社」の参道入り口なんだが、この神社の禊用、修行用の滝が「御滝」だ。

道路にちゃんと「御滝→」という看板が設置してあるんで それなりの見ごたえがあるんだろうと思って調査したんだが、ハッキリ言ってルートが非常に判りにくい上に 単なる「岩を伝わり流れる水滴」で いわゆる「まっとうな滝」ではない。

わしも田んぼで働く地元のおっちゃんに聞いて ようやく辿り着いたんだが 正体を見極めたときには脱力し切って全身の力が抜けてしまったからな・・・

この禊用の滝に向かうには 参道のある田んぼを神社と逆の右手側に進み、上にある農業用溜池を越えて湿地帯を進む。 多少の藪はあるが たまに掃除されているみたいで なんとなく道らしきものはある。



この写真のように ちょっと朽ち加減の鳥居と小屋が見えたら そばに小泉首相に似た不動明王が立っているが これが「御滝」だ。
「・・・まさかこれが?!」・・・と、思われるかもしれないが それが「御滝」だ。

・・・もう一回言うが それが「御滝」だ。


ふぅ・・・(´ー`)

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【大王寺 一の滝・二の滝】

下関市大字田倉
落差 7M+4M+@(三段)



いつも滝情報を頂いているAさん(仮名)より教えていただいた滝。

下関市の四王司山といえば「毘沙門の滝」しか知らなかったんだが、その山の裏、下関の長府・安岡線の勝山団地を更に登ると「勝山城跡」という中世の城跡があって、その更に奥に不動明王を祀った「大王寺」というシブいお寺がある。
この滝はその大王寺の禊用の滝なんだが 傍には着替え用の小屋なんかもあって 現在もしっかり使われているようだ。

一の滝は三段で 総落差は7Mくらいだが 四王司山の「毘沙門の滝」と違って こちらは人の手が加わってない天然の滝のようだ。 Aさんの解説では さらに落差4M程度の「二の滝」があるらしいんだが この日は既に夕方7時近かったし 二の滝が一の滝の上流にあるのか下流にあるのかすら判らなかったんで それはまた後日報告するとしよう。



しかし わしのアパートから3キロほどしか離れていない場所に このような滝が隠されているとは、恥ずかしながら全く知らなかったな・・・・それにこの「大王寺」というお寺の存在も知らなかったんだが、なかなか見せるものがあって散策にはオススメじゃ。これは秋以降には是非 この勝山もトレッキングしてみなくてはなるまいなあ・・・


※文章は掲載当時の原文のまま。
もう10年以上昔の話なんで さすがに御滝あたりは何か変化があっても良いような気がします・・・

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